《トークン》(赤馬零児) †
(遊☆戯☆王の日 参加賞収録分)
このカードはトークンとして使用する事ができる。
零児:『ペンデュラム召喚!!出現せよ!私のモンスター達よ!!』
(トークンパック Vol.5収録分)
このカードはトークンとして使用する事ができる。
零児:『二つの太陽が昇る時、新たな世界の地平が拓かれる!
現れ出でよ!DDD双暁王カリ・ユガ!!』
遊☆戯☆王の日 参加賞で登場したトークンカード。
イラストには、赤馬零児と《DDD死偉王ヘル・アーマゲドン》が描かれている。
- 原作・アニメにおいて―
ARC-Vシリーズの登場人物で、レオ・コーポレーションの社長(アニメ内ではCEOとも描写されている)にして対融合次元デュエリスト部隊「ランサーズ」(正式名称はランス・ディフェンス・ソルジャーズ)のリーダー。
赤馬家とレオ・コーポレーションを捨てて融合次元の支配者となった父・零王を倒しスタンダード次元を守るため、あらゆる手段を講じている。
頭脳明晰でデュエリストとしても優秀であり、わずか15歳でプロデュエリストとなっている。
目的のためなら手段や方法を選ばない非情な側面が目立つが、榊遊勝を心から尊敬し彼を罵倒する者を一喝するなど、紳士的な一面もある。
また、経営者ならではの洞察力や行動力、話術も備え、舞網チャンピオンシップでシンクロ次元のユーゴが現れた際には彼の行動を見て「シンクロ次元は敵ではない」と考え、シンクロ次元では最高機関である行政評議会といち早く接触し、交渉を成功させている。
一人称は「私」だが、3年前及び零王との久々の対面後の一部の場面で「僕」と言っている。
- デュエリストとして常にトップランナーを走り続けてきていたが、榊遊矢がペンデュラム召喚を作り上げた際、彼に追いつくために彼を「ペンデュラム召喚の始祖」として意識するようになり、自らペンデュラムカードを分析して作り上げた。
当初は不完全だったが、舞網チャンピオンシップ開催以降では完全なペンデュラムカードの完成に成功している。
また、榊遊矢のエンタメデュエルにも一目置いている。
- 儀式召喚のみ使用していないが、公式ホームページの「超熱血デュエル塾 講義38」によると「使えないのではなく使わないだけ」とのこと。
- 作中では圧倒的な強さを誇り、危うくなる場面も存在するが3年目後半まで無敗であった。
作品終盤では「vsズァーク」戦と「vs遊矢」(3戦目)で敗北している。
- プロデュエリストでありながら一企業の社長(経営者)でもあるという立場であるが、融合次元での「遊矢&零児vs零王」戦では実の父に経営者としての詰めの甘さがデュエルにおいても現れていることを指摘されている。
実の父親から見れば、自分の子供である零児のデュエルタクティクスは周囲から完璧と称されていてもまだまだ未熟な面があるということだろう。
- 公式設定では「ARC-Vのメインライバル」という位置付けであるが、ARC-Vの登場人物が前作までと比べて比較的多いこともあってか、放送3年間で彼のデュエル回数は省略されたものを除けば8回程度と少なめである。
この内、中断されたデュエルが2度あるため、最後まで決着がついたものはその内6回である。
これは、ライバルに相当するキャラクターが複数登場したアニメGXを含めた歴代作品の中でも最少回数である。
- 特に、シンクロ次元ではフレンドシップカップが終わるまでは行政評議会の施設内に幽閉されており、エクシーズ次元では融合次元へ向かうまでは登場することがほとんどなかったため、デュエル描写が少ない。
- 自身の姉である赤馬レイの分身体の一人である融合次元のセレナに関しては、3年前に零児が融合次元に迷い込んだ時から彼女と出会って存在を知っている。
- 当時、実の父である赤馬零王は周囲に理解できない実験を繰り返しており、不審に思った零児は父の装置を使ってスタンダード次元から融合次元への次元転移をすることになった。
転移した先で、出会ったセレナや再会した零王が「侵略」などの不吉な言葉を述べていたことを聞いてしまい、零王によってスタンダード次元に戻される。
その後、零王がLDS社内に残していた情報を調べあげ、世界にはスタンダード次元・融合次元・シンクロ次元・エクシーズ次元の4つの次元が存在していることと、零王の娘であり零児の姉である赤馬レイを復活させる「リバイバル・ゼロ」、人々をカード化して生まれる生命エネルギーをアークファイブと呼ばれる装置に注ぎ込んで起動させ分かれている4つの次元を統合する「アークエリア・プロジェクト」という2つの計画を行っていること、この計画に出会ったセレナやユーリが関係していることを知った。
そのため、作中で別の次元の人間がスタンダード次元に現れた時は誰よりも早くその意味や理由を理解している。
- 漫画ARC-Vでは基本的な性格は変わらないが、遊矢と同様過去の記録が一切なくどこから来たか謎の存在となっている。
素良曰く、零児が現れてから「レオ・コーポレーションが出来上がり、(零児が)この街のソリッド・ヴィジョンを掌握した」らしい。
- こちらでは「零」という言葉を繰り返し使用しており、一種の口癖になっている。
上記の戦術にもそれが現れている。
- アニメでは敵対していた父・零王との関係はこちらでは良好であり、逆に彼の死の遠因となった(と思われていた)榊遊勝やその息子である遊矢を敵視していた。
- 作画の関係からか装着しているマフラーがやたらと目立つデザインである。
漫画版の「遊矢vs零児」(2戦目)では特に顕著になっており、ロープやブーメランに用いる、翼の様に広げて空を飛ぶ、など奇想天外な手段でアクションカードの獲得に利用している。
対戦相手の遊矢からは「エンタメすぎだろあのマフラー!」とツッコまれており、第40話の柱コメント(アオリ文句)では『マフラーとは概念!』と書かれる等、完全に公式からもネタにされている。
また、マフラーのデザインを強く意識したモンスターも使用している。
- 最強デュエリスト遊矢!!ではアニメ版と基本的な性格・戦略・使用デッキ・立ち位置は変わらない一方で、会議中に居眠りする描写が多く、デュエル外での感情の起伏が多いせいか周りから社長らしからぬ指摘を受けるシーンも散見される。
- 零児の声を演じた細谷佳正氏は同作で遊矢役の小野賢章氏と第2ED「Future fighter!」を担当している。
関連カード †
収録パック等 †