《フォトン・サンクチュアリ/Photon Sanctuary》

通常魔法
このカードを発動するターン、自分は光属性モンスターしか召喚・反転召喚・特殊召喚できない。
(1):自分フィールドに「フォトントークン」(雷族・光・星4・攻2000/守0)2体を守備表示で特殊召喚する。
このトークンは攻撃できず、S素材にもできない。

 PREMIUM PACK 14で登場した通常魔法
 光属性以外の召喚行為を制限する代わりに、フォトントークンを2体特殊召喚する効果を持つ。

 《迷える仔羊》の亜種であり、トークンが持つ制約自体は増えている。
 フォトントークンは高い攻撃力を持つが、守備表示特殊召喚される上に攻撃ができない制限を持つため、単純な戦闘要員にはなりづらい。
 また、シンクロ素材にできず、トークンであるため当然エクシーズ素材にも使えない。
 融合素材への制限はないが、《ツイン・フォトン・リザード》の場合、効果の意味がなくなってしまう。

 基本的には【光属性】においてリンク素材光属性モンスター召喚特殊召喚のためのリリース、各種カードコストとしての活用が主となる。
 光属性モンスター召喚行為には制限がないため、実質的に《迷える仔羊》上位互換として扱えるデッキは少なくない。
 《ハイパースター》《常夏のカミナリサマー》《星鍵士リイヴ》《武神姫−アハシマ》《照耀の光霊使いライナ》など、このカード1枚でリンク召喚できる有用なモンスターは多い。
 召喚権を使わないため、光属性モンスター召喚すれば光属性リンク3以上にも容易に繋げられる。

 【光属性】の中でもフォトンカードサーチできる術を持つ【フォトン】【ギャラクシー】では特に活躍が期待できる。
 テーマ内のリンク2ではサルベージ効果アドバンテージを確保できる《銀河眼の煌星竜》も1枚でリンク召喚できるため非常に使い勝手が良い。
 フォトントークンフォトンの名前を持つため、《フォトン・バニッシャー》《銀河騎士》を出す条件も満たす事ができ、《フォトン・オービタル》装備対象にもなれる。
 また、《銀河眼の光子竜》特殊召喚コストの調達や、《ガーディアン・オブ・オーダー》特殊召喚条件を満たすなど腐りやすい最上級モンスター達もサポートできる。
 他にも《聖刻神龍−エネアード》《CNo.107 超銀河眼の時空龍》効果コストにも回せるなど活用の幅は広い。

 光属性の割合が多い【雷族】でも採用が検討できる。
 フォトントークン2体で《常夏のカミナリサマー》リンク召喚できるため展開の起点にしやすい。
 雷族のため《太陽電池メン》を先に召喚していれば電池メントークンの展開も可能。

 また、特殊召喚に制限がある《光と闇の竜》《虚無の統括者》《威光魔人》等や、追加効果光属性リリースを求める《轟雷帝ザボルグ》の補助にも有効。
 3体のリリースを必要とする《ギルフォード・ザ・ライトニング》《モイスチャー星人》の補助も可能で、《神獣王バルバロス》ではなくそれらを採用する意義も生まれる。
 【神の居城−ヴァルハラ】の様な光属性最上級モンスターが多くなりやすいデッキでも採用でき【冥界軸最上級多用】でも検討ができる。
 《迷える仔羊》の主運用法同様に、(光属性以外の)最上級モンスターアドバンスセットに使用してもいい。
 フィールドに立たせたり、アドバンス召喚に成功した時の効果がメインの場合、《連撃の帝王》相手ターン召喚させるのもまた一つの手。

 その他、光属性儀式召喚リリース要因としても使える。
 《大邪神 レシェフ》ならばちょうどレベルを満たし、手札でダブついてもコントロール奪取効果コストにも使える。

 変わった所では、《魔霧雨》等の攻撃力サポートにも使う事ができる。
 《ザ・カリキュレーター》攻撃力強化に貢献するのも面白い。

  • 漫画での初登場時は守備力が0である事のみが記されており、攻撃力については不明だった。
    OCG化にあたって攻撃力2000という数値が設定され、《銀河眼の光子竜》のサポートが可能となった。
    これはその後の本編での登場時にも活かされている。

関連カード

このカードを使用する代表的なデッキ

収録パック等

FAQ

Q:《フォトン・サンクチュアリ》を発動したターン中に、相手《血の代償》光属性モンスター召喚しました。
  この時に《クローン複製》発動する事はできますか?
A:はい、できます。(13/03/23)

Q:相手《血の代償》光属性モンスター召喚した時、《クローン複製》発動しました。
  この後、同一ターン中に《フォトン・サンクチュアリ》を発動する事はできますか?
A:はい、できます。(13/03/23)

Q:地属性モンスター召喚しようとしたところ、《昇天の角笛》無効にされました。
  このターンに《フォトン・サンクチュアリ》を発動する事はできますか?
A:いいえ、発動できません。(13/04/06)

Q:《フォトン・サンクチュアリ》を発動したターンに、《バースト・リバース》発動して、光属性以外のモンスター裏側守備表示特殊召喚することはできますか?
A:いいえ、フィールド属性が参照できなくとも、《バースト・リバース》対象に選択できる墓地モンスターは、光属性のみとなります。(15/08/19)


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