《闇の侯爵ベリアル/Belial - Marquis of Darkness》 †
効果モンスター
星8/闇属性/悪魔族/攻2800/守2400
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
相手は「闇の侯爵ベリアル」以外の自分フィールド上に表側表示で存在する
モンスターを攻撃対象に選択できず、魔法・罠カードの効果の対象にする事もできない。
Vジャンプ(2007年5月号開始) 一年間定期購読特典で登場した闇属性・悪魔族の最上級モンスター。
他のモンスターを攻撃対象、魔法・罠カードの効果の対象にさせない永続効果を持つ。
このカードがフィールドに存在する事で他のモンスターを守る事ができる。
しかし、自身には耐性が無いため除去されやすく、闇属性を守るなら《闇の幻影》で防御したり《安全地帯》で耐性を付与した方が効果的である。
また、モンスター効果にも対応し蘇生効果も持つ攻撃力3000の《異次元エスパー・スター・ロビン》が存在する。
こちらは対応するサポートカードの種類が豊富な闇属性モンスターであり、《トレード・イン》にも対応するレベル8のモンスターであるのでそれらで差別化したい。
最上級モンスターなため重く、このカードを運用する場合サポートカードを使用し特殊召喚したい。
《終末の騎士》や《ダーク・グレファー》で墓地へ送り、各種蘇生カードで特殊召喚するのが良いだろう。
召喚条件が厳しいが《ダーク・クリエイター》とも相性が良く、このカードの効果で守りつつ闇属性モンスターやこのカードを蘇生できる。
また、《魔犬オクトロス》のサーチに対応するため、それをリクルートできる《魔界発現世行きデスガイド》も併用すると運用が円滑になる。
同じく《魔界発現世行きデスガイド》に対応する《魔サイの戦士》はこのカードに破壊耐性を与える事ができるため、相性がいい。
《魔サイの戦士》でこのカードを墓地へ送ってから《死霊操りしパペットマスター》をアドバンス召喚すれば一気に揃える事ができる。
- 「ベリアル(Belial)」はユダヤ教やキリスト教に関連する神話・創作に登場する悪魔。
旧約聖書や新約聖書にも名前が挙がっており、非常に有名であることから創作でモチーフにされることも多い。
その名はヘブライ語で「無価値」に由来する。
- 上記の通り聖書にも登場していることから、後世に発達した「悪魔学」においてもベリアルは有力な悪魔として取り上げられている。
ソロモン72柱の1柱にも数えられる地獄の王で、いくつかの文献では元々はルシファーに継ぐ天使であったと記載されている。
悪魔とは思えない美しい姿で天使に擬態して、人間をだますことを得意とするという。
弁論術に長けており、この悪魔が語るとどのような低俗でくだらない内容でも実に高度で複雑な内容に聞こえ、天使程度ならば容易に騙せるという。
- 「侯爵」は爵位の1つで、一般的に知られる五爵の中では第2位に当たる。
日本語において、侯爵は英語の「Marquis」の訳語として用いられている。
- ヨーロッパにおける侯爵は元々はドイツが頻繁に使っていた称号であり、イングランドにはフランスを経由して輸入された。
イングランドでは「公爵」の次に導入された爵位ではあるが、当のイングランドでは使い道がほとんどなく、「公爵には至らないが伯爵にするのは憚られる人物」に与えられた称号だと言われる。
- ちなみに、ソロモン72柱の悪魔には爵位が存在するが、ベリアルは地獄の王であるため、「侯爵」よりも遥かに位は高い。
関連カード †
収録パック等 †
FAQ †
Q:お互いのフィールドに《闇の侯爵ベリアル》が存在する時に装備カードを発動する場合、どうなりますか?
A:お互いに「自分フィールドのモンスター」及び「相手フィールドの《闇の侯爵ベリアル》」しか対象にすることができません。(08/02/17)
Q:自分のフィールドに《闇の侯爵ベリアル》が存在する時に相手は墓地または除外されているモンスターを魔法、罠の対象にすることはできますか?
A:《闇の侯爵ベリアル》の効果はフィールドのみ適用なので対象にすることができます。(08/01/14)
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