《トライアングル・エリア/Mysterious Triangle》 †
速攻魔法
フィールド上のAカウンターが乗ったモンスター1体を選択して破壊する。
その後、自分のデッキから「エーリアン」と名のついたレベル4モンスター1体を特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズ時に破壊される。
CRIMSON CRISISで登場した速攻魔法。
Aカウンターの乗ったモンスターを破壊し、さらにエーリアンをデッキから特殊召喚する効果を持つ。
《エーリアン・キッズ》や《惑星汚染ウイルス》の効果の適用下では、発動条件を満たし易く、使いやすい単体除去カードになる。
Aカウンターを利用した除去効果を持つカードには《デストラクト・サークル−A》があるが、こちらは特殊召喚を行う追加効果を持つ。
罠カードを封じられて《毒蛇の供物》や《惑星汚染ウイルス》が使用不能になっても、相手を警戒させられるのも大きな利点と言える。
特殊召喚したエーリアンはエンドフェイズに自壊してしまうので、その前に《毒蛇の供物》で破壊したり各種素材にしたりすると良い。
《ミステリーサークル》による自壊回避や、エンドフェイズの自壊時に《スネーク・ホイッスル》を使い後続を呼び出すのもいいだろう。
《エーリアン・マザー》や《エーリアン・リベンジャー》を使う場合、あちらをアドバンス召喚するためのリリースを確保することもできる。
またAカウンターが置かれたモンスター1体を除去する効果は、自分フィールドのモンスターも対象に選択することができる。
状況次第では、攻撃を終えた自分のモンスターをバトルフェイズ中に破壊し、リクルートしたモンスターで追撃するのも有効である。
ただし、選択したモンスターをこのカードの効果によって破壊することができなかった場合、後半のリクルート効果の処理も行われない。
- 元ネタは、おそらく「バミューダ・トライアングル」だろう。
フロリダ半島(マイアミ)・プエルトリコ(サンファン)・バミューダ諸島を結んだ北大西洋西部の三角形の海域のことである。
この海域を通った船や飛行機が謎の遭難をするという超常現象が多発したとされ「魔の三角水域」といわれていた。
しかし、2000年以降の研究では単に霧やハリケーンの多発地帯であったり、海底から噴き上がるメタンハイドレート(メタンガス)の為に計器が故障しやすい等の理由で、かつての技術では予期せぬ海難を招きやすかったのだろうという論調が強くなっている。
とはいえ、昔から現在に至るまで様々な仮説が提唱されてきた海域であり、ミステリー・スポットとしての知名度も今以て高いままである。
関連カード †
―イラスト関連
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
FAQ †
Q:破壊は効果ですか?
A:カードの効果になります。(08/11/15)
Q:破壊はモンスターを対象にとる効果ですか?
A:はい、そうです。(08/11/15)
Q:特殊召喚は、破壊を条件とする任意効果がタイミングを逃す要因になりますか?(破壊と特殊召喚の効果処理は同時ですか?)
A:効果の処理は別々に行われます。
よって特殊召喚効果を使用した場合、《ユベル》などの効果はそのタイミングを逃します。(08/11/21)
Q:対象のモンスターをリリースや六武衆の様な身代わり効果等によって破壊できなかった場合、特殊召喚効果は処理されますか?
A:このカードの効果で対象のモンスターを破壊できなければ、特殊召喚効果は処理されません。(08/11/15)
Q:この効果でエーリアンが自壊した時、《スネーク・ホイッスル》を発動することができますか?
A:はい、可能です。(08/11/15)
Q:《虚無魔人》がフィールドに存在する時にこのカードを発動できますか?
A:発動でき、もし破壊したのが《虚無魔人》であるならば、特殊召喚も可能です。(09/02/09)
Q:特殊召喚する効果を含んでいますが、発動時に《王宮の弾圧》で無効にできますか?
A:《トライアングル・エリア》の発動にチェーンして、《王宮の弾圧》を発動する事ができます。(09/05/07)
Tag: 《トライアングル・エリア》 魔法 速攻魔法