《トリック・ボックス/Trick Box》 †
通常罠
(1):自分フィールドの「Em」モンスターが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた場合、
相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
自分はそのモンスターのコントロールをエンドフェイズまで得る。
その後、自分の墓地の「Em」モンスター1体を選んで相手フィールドに特殊召喚する。
このターンのエンドフェイズに、
この効果で特殊召喚したモンスターのコントロールは元々の持ち主に戻る。
クラッシュ・オブ・リベリオンで登場した通常罠。
自分フィールドのEmモンスターが破壊され墓地へ送られた場合、相手モンスター1体をコントロール奪取し、Em1体を相手フィールドに蘇生する効果を持つ。
Emモンスターの破壊をトリガーに相手モンスターのコントロールを奪えるが、それと引き換えに自分の墓地のモンスターを相手に与えてしまう。
相手フィールドに特殊召喚したモンスターを破壊するとそのモンスターは戻って来ず、エンドフェイズには奪ったモンスターは相手に戻ってしまうため、ディスアドバンテージとなってしまう。
以上の事から単にコントロール奪取として見れば《エネミーコントローラー》等を使った方が効率が良いと言わざるを得ない。
このカード特有のメリットとしては、相手に一時的にコントロールを渡すことと引き換えに、Emを完全蘇生できる点にある。
奪ったモンスターをコスト等に使い、相手に与えたEmを放置してエンドフェイズを待てばカード2枚の消費から1体の蘇生、1体の除去となり1:1交換が成立する。
発動条件が限定されているが、破壊されたEm以外を蘇生することもできるため、選択肢は広い。
《Emトラピーズ・マジシャン》なら効果を使えばバトルフェイズ終了時に自壊するため能動的なトリガーとなり、奪ったモンスターをメインフェイズ2で処理すれば効率が良い。
単純に壁を作る目的で見ても、奪って壁としたモンスターを破壊されるとこちらのモンスターだけが戻ってくるため、巻き返しには繋げやすい。
相手を壁とすることで追撃をかわせるのは、一般的な蘇生手段にはない利点となる。
ただし、Emの中心はレベル4であり、相手に渡したままメインフェイズを挟むとエクシーズ素材等として処理されやすく、リンク召喚実装以降は更に素材利用される可能性が高くなっているため過信は禁物である。
- コナミのゲーム作品において―
『デュエルリンクス』では24/07/04の実装と同時にLIMIT3に指定された。
関連カード †
収録パック等 †
FAQ †
Q:ダメージステップに相手の効果で破壊された場合に発動できますか?
A:はい、発動できます。(15/04/25)
Q:裏側表示のEmモンスターが裏側表示のまま効果で破壊された場合に発動できますか?
A:いいえ、発動できません。(15/04/25)
Q:このカードの効果でコントロールを得たモンスターや相手フィールドに特殊召喚したモンスターが裏側表示になった場合、それぞれのモンスターのコントロールが戻る処理が行われますか?
A:コントロールが移ったモンスターのコントロールは戻りますが、特殊召喚したモンスターのコントロールは戻りません。(15/04/25)
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