《異次元の古戦場−サルガッソ/Sargasso the D.D. Battlefield》 †
フィールド魔法
エクシーズ召喚に成功する度に、そのプレイヤーは500ポイントダメージを受ける。
また、エクシーズモンスターをコントロールしているプレイヤーは、
それぞれ自分のエンドフェイズ毎に500ポイントダメージを受ける。
JUDGMENT OF THE LIGHTで登場したフィールド魔法。
エクシーズ召喚に成功した時およびエンドフェイズにエクシーズモンスターをコントロールしているプレイヤーにダメージを与える効果を持つ。
発動条件が相手依存の割に与えられるダメージが少なく、抑止力としてもダメージ源としても中途半端。
加えて自分もエクシーズ召喚するとダメージを受ける。
自分へのダメージを0にし、このカードのサーチも行える専用サポート《サルガッソの灯台》を持つが、相手への抑止力の低さという最大の問題は全く解決しない。
強いて言えば、《H・C サウザンド・ブレード》のように毎ターン効果ダメージを受けることがメリットになるカードを使うなら使用する余地はあるかもしれない。
ダメージを受けることで展開できる《Emフレイム・イーター》なども併用すれば1ターンに2回のエクシーズ召喚も不可能ではない。
《Emトラピーズ・マジシャン》を使えば、展開後に無駄にダメージを受けることもない。
その他、《エクシーズ・チェンジ・タクティクス》と組み合わせて大幅にライフを減らし、《九十九スラッシュ》などと組み合わせる手もなくはない。
効果ダメージを複数回受けることで真価を発揮する《悪魔の聲》との相性は良い。
重ねてエクシーズ召喚する過程で効果ダメージを受け、響鳴カウンターを稼げる。
レベル4のペンデュラムモンスターの《竜剣士マジェスティP》をペンデュラム召喚することでこのカードのサーチとエクシーズ素材の確保も両立できる。
- 元ネタは、キューバの北東に当たる海域「サルガッソー海」だろう。
バミューダ・トライアングルと同様、船が沈没・行方不明になる事故が多いというオカルト話が流布されている。
だが、実のところ統計的に海難事故が多いということはなく、無風状態になりやすい海域というだけである。
このカードでも損壊した航空母艦などが浮遊する姿が描かれており、まさに「船の墓場」のイメージそのままのイラストとなっている。
- ファフロツキーズ現象の原因として超サルガッソー海という次元を超えた場所から物が降ってくるという仮説をチャールズ・フォートが提唱している。
異次元というカード名も踏まえると、これも元ネタと考えられる。
- コナミのゲーム作品において―
TAG FORCE SPではドルベのデッキに投入されており、専用台詞も存在している。
上記の通り、劇中ではこのカードを使用した(と言える)のはベクターであり、ドルベはその適用を前提に《サルガッソの灯台》を採用していたのみである。
ドルベはこのカードが登場した一連のデュエルでの発言がネタにされることが多い(《光天使ブックス》も参照)が、そのためだろうか。
関連カード †
―サポートカード
収録パック等 †
FAQ †
Q:それぞれのダメージを与える効果はチェーンブロックを作りますか?
A:1つ目の効果はチェーンブロックが作られ、2つ目の効果はチェーンブロックが作られません。(13/04/26)
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