《フリント/Flint》 †
装備魔法
このカードの装備モンスターは、表示形式の変更と攻撃宣言ができなくなり、
攻撃力が300ポイントダウンする。
装備モンスターが破壊された場合、
フィールド上のモンスターを1体選択し、
そのモンスターにこのカードを装備する。
RISE OF DESTINYで登場した装備魔法。
装備モンスターの攻撃宣言と表示形式の変更を封じる効果、装備モンスターが破壊された場合に別のモンスターに装備する効果を持つ。
基本は相手のモンスターに装備させて攻撃不能にし、戦闘破壊を狙うという使い方になる。
しかし、破壊以外の方法で装備モンスターがフィールドから離れると使い回しができず、攻撃抑止役として使うには力不足である。
自分のモンスターに装備することもできるが、大抵の場合デメリットにしかならない。
相手モンスターを戦闘破壊する事に意義があるデッキなら、繰り返し使える弱体化なので使い道は出てくる。
しかし、戦闘破壊の補助としては弱体化の数値が低く、《破邪の魔法壁》で全体強化するのとあまり変わらない。
装備魔法ではより低下値が大きい《魔界の足枷》等を使った方が良い。
ただし、こちらは《No.103 神葬零嬢ラグナ・ゼロ》で破壊した場合に使い回すことができる。
また【調理師エクゾ】ならば、攻撃力1800に対して1400で自爆特攻を繰り返すため、戦闘ダメージを最小限にするために採用の余地もある。
相手フィールドに装備可能なモンスターがいない場合、自分のモンスターに装備せざるを得なくなる。
見方を変えれば、相手モンスターが全滅しても自分フィールドにモンスターがいれば、このカードを維持できるということでもある。
とはいえ、弱体化の影響は免れないので、維持するなら《フリントロック》を使用したい。
自身が再装備される場合は対象に取るため、《青き眼の乙女》など「対象になった場合の効果」を使える。
《フリントロック》を組み合わせれば効果を繰り返し使うことも可能になる。
- 「フリント(flint)」とは、英語で火起こしの道具の「火打ち石」または岩石の一種の「燧石」を意味する。
- コナミのゲーム作品において―
元ネタはKONAMIのビデオゲーム『XEXEX(ゼクセクス)』に登場した謎の物体・フリント。
自機フリントロックの主武装として活躍する、端的に言えば『グラディウス』シリーズにおけるオプションに相当する存在である。
パワーアップアイテムを取得することで最大3本の触手が生え、この触手は武器や盾として活用できるほか、耐久力のある敵には弱点部位にフリントを埋め込ませることで継続してダメージを与えることも可能。
この埋め込み攻撃がカード効果の元ネタだろう。
イラストの背景は2面の分子ステージのものだろうか。
関連カード †
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
FAQ †
Q:相手モンスターに《フリント》を装備させてそのモンスターが破壊された場合、次に装備させるモンスターは自分と相手、どちらが選択しますか?
A:自分で選択します。
相手モンスターに装備魔法を装備しても装備魔法のコントロールは移りません。
Q:《マクロコスモス》適用中にモンスターが破壊されても《フリント》はフィールドに残りますか?
A:一度除外された後、改めて効果の発動をしてフィールドのモンスターに装備されます。(08/07/03)
Q:《エンド・オブ・アヌビス》が存在する状態で《フリント》の再装備される効果は適用されますか?
A:その場合、《エンド・オブ・アヌビス》によって効果が無効化されます。(09/05/15)
Q:このカードと装備モンスターがカードの効果で同時に破壊された場合、再装備される効果は発動しますか?
A:いいえ、発動しません。(10/11/10)
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