《ドラグニティ−ギザーム/Dragunity Guisarme》 †
チューナー・効果モンスター
星3/風属性/ドラゴン族/攻 600/守1600
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚に成功した時、自分の墓地の風属性・レベル4以下の、
ドラゴン族または鳥獣族のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
(2):このカードが装備カード扱いとして装備されている場合に発動できる。
装備されているこのカードを特殊召喚する。
Vジャンプ(2020年10月号) 付属カードで登場した風属性・ドラゴン族の下級モンスターのチューナー。
召喚に成功した時にドラゴン族か鳥獣族の下級風属性1体を蘇生する誘発効果、装備カード扱いの自身を特殊召喚する効果を持つ。
(1)は蘇生効果。
効果無効以外にデメリットは無く、各種素材への運用はしやすい。
対象の範囲の狭さから専ら【ドラグニティ】での採用となるが、種族サポートカードを考慮しなければ【ハーピィ】や【シムルグ】でも使用できる。
【霞の谷】では《霞の谷のファルコン》を蘇生でき、そのまま《霞の谷の雷神鬼》をシンクロ召喚できる。
一方で特殊召喚では発動しないため、【ドラグニティ】で展開の起点となる《ドラグニティ−ドゥクス》と召喚権で競合するのが難点。
(2)は装備カード状態での自身の特殊召喚。
《ドラグニティ−ファランクス》や《ドラグニティ−クーゼ》と同じ効果である。
このカードはレベル3なのでシンクロ召喚先こそ違うが、現状【ドラグニティ】で採用されるレベルは偶数に偏っている。
レベル7の《ドラグニティナイト−ゴルムファバル》ならシンクロ素材にしたこのカードを装備カードにし、そのまま特殊召喚を狙える。
その他、下記の《シューティング・ライザー・ドラゴン》とのコンボや《疾風のドラグニティ》で《ブラック・ローズ・ドラゴン》を出すことができるものの、やはり尖った構築になることは頭に入れておきたい。
《ドラグニティ−レギオン》からレベル6シンクロモンスターは出せるので、そちらを採用するならば優先度が高いか。
《ドラグニティナイト−ロムルス》に繋げることもできるので、リンク素材としての運用も考えたい。
変わったところでは、《シューティング・ライザー・ドラゴン》に繋げるという手もある。
《ドラグニティ−レガトゥス》+《ドラグニティ−レムス》でレベル6を、こちらと蘇生したレベル4鳥獣族とで《シューティング・ライザー・ドラゴン》をシンクロ召喚する。
そして、《シューティング・ライザー・ドラゴン》でレベル3モンスターを墓地へ送ってレベル4にすれば、シンクロチューナーとシンクロモンスターが必要なレベル10シンクロモンスターを出せる。
【ドラグニティ】はドラゴン族シンクロモンスターが多数を占めるため、《真閃こう竜 スターダスト・クロニクル》ならシナジーもしやすい。
一方、上記のように《ドラグニティ−レムス》を使う場合、あちらの制約によりドラゴン族しかエクストラデッキから出せなくなるため、レベル10シンクロモンスターの選択肢が少ない事には気を付けたい。
他には、《苦紋様の土像》と併用する手もある。
《ドラグニティ−ファランクス》や《ドラグニティ−クーゼ》の展開であちらの除去を繰り返しつつ、最後にこのカードと合わせてレベル10ドラグニティのシンクロ素材にできれば無駄も少ない。
【サイバー・ダーク】でレベル7のシンクロモンスターに繋げる事もできるが、その場合属性や種族の面でよりシナジーが大きい《ブラック・ボンバー》もいる。
だが、【サイバー・ダーク】の性質上、《ブラック・ボンバー》を手札に呼び込むよりも、このカードを墓地へ送る方が容易である場合も少なくない。
また、サイバー・ダークの効果を使うこちらは序盤向き、サイバー・ダークを蘇生させるあちらは中盤以降向き、と有効な局面も異なっている。
それらの違いを加味して、それぞれの採用枚数を決めたい。
単にレベル3のモンスターを蘇生させエクシーズ召喚に繋げてもいい。
《アームド・ドラゴン・サンダー LV3》を蘇生させ《マテリアクトル・ギガヴォロス》にし、《アームド・ドラゴン・サンダー LV3》をコストにして効果を使えば1枚ドローでき、相手ターンにこのカードを回収、次のターンにまた召喚できる。
- 「ギザーム」は、かつてヨーロッパで使われていた長柄武器の一種。
槍と鎌が組み合わさった様な形状をしている。
関連カード †
―《ドラグニティ−ギザーム》の姿が見られるカード
収録パック等 †
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