《マインド・ハック/Mind Haxorz》 †
通常罠
500ライフポイントを払う。
相手の手札と相手フィールド上のセットされたカードを全て確認する。
RISE OF DESTINYで登場した通常罠。
相手の手札と伏せカードに対し、ピーピングを行う効果を持つ。
安めのライフコストのみで、かなり広い範囲のピーピングを行える。
この効果で見られないのはデッキ・エクストラデッキと裏側で除外されたカードだけであり、後者は再利用が困難であるため見られないことはほぼ問題にならない。
デッキ内のカードについてもデッキタイプが分かれば採用されるカードはそれなりに絞り込めることもあり、相手の現状取り得る選択肢はこのカード1枚でほぼ把握できる。
相手のデッキが特定のカードに強く依存している場合には、カウンター準備の有無や在り処を把握するためにも使えるだろう。
しかし、一時的な情報アドバンテージだけのために、カード1枚を消費するのは勿体無い。
情報があっても対処手段が無ければ意味がないので、情報よりも手札誘発や《墓穴の指名者》などで対処手段を増やした方が有効である。
これらの汎用性の高いカードは多くの状況で有効なので、情報が無くても結果が大して変わらないことも多い。
このカードを採用するなら、情報が《マインドクラッシュ》や《異次元の指名者》による手札破壊に繋がる【指名ハンデス】のようなデッキが良いだろう。
- 英語名の「Haxorz」という単語は正規の英単語ではなく、「Hackers(ハッカー)」をハッカーのコミュニティで使われる「Leet語」で表記したものである。
Leet語とはアルファベットをもじって記述するネット上の言語で、警察や著作関連機関の検索に引っかからないために、もしくは自分達の文化を誇示するために、ハッカーたちに用いられる。
そのため「Leet語」はハッカー語とも呼ばれ、このカード名もそれを踏まえている。
- コナミのゲーム作品において―
DUEL TERMINALでは最初のステージのシェリーが使用するが、これは漫画5D'sにおけるシェリーの能力「手札明察」をイメージしたものと思われる。
シェリーのカードを集めた隠しデッキにも入っており、同デッキの解説には「諸事情により手札明察は一度しかできない」と記されている。
- また、アニメでは使用していないが、TAG FORCE SPではペガサスが使用するとカットインが入る他、アプリゲーム「デュエルリンクス」においては専用ボイスも存在する。
上記の「手札明察」と同じく、ペガサスの千年眼による能力「マインド・スキャン」をイメージしたものと思われる。
また「デュエルリンクス」では、ペガサスの千年眼による能力を基にしたペガサス専用スキル「マインドスキャン」が実装されている。
関連カード †
収録パック等 †
FAQ †
Q:相手の手札が0枚で相手のセットされたカードが存在する時、または相手の手札が1枚以上で相手のセットされたカードが存在しない時にこのカードを発動できますか?
A:発動できます。(10/08/27)
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