《フェアーウェルカム・ラビュリンス/Farewelcome Labrynth》 †
通常罠
(1):自分フィールドに悪魔族モンスターが存在する場合、
自分または相手モンスターの攻撃宣言時に、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
その攻撃を無効にし、対象のカードを破壊する。
その後、手札・デッキから「ラビュリンス」カード以外の通常罠カード1枚を選んで自分フィールドにセットできる。
デッキビルドパック タクティカル・マスターズで登場した通常罠。
悪魔族が存在する場合に攻撃を無効にしてフィールドのカードを破壊し、その後手札・デッキからラビュリンス以外の通常罠をセットできる効果を持つ。
悪魔族が必要だが、攻撃を無効にしつつ、フィールドのカードを1枚破壊できる。
破壊したのがモンスターであれば、《白銀の城のラビュリンス》などの持つ「自分の通常罠カードの効果でモンスターがフィールドから離れた」トリガーにもなる。
その後ラビュリンス以外の通常罠をセットできるため、次のターン以降の備えも可能。
《トラップトリック》をセットすれば、「ラビュリンス以外」という制限も無視できる。
反対に、このカードをラビュリンス以外の通常罠に変換する効果と見ることもできる。
ラビュリンスサーチや後述の攻撃宣言時に発動できる通常罠をサーチできるカードも、このカードを経由することで、本来サーチ先でない通常罠にアクセスできる。
自分のモンスターの攻撃でも発動でき、除去及びそれをトリガーにした効果や、後半の通常罠のセットのために自身の攻撃で発動することも十分考えられる。
破械とも相性が良く、このカードで破械及びサポートを破壊することで2枚以上のデッキ圧縮ができる。
あちらは場の維持が容易で、ラビュリンス共々レベル8のモンスターも難なく入るため、レベル8を中心とした【悪魔族】のギミックとしても面白い。
現状、ラビュリンス唯一の攻撃宣言時をトリガーとする通常罠であり、《白銀の城の魔神像》の(2)の効果のサーチ先になれるカードである。
あちらのサーチしたことが筒抜けになるという弱点も、自分のモンスターの攻撃で能動的に発動することである程度補える。
- 「フェアー(fair)」には様々な意味があるが、ここでは「丁重な」「立派な」といった具合だろう。
様々な罠で来客(侵入者?)を歓迎するのが《白銀の迷宮城》では『丁重なおもてなし』に該当するのだろう。
英語名や対象を除去する効果から、「お別れ」を意味する「フェアウェル(farewell)」にも掛かっていると思われる。
関連カード †
―イラスト関連
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
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