《ブローバック・ドラゴン/Blowback Dragon》 †
効果モンスター
星6/闇属性/機械族/攻2300/守1200
(1):1ターンに1度、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
コイントスを3回行い、その内2回以上が表だった場合、その相手のカードを破壊する。
天空の聖域で登場した闇属性・機械族の上級モンスター。
コイントスの判定次第で相手フィールドのカードを破壊する起動効果を持つ。
また、《ガトリング・ドラゴン》の融合素材でもある。
デメリットなしで、50%の確率で相手のカードを破壊できるので、毎ターンアドバンテージを稼げる可能性がある。
《リボルバー・ドラゴン》と違い魔法・罠カードも除去できるため、永続魔法・永続罠を多用するデッキの対策にもなりやすい。
効果発動時には破壊が確定していないため、《我が身を盾に》や《スターダスト・ドラゴン》の効果をチェーン発動されることもない。
《可変機獣 ガンナードラゴン》を利用することで、《機甲部隊の最前線》での特殊召喚が可能。
しかし上級モンスターとしては攻撃力がやや低く、現環境での戦闘では力不足。
エクシーズ召喚が比較的容易な《No.39 希望皇ホープ》などのエクシーズモンスターに簡単に戦闘破壊されてしまう。
長くフィールドに残れば、それだけ複数のカードを破壊できるモンスターなので、何らかのサポートをしていきたい。
《リボルバー・ドラゴン》との融合召喚で《ガトリング・ドラゴン》となる。
《リボルバー・ドラゴン》とは《機甲部隊の最前線》を共有でき、墓地に揃えるのは難しくない。
《オーバーロード・フュージョン》・《フュージョン・ゲート》で除外し、《闇次元の解放》で帰還させれば、2体のモンスターの攻撃と効果で大打撃を与えられる。
あるいは、安定性はやや落ちてしまうものの、《パワー・ボンド》・《融合》から《融合解除》に繋げていくのも良い。
【侍BOX】では切り札として働く。
《セカンド・チャンス》で効果の失敗確率を1/4にできる上、《モンスターBOX》によって半分の確率で戦闘破壊を免れることができる。
墓地に落ちても《オーバーロード・フュージョン》で《ガトリング・ドラゴン》にできるため無駄もない。
- カードのイラストをよく見てみると、頭部が自動式拳銃の形をしている。
「ブローバック」とは、自動式拳銃(オートマチック)の仕組みの一つで、回転式拳銃である「リボルバー」の対となっている。
自動式の仕組みとしては他にもショートリコイルやガスオペレーションなどもあるが、基本的には前後に動く遊底(ボルト、拳銃の場合はスライドと呼ばれることが多い)を使って排莢と次弾装填をするという点は共通している。
自動拳銃はリボルバーと比較すると厚みがなくサイズに対しての装弾数や消音性といった実用面で優れており、軍隊や警察の特殊部隊などで採用されている。
しかし機構が複雑な分重くなりがちで耐久性も劣ることから強力な弾を撃つのに適していないため、それが攻撃力の差に反映されている。
- 《リボルバー・ドラゴン》のロシアンルーレットをモチーフとした効果を受け継いでいるが、自動式拳銃でロシアンルーレットは成立しない。
自動式拳銃は文字通り自動的に次の弾を装填するので、弾切れを起こしていない限り引き金を引くと確実に銃弾が発射されるためである。
- 海外版では銃口からレーザー光らしき光が出ているイラストへと変更されている。
関連カード †
―このカードを融合素材に指定する融合モンスター
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
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