《トリアス・ヒエラルキア/Trias Hierarchia》 †
効果モンスター
星9/光属性/天使族/攻1900/守2900
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札・墓地に存在する場合、
自分・相手のメインフェイズに、自分フィールドの天使族モンスターを3体までリリースして発動できる。
このカードを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
さらに、この効果を発動するためにリリースしたモンスターの数によって以下の効果をそれぞれ適用できる。
●2体以上:相手フィールドのカード1枚を選んで破壊する。
●3体:自分はデッキから2枚ドローする。
ETERNITY CODEで登場した光属性・天使族の最上級モンスター。
自分フィールドの天使族を3体までリリースして自身を特殊召喚し、リリースしたモンスターの数に応じて除去・ドローを適用する誘発即時効果を持つ。
天使族をリリースする事で、お互いのターンのメインフェイズに手札・墓地から特殊召喚できる。
単に特殊召喚するならば1体のリリースでも可能だが、複数体リリースすれば追加効果が適用される。
2体以上のリリース時は対象を取らない除去で、墓地から出した場合は1:1交換な上に相手の妨害にも使える。
3体リリースならばさらに2枚ドローが追加され、手札から出しても等価交換、墓地から出せばアドバンテージが獲得できる。
リリースコストにトークンなどを用いれば、実質的には上記以上のアドバンテージの獲得も狙える。
【天使族】系統では、【エンジェル・パーミッション】で人造天使トークンをリリースすることで、苦手とする既にフィールドに存在するカードの除去と手札消費の回復を1枚でこなせる。
《創造の代行者 ヴィーナス》・《雲魔物−タービュランス》・《キング・もけもけ》などで天使族通常モンスターを展開してリリースするのもいい。
《宣告者の神巫》とはシナジーが高く、(1)でデッキからこのカードを墓地へ送り、リリースして自己再生させる事で(2)のリクルート効果へ繋がる。
チューナーをリクルートすればこのカードとでレベル10・11のシンクロ召喚へと繋がり、天使族縛りのある《マスターフレア・ヒュペリオン》も初動1枚で出せる。
【サイバー・エンジェル】も中々の好相性であり、リリースコストに《サイバー・エンジェル−弁天−》や《サイバー・エンジェル−韋駄天−》を使って、リリース時の効果を狙える。
儀式召喚でリリースしそこねた《サイバー・プチ・エンジェル》等の処理や、《祝福の教会−リチューアル・チャーチ》によるリリース要員の確保などにも取り回しやすい。
フリーチェーンで使えるため、【天使族】専用のサクリファイス・エスケープとしても機能する。
リリースすることで《スキルドレイン》などの無効化範囲から逃がし、天使族の効果を通すといった使い方もできる。
【天使族】系統以外ではレベル9という点も含めて【ジェネレイド】と非常に相性が良い。
《王の舞台》で展開されたジェネレイドトークン3体をリリースして蘇生すれば、実質的な消費0で大幅なアドバンテージを獲得できる。
ジェネレイドトークンは原則相手ターンにしか存在しないので展開も相手ターン限定だが、相手モンスターの召喚時などに発動して除去を行えば制圧にも繋がる。
【ジェネレイド】以外の【レベル9】でも、《星遺物の胎導》の対象とするレベル9として使え、エクシーズ素材にしてしまえば除外されるデメリットも踏み倒せる。
手札・墓地のどちらからでも発動できるため、《九字切りの呪符》のコストとしても適する。
どのように活用するにしても、特殊召喚を妨害されると大幅なディスアドバンテージになる点は注意。
特に自己再生を狙う場合は《墓穴の指名者》・《屋敷わらし》・《D.D.クロウ》等と妨害手段が多いため、カウンターには特に気を付けたい。
- 「トリアス」はギリシャ語で「三位一体」を意味する。
また、「ヒエラルキア」は中世ヨーロッパのローマ=カトリックにおける聖職者の位階制度で、教皇を頂点としたピラミッド型の組織構造のことである。
関連カード †
収録パック等 †
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