《トークン》(覇王十代(はおうじゅうだい)

このカードはトークンとして使用する事ができる。

覇王十代:『我が名は、覇王・・・この世界を支配する者』

 トークンパック Vol.4で登場したトークンカード
 イラストは覇王十代と《覇王城》が描かれている。

  • フレイバー・テキストの台詞は、アニメGXで十代の中に現れた「覇王十代」の思念に対し、十代自身が「お前は何者だ!」と問いかける声に答えた台詞。
    これ以降、十代の精神は増幅した心の闇が作り出した覇王十代の幻影に乗っ取られることになる。
  • 原作・アニメにおいて−
    アニメGXに登場する主人公・十代の「相手を憎んで怒り、傷つけることに快感を覚える」という心の中に潜む闇が増幅したことで、幻影となって表れた人格。
    十代とは正反対の残忍かつ冷徹な性格をしている。
    初登場は異世界編で、破滅の光の影響を受けたユベルが「十二次元宇宙を統一しすべてを終わらせる」という目的のため、覇王十代の象徴たる超融合のカードを作り出すべく、十代の友人であるヨハン・アンデルセンを消息不明にする、「vsブロン」戦にて十代の仲間たちを死んだように見せかけるなど、幼い十代の心を徹底的に追い詰めることで、十代の心の闇を増幅させ引きずり出し、覇王十代を暴走という形で目覚めさせた。
    「覇王」の力とは、宇宙が育んだ生命をすべて消し去ろうとする破滅の光から守るという使命を持つ「正しき闇を統べる者」であったが、子供の心を持ったままユベルの策で強引に顕現させられた結果、「超融合を完成させ、異世界を力で支配する」という目的を抱いて十代の肉体を乗っ取り、その言葉通りに短期間で異世界の一大勢力となり「覇王軍」を結成、「覇王城」に居を構えて民衆を恐怖で支配した。
    異世界のデュエリストを力尽くで覇王城に連れ込み、一人ずつデュエルを挑み倒して消滅させ、《超融合》を完成させるためのエネルギーとする「デュエリスト狩り」を行っていた。
    そして遂に《超融合》を完成させ、その力で異世界での勢力を拡大させていき、南部の一部抵抗勢力を除いて異世界をほぼ制圧するほどの征服を成し遂げていた。
    城門前でジムにデュエルを挑まれ、ジムの「オリハルコンの眼」の力で十代の心の闇を覗き、元に戻そうと必死に奮闘するジムにギリギリまで粘られるも返り討ちにして消滅させる。
    しかし、城に乗り込んできたオブライエンにデュエルを挑まれ、オブライエンが決死の思いで引き分けに持ち込んだことにより「オリハルコンの眼」の力で覇王の人格が消滅する。
    ただ完全に消滅した訳ではなく、その後の「十代vsユベル」戦にて、仲間の無事に安堵し、ヘルカイザー亮やヨハンたちの思いを引き継ぎ、万丈目の「十代が苦しむのは心が子供だからであり、ユベルを倒すには優しさを捨てて「覇王」という真の強さを持たなくてはならない」という助言を翔から聞いたことで、十代の心が急激に成長し、ユベルを倒すために十代自らの意思で覇王を復活させ、覇王本来の「破滅の光から生命を守る」という使命のもと、正しき闇の力を持つネオスペーシアンと共に、破滅の光の影響を受けたユベルに立ち向かう。
  • 暴走時は黒い甲冑に身を包み、赤いマントを纏うという、本来の十代とは全く異なる出で立ちである。
    当初は正体不明の勢力として話を聞いており、十代と同一人物だとは露ほども考えていなかったジムやオブライエンは甲冑から顔を見せた覇王の顔を見て驚愕することになった。
  • デュエルディスクは普段は左腕に円盤の形で装着されており、その周囲に手裏剣の刃のような形で放射状にモンスターゾーンが配置されている。
    デュエルが始まると周囲のモンスターゾーンが旋盤のように回転を始め、次第に一般的なデュエルディスクの形に変形するようになっている。
  • 十代としては持っていなかった強烈な闘気を持ち、その迫力は歴戦の傭兵であるオブライエンさえ「魂の凍えるような感覚」と恐れさせるほどであった。
    ジムとのデュエルで見せた覇王の実力と闘気に圧倒されたオブライエンは恐怖で無様に敗走する姿を見せ、その後も暫く怯えることになった。
    • 「十代vsユベル」戦においても、ユベルの泣き落としが通用せず一切動じていなかった。
  • 覇王化した十代のことを知ったエド・フェニックスは、十代の急激な変化に驚くと共に、ヨハンが行方不明となったことや十代の覇王化という一連の出来事は何者かに仕組まれたものではないかと勘繰っていた。
    • 「相手を憎んで怒り、傷つけることに快感を覚える」という十代の心の内については、光の結社編での「十代vs斎王」戦にて、破滅の光に支配された斎王に指摘されていた。その他、異世界編前半での佐藤先生の「心の闇がいずれ分かる」、プロフェッサーコブラの「窮地に立ったときその身を支える力が十代にはない」という発言なども、覇王の力が現れる前の十代の心に強い影響を与えていた。
  • 《ガーディアン・バオウ》以外の4名は覇王城や、スパイとして潜入していた抵抗組織においてそれぞれオブライエン、エド、ヘルカイザー亮にデュエルで各個撃破され消滅した。
    《ガーディアン・バオウ》については難を逃れ、覇王十代が敗北して元の十代の意識を取り戻した後も生き残った。
    しかし、「覇王の後継者」として成り上がろうと十代にデュエルを挑んだ結果敗北し、結局は消滅してしまった。
  • 当の十代本人は覇王の記憶を覚えていたようで、覇王消滅後は覇王としてデュエルした際の記憶が悪夢として現れていた。
    これがトラウマとなり、十代は暫くの間キーカードである《融合》を使えなくなってしまう。
  • 十代とユベルの愛は、覇王の力を原点として生まれている。
    覇王の力は十代が前世で王子として生まれた時点で既に持っており、国王がこのことを十代の友人であり少年体だったユベルに告げたことで、ユベルは十代が覇王として使命が全うできるようになるまで彼を守るべく、自らすすんで現在のモンスターの姿となり、これを見た十代はユベルに永遠の愛を誓った。
  • アニメGXの「子供から大人への成長」を最も明確に表現している要素である。
    • ヨハンを取り戻すために異世界へ戻る直前に、自然と周囲が十代の後をついていく光景を見たヘルカイザー亮は「十代は自らの行動に伴う責任を理解していない」と述べており、結果的に十代がヨハン奪還のみを意識した結果、仲間たちがブロンの仲間に攫われ《邪心教典》の生贄に捧げられ、心の幼い十代は心の闇に押しつぶされる。仲間たちの命をかけた戦いで自らを取り戻し、心が大人となったことで「優しいだけでは大事なものは守れない」「デュエルは時に大きな責任が伴うこともある」ことに気付くことで覇王の力を真に制御し、そして前世の記憶を取り戻したことでユベルの愛を受け止めた。
    • ダークネス編では「十代vs斎王」戦にて、力を求め続けることから逃れられなくなった斎王に覇王の力に溺れたことを指摘されたが、「力とは、自分の欲望を満たすものではなく、大いなる使命を果たすためのもの」と反論した。また、「十代vsダークネス」戦のクライマックスでは、ダークネスに「人間には、十代のように未来を切り拓いていける力はない」と告げられると、暴走時の黒い甲冑の姿で、心の闇が覇王となり暴走していた際の自らの愚行について述べると共に、それらを通して学んだ自分の信じるものを突き付けた。

関連カード

収録パック等

広告