遊戯王カードWiki - 《ヴァイロン・シグマ》

《ヴァイロン・シグマ/Vylon Sigma》 †

シンクロ・効果モンスター
星７/光属性/天使族/攻1800/守1000
光属性チューナー＋チューナー以外の光属性モンスター１体以上
自分フィールド上にこのカード以外のモンスターが存在しない場合、
このカードの攻撃宣言時に発動できる。
デッキから装備魔法カード１枚を選んでこのカードに装備する。

　デッキから装備魔法を直接装備させる事ができるが、自分フィールドのモンスターがこのカードのみでなければならないという発動条件がネック。
　装備魔法のサーチならば、基本的には同レベルでシンクロ素材に制限が無い《パワー・ツール・ドラゴン》の方が扱いやすい。

　このカードの利点は、装備魔法を発動し装備する際のコストを踏み倒せる点と連続攻撃を付与すれば複数回効果を発動できる点。
　発動に手札コストがあり、装備モンスターに連続攻撃を付与する《閃光の双剣－トライス》とは非常に強いシナジーを発揮する。
　《魔導師の力》を装備させ魔法・罠カードを１枚セットしておけば、１度目の攻撃で《閃光の双剣－トライス》を、２度目の攻撃で２枚目の《魔導師の力》を装備させる事で2800＋5300＝8100ダメージとなり、１ターンキルが成立する。
　シンクロ素材に《ヴァイロン・キューブ》を使用すれば、装備魔法の確保も行いやすい。
　ヴァイロンの中でもトップクラスの爆発力を持ち、【ヴァイロン】のフィニッシャーとなるシンクロモンスターである。

「シグマ(Sigma)」とはギリシャ文字の１つであり、数学、化学、物理学では記号としてお馴染みである。
また、イラストを見ると、シグマの大文字「Σ」の形をしたボディの周りを、小文字「σ」をかたどったアイテムで装飾されている。
- 胴体にはXVIII(エイティーン)のローマ数字が書かれている。
  シグマはギリシャ文字の伝統的な配列では、18番目に該当する。

《ヴァイロン・オメガ》に則ってタロットの18番目に当たる「月」に当てはめると、ウェイト版では「隠れた敵」を意味し、監視塔の様な威圧感をもって描かれる。
DTマスターガイドではインヴェルズを察知し介入した１体として紹介されていることから、インヴェルズの動向を監視する役割を担っていたものと思われる。
また、「月」のタロットに描かれる塔は「世界」への入り口となる"門"を表すともされており、天上界と地上世界を結ぶ存在であった可能性もある。

コナミのゲーム作品において―
DUEL TERMINALではカーリーなのさが【ヴァイロン】で使用。
召喚時には「おいでませ、《ヴァイロン・シグマ》！」という専用ボイスが存在する。
効果発動時には「《ヴァイロン・シグマ》様」と呼ばれており、《ヴァイロン・エプシロン》と同様にかなり高位のモンスターとして扱われていることが分かる。

Ｑ：効果分類は何ですか？
Ａ：誘発効果です。(10/06/25)

Ｑ：自身の効果で《フリント》を装備した場合、その攻撃は続行されますか？
Ａ：《ヴァイロン・シグマ》の効果によって《フリント》を装備した場合でも、既に攻撃宣言した《ヴァイロン・シグマ》の攻撃は続行されます。(10/06/25)

Ｑ：《閃光の双剣－トライス》等、コストが必要な装備魔法を選び、それをコストなしで装備することは可能ですか？
Ａ：はい、コストなしで装備する事が出来ます。(10/04/30)

Ｑ：《自律行動ユニット》・《ライトロード・レイピア》等、本来装備対象でない装備魔法を選び、装備することは可能ですか？
Ａ：いいえ、選んで装備すること自体できません。(10/04/30)

Ｑ：装備魔法を選んで装備するのは、効果発動時と効果処理時のどちらですか？
Ａ：選ぶのも、装備するのも効果処理時です。(10/05/07)

Ｑ：効果処理時にこのカードが存在しない場合、デッキを確認して装備魔法を選ぶことはできますか？
Ａ：いいえ、デッキを確認して装備魔法を選ぶ処理は行いません。(10/05/07)

Ｑ：《ＤＮＡ改造手術》で機械族になっているこのカードが《ブレイク・ドロー》を自身の効果で装備した場合、３回目のエンドフェイズに破壊されますか？
Ａ：いいえ、破壊されません。(11/02/21)

Ｑ：このカードの攻撃宣言時にデッキから装備魔法を装備する効果を発動しました。
　　それにチェーンして相手がスペルスピード３の《攻撃の無力化》を発動させた場合、このカードのデッキから装備魔法を装備する効果は処理しますか？
Ａ：はい、《攻撃の無力化》の後、効果処理時に装備することができます。(12/03/27)

Ｑ：相手の《安全地帯》の対象になっているこのカードが攻撃した場合、効果は発動・適用されますか？
Ａ：はい、通常通り処理します。(12/04/30)

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