《トークン》(リシド)

このカードはトークンとして使用する事ができる。

リシド:『奈落の底へ落ちる覚悟を決めよ・・・』

 トークンパック Vol.4で登場したトークンカード
 イラストはリシドと《アポピスの化神》が描かれている。

  • 原作・アニメにおいて−
    原作・アニメDMの登場人物の一人でイシュタール家の使用人。
    出身は不明とされ元は捨て子であり、当時墓守の儀礼を行う後継ぎとなる男児が出来なかった先代のイシュタール家当主が後継ぎとして育てるが、実子であるマリクの誕生と共に使用人に降格させられる。
    マリク誕生後は当主から虐待を受けるが、拾ってもらった恩義から反抗することはなくイシュタール家の後継者であるマリクを守ることが自身の使命と考えるようになる。
    彼がグールズを結成してからもそれは変わらず、マリクの右腕としてグールズを支える最強のレアハンターとなる。
    バトルシティ編ではマリクの影武者として暗躍し、マリクの分も合わせて計12枚のパズルカードを易々と集めマリクと共に予選を勝ち上がり、決勝トーナメントにて「マリク・イシュタール」として城之内デュエルを行う。
    レアハンター最強の名に恥じぬ腕前で城之内を追い詰めるも、城之内(と闇遊戯)にマリクでないと見破られかけた為にマリクの指示で《ラーの翼神竜》コピーの使用を強要される。
    本意ではない形で使用した結果、鉄槌が下り、気絶してしまったことにより敗北する。
    その後は昏睡状態となっていたが、バトルシティ決勝戦の「闇遊戯vs闇マリク」戦の途中で意識を取り戻して彼らのデュエルに立ち会い、マリクが闇マリクから肉体の主導権を奪い返す切っ掛けを作る。
    デュエル終了後、イシズの計らいで正式にイシュタール家の一員に迎えられた。
  • デュエリストとしての実力は高く、バトルシティ決勝トーナメントに必要なパズルカードをマリクの分も含めた2人分(12枚)を容易く取得している。
    その後の「vs城之内」戦でも自身のデッキの天敵である《人造人間−サイコ・ショッカー》に対しても冷静に対処しており、マリクの指示が無ければ実際は勝利できていた。
  • 顔の左半分の古代文字の文様は、「墓守の儀礼」によって受けたマリクの苦痛を共有するために自ら刻み込んだものであり、それがマリクの闇人格を抑え込む鍵となったが彼が気を失うと闇マリクが出現するようになってしまう。
    そのため、闇マリクからは存在を疎まれ昏睡状態の時に抹殺されそうになるが、闇マリクの気紛れや闇バクラの妨害などにより生存することになる。
  • アニメ版では、本編の数年前に義両親の愛情を奪うきっかけとなったマリクを憎み、抹殺しようとするも良心から中止し、その後マリクが自分を兄のように慕う姿を目の当たりにして抹殺を試みた己の行動を恥じ、彼に謝罪するシーンが追加されている。
  • ボスであるマリクを含め、卑劣な手段を好むグールズのデュエリストとしては珍しく、正々堂々とした姿勢を信条とする高潔な精神の持ち主。
    事実、デュエル中に人質を取る・事実上のデスマッチを行うなどの行為は一切見られなかった。
    (マリクからも「お前のことだから正々堂々と戦ってパズルカードを集めたのだろう」と言及されている。)
    「闇遊戯vs闇バクラ」戦において、マリクの策略で獏良の表人格を盾にすることで遊戯に攻撃を躊躇わせた際に憂いのある心情を内心で見せている。
  • 「vs城之内」戦でマリクの手により自身の知らぬ間に《ラーの翼神竜》コピーを投入された上でその使用を促された際も、一度は拒否している。
    結局は強く命じられたために渋々と使用する形になったが、それが裏目に出たのは上記の通りである。
  • 対戦相手である城之内は、当初はマリクと認識していたために激しい怒りを見せていたが、デュエルを通じてその高潔な精神を感じ取り「真のデュエリスト」と評価を改めた。
    しかし、同時に「お前の様な高潔な人物がマリクではない」との結論に至り、影武者であることを見破られる原因にもなった。
    なお、闇遊戯はリシドの戦術が予選で見せたマリクのものと違いすぎるという別の理由で影武者であることを見破っていた。

関連カード

収録パック等

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