《ヴァリアンツG−グランデューク/Vaylantz Genesis Grand Duke》 †
融合・ペンデュラム・効果モンスター
星10/炎属性/機械族/攻2500/守2500
【Pスケール:青10/赤10】
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):以下の効果から1つを選択して発動できる。
●このカードを正面の自分のメインモンスターゾーンに特殊召喚する。
●自分のメインモンスターゾーンのモンスター1体を選び、その位置をその隣のモンスターゾーンに移動する。
【モンスター効果】
「ヴァリアンツ」モンスター×2
EXデッキの裏側表示のこのカードは、融合召喚及び以下の方法でのみ特殊召喚できる。
●融合モンスターを除く、EXモンスターゾーンと同じ縦列の
自分のレベル5以上の「ヴァリアンツ」モンスター1体をリリースした場合に特殊召喚できる。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合、相手の魔法&罠ゾーンのモンスターカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを持ち主の手札に戻し、その攻撃力分のダメージを相手に与える。
その後、与えたダメージの半分だけこのカードの攻撃力をアップする。
デッキビルドパック タクティカル・マスターズで登場した炎属性・機械族の融合・ペンデュラムモンスター。
「自身の特殊召喚」か「モンスターの位置を動かす」のいずれかを選択するペンデュラム効果、自身をエクストラデッキから特殊召喚する召喚条件、特殊召喚成功時に相手の魔法&罠ゾーンのモンスターカードをバウンスし、バーンと自己強化を行う誘発効果を持つ。
「融合召喚及び以下の方法でのみ特殊召喚できる」効果外テキストについては《ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》を参照。
ペンデュラム効果については《ヴァリアンツの聚−幻中》を参照。
ただし、こちらは自力でモンスターゾーンからペンデュラムゾーンに置けないため、あちらに比べて発動機会は少ないだろう。
一応、エクストラデッキに表側表示で存在すれば、《ヴァリアンツV−ヴァイカント》や《VV〜始まりの地〜》の(2)の効果でエクストラデッキからペンデュラムゾーンに置ける。
その他、《ペンデュラム・スイッチ》等とコンボしてペンデュラム効果を狙う手もある。
《ヴァリアンツの聚−幻中》に比べると融合素材の必要数が少なく、自身の効果外テキストによる特殊召喚も可能なので、展開のしやすさで勝る。
《ヴァリアンツの巫女−東雲》の効果で《ヴァリアンツの武者−北条》をサーチし、そのままペンデュラム効果で展開すれば融合召喚の準備は整う。
自身の効果外テキストの方法は、エクストラモンスターゾーンと同じ縦列のレベル5以上のヴァリアンツのリリース。
ヴァリアンツは各自ペンデュラム効果で正面の位置に特殊召喚できるため、そこから何らかの効果を用いて隣のゾーンに移動すれば準備は整う。
それら隣のゾーンに移動させる方法については《ヴァリアンツの巫女−東雲》を参照。
また、エクストラモンスターゾーンの後ろの魔法&罠ゾーンに該当するヴァリアンツを配置し、《ヴァリアンツの忍者−南月》の効果等でその正面に特殊召喚する手段もある。
「エクストラモンスターゾーンと同じ縦列」なので、エクストラモンスターゾーンにペンデュラム召喚されたヴァリアンツもリリースできる。
《ヴァリアンツD−デューク》等の効果を用い、レベル5以上の相手モンスターをコントロール奪取して利用する方法もある。
壊獣と併用すれば能動的に奪う対象も作り出せるが、下級ヴァリアンツのペンデュラム効果発動後は制約により壊獣の特殊召喚自体ができない点に注意。
モンスター効果は相手の魔法&罠ゾーンのモンスターカードのバウンス、並びにバーンと自己強化。
トリガーは自身の特殊召喚であり、蘇生制限を満たせればペンデュラム召喚や蘇生・帰還でも発動できる。
同名カードのターン制限が無いため、1ターンに2体の融合召喚を行ったり、フィールドを離してから再度特殊召喚を行えば2度目の発動も可能となる。
相手のデッキが【ペンデュラム召喚】ならばペンデュラムゾーンのカードで自然と条件を満たせるため、メタ効果のように機能する。
それ以外のデッキに対しては、《ヴァリアンツの聚−幻中》や《VV−百識公国》の効果とコンボして能動的に条件を満たすとよい。
バウンスにより相手に再利用を許しかねないのが欠点だが、そのモンスターカード次第では大きなバーンと自己強化が望める。
壊獣を送りつければ大きなダメージと自己強化を狙えるが、上述の通り下級ヴァリアンツのペンデュラム効果発動後は制約により壊獣の特殊召喚自体ができない点に注意。
- 「グランデューク」とは、英語で「大公」を意味する。
ちなみに「大公」を意味する英語としては《ブリキの大公》の英語名に使用されている「アークデューク」も存在する。
どちらも日本語訳は同じ単語ではあるものの、アークデュークが神聖ローマ皇帝を輩出する欧州最大の大貴族ハプスブルク家が独自に使用した爵位であるのに対し、グランデュークはトスカーナ大公国やリトアニア大公国のような自立した国家の君主の称号となる。
関連カード †
―《ヴァリアンツG−グランデューク》の姿が見られるカード
収録パック等 †
Tag: 《ヴァリアンツG−グランデューク》 モンスター 融合モンスター ペンデュラムモンスター 効果モンスター 星10 炎属性 機械族 攻2500 守2500 スケール10 ヴァリアンツ