《ヴォルカニック・ハンマー/Volcanic Hammerer》 †

効果モンスター
星５/炎属性/炎族/攻2400/守1500
１ターンに１度、自分のメインフェイズ時に発動できる。
自分の墓地の「ヴォルカニック」と名のついたモンスターの数×２００ポイントダメージを相手ライフに与える。
この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。

　FORCE OF THE BREAKERで登場した炎属性・炎族の上級モンスター。
　自身の攻撃を放棄する代わりに、墓地のヴォルカニックモンスターの数に比例したダメージを与える起動効果を持つ。

　同パックで登場した《ヴォルカニック・エッジ》の上位種で、似たようなバーンとデメリットを持つ。
　しかし、効果ダメージを増やすにはある程度の墓地肥やしが求められる上に上昇効率も良くない。
　このカードの効果を活かすなら、《ブレイズ・キャノン・マガジン》や《ヴォルカニック・バックショット》などを利用してヴォルカニックを大量に墓地へ送るデッキ構成が必要だろう。
　《ヴォルカニック・ブレイズ・キャノン》は特殊召喚と墓地肥やしの両方をサポートしてくれるので、是非とも併用したい。
　バーン寄りのデッキで扱うなら、《クロス・ソウル》から召喚して効果を発動し、《火霊術−「紅」》で焼き切るといいだろう。

　また《トランスターン》を用いれば、火力を底上げしつつ、《ヴォルカニック・ロケット》でディスアドバンテージを軽減したり、《ヴォルカニック・エッジ》とデメリットを共有するといった動きが取れる。
　普通にアドバンス召喚を狙うよりも効率がよいため、このカードを使いたいならば覚えておきたい。
　《ヴォルカニック・カウンター》から《ヴォルカニック・ロケット》を特殊召喚したりといった活用法があるので、《トランスターン》そのものを複数積んで、このカードをピン挿しといった構成でも不都合は生じにくい。

　発動回数にカード名指定での制限はないため、複数並べばダメージもその分増やせる。
　墓地に14枚のヴォルカニックが存在する状態で３体並べれば１ターンキルも狙える。

　【ヴォルカニック】でよく採用される、《炎帝近衛兵》や《貪欲な壺》を使った再利用ギミックと致命的に相性が悪いので、その点にも気を使う必要がある。

  • 「ハンマー」は「鉄槌」あるいは「（銃の）撃鉄」の意味。
    ヴォルカニックは銃に関連したカード名が多いため、後者に由来していると思われる。
↑

関連カード †

↑

収録パック等 †

Tag: 《ヴォルカニック・ハンマー》 効果モンスター モンスター 星5 炎属性 炎族 攻2400 守1500 ヴォルカニック

広告