《グレイブ・スクワーマー/Grave Squirmer》 †
効果モンスター
星1/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
(1):このカードが戦闘で破壊され墓地へ送られた場合、
フィールドのカード1枚を対象として発動する。
そのカードを破壊する。
デュエリストパック−ヨハン編−で登場した闇属性・悪魔族の下級モンスター。
戦闘破壊され墓地へ送られた場合にフィールドのカード1枚を破壊する誘発効果を持つ。
同じレベルで単体除去効果を持つモンスターに《オルターガイスト・メリュシーク》が存在する。
このカードは戦闘破壊を条件にするため能動的に発動しづらく、破壊なので効果破壊耐性に無効にされる。
セット状態で相手の攻撃を待つ事で返しのターンのダメージを抑えられるが、あちらも《リンクリボー》をリンク召喚すればダメージを受けないので優位点とは言い難い。
よって墓地発動である点や送りつけても効果を発動できる点で差別化したい。
低ステータスであることは、自身が闇属性であることも相まって、サーチ・リクルート・サルベージが非常にやりやすい利点にもなっている。
また《強制転移》等の送りつけとも相性がよく、上手くいけばライフ・アドバンテージとボード・アドバンテージの双方を大きく奪うことが期待できる。
墓地で発動する効果なので除外には弱いが、《スキルドレイン》の適用下でも発動でき、それを除去してしまえるのも大きな利点と言える。
以上の様に送りつけを使わなければ受け身なモンスターだが、メタとなるモンスターや魔法・罠カードの突破に適したカードと言える。
戦闘破壊依存でない《ライトロード・ハンター ライコウ》と比べ汎用性は低いが、このカードだけの利点も多い。
強制効果なので必ず発動しなければならないが、攻撃してきたモンスターを破壊すればいいので、自分のカードを巻き込む心配はほぼない。
- 「スクワーマー(Squirmer)」とは「うごめく者」という意味であり、直訳では「墓地でうごめく者」といった意味になる。
破壊された時に墓地で発動するモンスター効果は、まさにこのカード名を体現しているといえる。
実際ユベルも《霧の王》(アニメ仕様)の隙を突かれ驚くアモンに対し「死者は別だ」と返している。
- WJ2007年41号でこのカードが紹介されているのだが、カード名が「グレイブ・スクワーマ」と誤植されている。
- アニメでのカード名は中点の無い《グレイブスクワーマー》だった。
またイラストは背景が虹色となっている。
なおアニメでは一度もカード画像は映されず、海外アニメサイトでのみ確認できる。
- デュエルリンクスではイベントにてユベルが使用。
壁及び幅広く対応できる除去として活躍するが、かなり高い攻撃力のモンスター相手でも構わず自爆特攻を敢行するため、それが仇になってしまう事も多い。
関連カード †
※太字は自身が墓地へ送られなくても効果が発動する
収録パック等 †
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