《ゴーティスの紅玉ゼップ/Zep, Ruby of the Ghoti》 †
チューナー・効果モンスター
星２/水属性/魚族/攻 0/守1000
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：このカードを手札から除外し、自分の墓地の魚族モンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターを除外する。
(2)：このカードが相手ターンに除外された場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
(3)：このカードが特殊召喚した場合に発動できる。
このカードを含む自分フィールドのモンスターを素材として魚族Ｓモンスター１体のＳ召喚を行う。
WORLD PREMIERE PACK 2023で登場した水属性・魚族の下級モンスターのチューナー。
手札の自身を除外し、墓地の魚族１体を除外する起動効果、相手ターンにこのカードが除外された場合に帰還する誘発効果、特殊召喚に成功した場合、このカード含む自分モンスターをシンクロ素材に魚族シンクロモンスターをシンクロ召喚する誘発効果を持つ。
(1)は墓地の魚族を除外する効果。
ゴーティスは除外されることで帰還に繋がるモンスターが多いため、その効果に繋がる。
なおコストで自身も除外するものの、起動効果であるこの効果では相手ターンに除外される必要のある(2)のトリガーにはならない。
ゴーティスはトリガーのための除外手段は十分揃っているので、この効果は他にどうしようもない場合に能動的な展開の起点とする事も可能という程度の保険と見ておくべきだろう。
(2)は相手ターンに除外された場合の帰還効果。
発動できるのは相手ターンであるため、トリガーとして使いやすいのは《ゴーティスの大蛇アリオンポス》・《ゴーティスの陰影スノーピオス》などになるか。
それらレベル６モンスターの効果によって帰還に成功した場合、そのまますぐに(3)の効果に繋がり、レベル８魚族のシンクロ召喚に繋がる。
他にも相手ターンで墓地の《ゴーティスの双角アスカーン》とこのカードが墓地に存在する際に《ゴーティスの双角アスカーン》を除外できれば、あちらの効果を発動しこのカード共々特殊召喚して《最果てのゴーティス》のシンクロ召喚も可能。
(3)は特殊召喚成功時に魚族をシンクロ召喚する効果。
基本的には自身の(2)の効果をトリガーに、一連の効果として発動する場合が多いだろう。
あまり活用の機会はないだろうが、他のゴーティスチューナー同様、他の効果で特殊召喚しても発動できることは一応覚えておきたい。
他のゴーティスチューナーとの差異として、相手ターンで除外する必要があるが即時帰還する点、帰還したタイミングでしかシンクロ召喚できない点が挙げられる。
《ゴーティスの灯ペイシス》や《ゴーティスの妖精シフ》は除外された次のターンのスタンバイフェイズと特殊召喚までにタイムラグが発生したが、このカードは速効性がある。
このカードさえデッキにあれば、他２種から相手ターンに出した《ゴーティスの大蛇アリオンポス》から次のシンクロ召喚に直結させられるというメリットは非常に大きく、お互いがお互いの動きを補強できる。
また、ゴーティスチューナーの帰還はいずれも１ターンに１度の制約もあるためチューナーの種類が連続シンクロ召喚の手数に直結するので、併用するのが基本となるだろう。
一方で、シンクロ召喚を行う効果がフリーチェーンではないため、相手の行動に対応する形でシンクロ召喚を行うのが難しい点は他のゴーティスチューナーに劣る。
ただし、チェーン２以降から出すとタイミングを逃す《白闘気白鯨》を相手ターン・チェーン１で狙いやすい手段になるため、差別化は可能。
この場合、このカードをフリーチェーンで特殊召喚できるカードとのコンボで擬似フリーチェーンとして運用できる。
- カード名はスペイン語で「魚」を意味する「pez」のアナグラムだろう。
- イラストのモチーフは「ナガヅエエソ」だろう。
- もしくはキアンコウの幼魚だろうか。
キアンコウの幼魚はイラストのように大きなフリルのようなヒレを持っており、成魚になるにつれよく見るアンコウの姿へと成長していく。
- コナミのゲーム作品において―
マスターデュエルでは、OCGで登場するよりも前に実装されており、OCGのカード名とテキストもこちらで先に判明していた。
関連カード †
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
FAQ †
(3)の効果について †
Ｑ：ダメージステップに発動できますか？
Ａ：できません。(23/09/23)
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