《ビッグ・インフレート・ドラゴン》 †
効果モンスター
星8/風属性/ドラゴン族/攻2500/守1500
(1):このカードが召喚した場合、自分のデッキの上からカード50枚を裏側で除外して発動できる。
このカードの攻撃力はターン終了時まで10000になる。
The Legend of Duelist PROMOTION PACKで登場した風属性・ドラゴン族の最上級モンスター。
召喚に成功した場合デッキトップを50枚裏側で除外して攻撃力10000になる誘発効果を持つ。
効果を使用するためには、最上級モンスターであるこのカードを召喚しつつデッキが50枚以上残っている必要があるため、相当重い。
現実的に使用するなら60枚デッキを使用するのはまず必須、その上で序盤に手札に引き込むために《嵐征竜−テンペスト》などでサーチすることになるだろう。
このカードを召喚できる前に序盤の行動でデッキ枚数が50枚を割ってしまう可能性も高いため、墓地のカードを全てデッキに戻せるようなカードもほぼ必須となる。
最も手軽なのは《究極封印神エクゾディオス》であり、モンスターしか戻せないものの、墓地のカードを戻した上で自身を特殊召喚することでこのカードを召喚するリリースにもなる。
《刀皇−都牟羽沓薙》はフィールド・墓地・除外状態のカードを全てデッキに戻すことができ、アドバンス召喚サポートカードを共有できる。
あちらを相手ターンにアドバンス召喚できれば、相手は手札のカードでしか妨害できなくなるため、こちらで直接攻撃を通しやすくなる。
それ以外で比較的現実的なものとしては、《戒めの龍》は墓地・除外状態のカードを全てデッキに戻すことができる。
ただし、あちらを正規で特殊召喚できる【ライトロード】ではデッキにカードが戻りきらないため、《ファントム・オブ・カオス》等で効果をコピーして使用することになる。
召喚して効果発動できれば自身の攻撃力は10000となるため、1ターンキルを狙える。
とはいえ、同等の攻撃力はレベル4を2体並べ《No.39 希望皇ホープ・ダブル》をエクシーズ召喚するだけでも得られてしまう。
こちらは条件が重すぎることもあり、あくまでネタカードとして楽しむことになるだろう。
除外枚数が大量に増加するためそれを参照するモンスターと相性は良く、《紅蓮魔獣 ダ・イーザ》であれば最低でも攻撃力20000と莫大な値になるが、このカードに召喚権を消費して前準備も必要となる以上、1ターンで更にそれらを並べるのは困難であり、それより攻撃力10000のこのカードで攻め切ることを考えるべきだろう。
- 「インフレート(inflate)」とは「膨らませる」という意味の英単語である。
ドーム型の球場では、建設したドームの完成後、中に空気を入れて気圧を外気圧より高くすることで、風船を膨らませるように屋根を持ち上げる処理、及びそれを維持する構造を指す。
東京ドームでのイベントで配布される来場者パックで登場したことから、こちらを意識したものだろう。
- コストで除外するデッキの枚数、効果で得られる攻撃力共に非常に大きな数字であることと、近年の遊戯王OCGのカードパワーが増加していくことから「インフレーション(インフレ)」とも掛けているものと思われる。
関連カード †
―《ビッグ・インフレート・ドラゴン》の姿が見られるカード
収録パック等 †
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