《フェスティバルーン》 †
効果モンスター
星8/光属性/幻想魔族/攻 0/守 0
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがモンスターと戦闘を行う場合、その2体はその戦闘では破壊されない。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分か相手のモンスターが攻撃宣言する度に、このカードの攻撃力は1000アップする。
(3):自分メインフェイズに発動できる。
このカードの攻撃力は5000ダウンし、フィールドの他のカードを全て破壊する。
PROMOTION PACK 2025で登場した光属性・幻想魔族の最上級モンスター。
幻想魔族共通の自身が関与する戦闘で戦闘破壊が発生しない永続効果、自分か相手が攻撃宣言する度このカードの攻撃力を1000強化する永続効果、自分の攻撃力を5000弱体化し、このカード以外のフィールドのカードを全て破壊する起動効果を持つ。
最上級モンスターだが、自己特殊召喚効果なども持たないため、他のカードの効果による特殊召喚方法などが必要になりやすい。
(1)は幻想魔族共通の戦闘破壊が発生しない効果。
(2)による強化を狙いやすくなる一方で、その攻撃力を用いた戦闘破壊は行えない。
(2)は攻撃宣言の度に自己強化する効果。
一度の強化値は1000と大きく、他のモンスターで2回攻撃できればアタッカーには十分な攻撃力3000以上で戦闘を行える。
攻撃宣言は相手のものでもよいため、相手ターンに《ディメンション・ミラージュ》や《バトルマニア》で攻撃力を稼げば(3)を次の自分メインフェイズ1に発動することも狙える。
幻想魔族であるこのカードとシナジーもあり、複数回攻撃を行える《幻想魔獣キマイラ》と組み合わせれば、あちらの連続攻撃で攻撃力を上げた後、あちらの効果で攻撃力を0にしたモンスターへ莫大な攻撃力で戦闘を行える。
とはいえ、《幻想魔獣キマイラ》は単体で1ターンキルを行えるほどのフィニッシャー性能を持つため、わざわざ自己特殊召喚もできないこのカードと並べる意味が薄いのが難点。
(3)は自身の攻撃力を5000下げ、全体除去を行う効果。
原則として、この効果は攻撃力を5000下げる処理が成立する状況でなければ使用できない。
つまり発動の時点でこのカードの攻撃力が5000以上であり、かつ効果処理時にフィールドに残っていなければ全体除去は適用されない。
無論、《あまのじゃくの呪い》等で攻撃力がダウンできない状況である場合も全体除去は起こらない。
これについては、類似する《召命の神弓−アポロウーサ》のページも参照。
(2)によって5回の攻撃を経ていれば条件は満たせるだろう。
ただし、自分バトルフェイズで攻撃力5000を超えても最速でこの効果を発動できるのは自分メインフェイズ2であり、全体除去を行う意味が薄いタイミングである。
できることなら自分メインフェイズ1での発動を目指したいのだが、その場合効果耐性もないこのカードで相手ターンを耐える必要が出てくる。
他のカードの効果によるステータス変化を当てにするのも手。
《ライフハック》であればデュエル序盤から攻撃力8000にして即座に発動することも狙える。
攻撃宣言の回数に応じて自己強化するという点では、《流星連打−シロクロイド》とも共通点がある。
あちらはサポートカードが豊富な機械族であり、自己特殊召喚も可能とこちらよりも取り回しがいい。
なので、こちらを使うのであれば自己強化が永続であることや(3)の全体除去を活かしたい。
- カード名の由来は「フェスティバル」+「バルーン」だろう。
- (2)は風船に空気が送り込まれて膨らむ様を、(3)は風船が破裂して周りに被害を与えつつ萎んだ様を表しているのだろう。
- イラストのモンスターはフェスティバルに相応しい色合いではあるのだが、大きなウジャト眼が胴体や風船に描かれており、やや不気味な印象も与える。
関連カード †
収録パック等 †
Tag: 《フェスティバルーン》 モンスター 効果モンスター 星8 光属性 幻想魔族 攻0 守0