遊戯王カードWiki - 《暗黒界の尖兵ベージ》

《暗黒界(あんこくかい)の尖兵(せんぺい) ベージ/Beiige, Vanguard of Dark World》 †

効果モンスター
星４/闇属性/悪魔族/攻1600/守1300
(1)：このカードが効果で手札から墓地へ捨てられた場合に発動する。
このカードを特殊召喚する。

　暗黒界の１体であり、暗黒界上級モンスターの下位種とも言えるカード。
　それらに比べステータスは劣り、相手によって捨てられた場合の追加効果も無いが、下級モンスターなので手札事故を起こさないのが利点。
　特に《暗黒界の龍神グラファ》及び《暗黒界の魔神王レイン》と相性が良く、《暗黒界の門》などで墓地へ捨てることで召喚権を使うことなく展開する事が可能で、複数体並べる事も容易になる。
　上述したように、下級モンスターなので墓地へ捨てる手段が無い時には通常召喚できる。

登場当初は、特殊召喚効果しか持たなかった上に、アタッカーに使えない中途半端なステータスだったため優先度が低かった。
《暗黒界の龍神グラファ》等の豊富なサポートカードが登場し、シンクロモンスターやエクシーズモンスターの登場によって下級モンスターの価値が上がった事もあり、現在ではその採用率は上昇している。

暗黒界にあっては尖兵、すなわち本隊より先行する偵察・警戒を任務としている。
英語名の「Vanguard（ヴァンガード）」は「前衛、先陣」の事だが、組織的な運動においては「先導者、指導者」を表す。
現代社会では後者の意味で使われる事が多い。

原作・アニメにおいて―
アニメGXの異世界(第２階層)で、実体化した人物として登場。
暗黒界の中でも下っ端であるらしく、《暗黒界の騎士ズール》に《戦士ラーズ》の脱走を報告した。
その後、脱走した《戦士ラーズ》を発見し、《冥界の使者》のカードを手にデュエルで殺そうとしたが、《戦士ラーズ》がデュエル外で使用した《ジャスティブレイク》に巻き込まれ消滅した。
「十代vsブロン」戦では、ブロンのデッキにカードとして投入されていることが確認できる。

Ｑ：《エクスチェンジ》で相手に渡したこのモンスターが他のカードの効果によって手札から墓地に捨てられました。
　　特殊召喚されるのは相手フィールド上ですか？それとも自分フィールド上ですか？
Ａ：自分のフィールド上です。

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