遊戯王カードWiki - 《シンクロ・コントロール》

《シンクロ・コントロール/Synchro Control》 †

速攻魔法
このカードは自分フィールド上及び自分の墓地にシンクロモンスターが存在しない場合のみ発動する事ができる。
１０００ライフポイントを払い、相手フィールド上に表側表示で存在するシンクロモンスター１体を選択して発動する。
自分のエンドフェイズ時まで、選択したモンスターのコントロールを得る。

　対象がシンクロモンスターのみであるため、エクシーズモンスターやリンクモンスターを主体とするデッキなどには腐り、安定しない。
　また、発動条件からシンクロ召喚主体のデッキでは発動できなくなる危険性もある。

　一方で、対シンクロモンスターに限れば他のコントロール奪取カードより高性能である。
　速攻魔法であるため、後攻での制圧布陣への捲りと相手ターンのシンクロモンスターの展開の妨害のどちらの役割もこなすことができる。
　コントロール奪取したモンスターに使用制限はかからないため、攻撃やモンスター効果の発動も問題なく行える。
　また、相手ターンでの妨害として使用した場合、返しの自分ターンまでコントロール奪取でき、各種素材として処理できるのは《エネミーコントローラー》などにはないメリットである。

　シンクロに属するため、《デュエリスト・ジェネシス》によるサーチが可能。
　他のシンクロ魔法・罠カードを利用するデッキにピン挿しする形なら、腐るリスクを抑えられるだろう。

このカードと同じくシンクロモンスターのコントロール奪取を行う《調律師の陰謀》は、このカードと同じパックで初登場した。
あちらは特殊召喚時のみにしか発動できないが、ライフコストがなく、除去されない限りは永続的にコントロールを奪える。

現環境では【シンクロ召喚】型のデッキの使用率は減っているが、それでも【カラクリ】等のようなシンクロモンスター中心のデッキは少なからず存在する。
エクシーズモンスターの登場で、《エヴォルカイザー・ラギア》を主軸とするデッキや【代償ガジェット】などの、シンクロ召喚をしないデッキも増えつつあり、発動条件を苦にしないデッキタイプなら、大きな活躍が見込める。
出た当初はシンクロモンスターが使いにくくなるデメリットから、採用率は高くなかったが、次第に評価が上がっているカードである。

Ｑ：効果処理時に対象に選択したシンクロモンスターが裏側表示になった場合、効果は適用されますか？
Ａ：いいえ、適用されません。(14/04/17)

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