《宇宙との交信/Cosmos Channelling》 †
永続魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):元々の持ち主が相手となる自分フィールドのモンスター1体を墓地へ送って発動できる。
自分の手札・墓地から機械族モンスター1体を選んで特殊召喚する。
(2):自分フィールドに「人造人間−サイコ・ショッカー」が存在し、
相手ドローフェイズに相手が通常のドローをした時、
カードの種類(モンスター・魔法・罠)を宣言して発動できる。
ドローしたカードをお互いに確認し、宣言した種類だった場合、
このカードを墓地へ送り、自分はデッキから1枚ドローする。
デュエリストパック−冥闇のデュエリスト編−で登場した永続魔法。
自分フィールドの元々の持ち主が相手となるモンスターを墓地へ送ることで手札・墓地から機械族を特殊召喚する効果、相手が通常のドローしたカードの種類を当てることで1枚ドローする効果を持つ。
(1)は手札・墓地から任意の機械族を特殊召喚する効果。
元々の持ち主が相手となるモンスターがコストに必要なので、コントロール奪取との併用がほぼ必須である。
汎用性が高いものの中では、《精神操作》や《自律行動ユニット》などを使えば条件を満たしやすい。
ランク6で自身も機械族である《人造人間−サイコ・レイヤー》はコントロール奪取効果を持つ。
《人造人間−サイコ・ショッカー》やそのサポートカードである《サイコ・ギガサイバー》はレベル6であり、《脅威の人造人間−サイコ・ショッカー》はレベル6にできるためそのエクシーズ素材に適する。
他にもランク6にはコントロール奪取と相性の良い《交血鬼−ヴァンパイア・シェリダン》も存在するため併せて採用するのもよい。
安定した発動はやや難しく、コントロール奪取カードが尽きたならとりあえずで発動してもよいだろう。
(2)は《人造人間−サイコ・ショッカー》が存在する時に相手が通常のドローを行った場合にカードの種類を宣言し、それが当たっていた場合にはこのカードを墓地へ送り、1枚ドローできる効果。
外れてもノーリスクでピーピングは可能で、当たった場合のドローはこのカードと引き換えになるが、1:1交換は成立する。
情報アドバンテージの確保を狙い、敢えて外れそうなカードを宣言するのも手。
《人造人間−サイコ・ショッカー》が存在する必要があるが、(1)の効果での特殊召喚で補える。
- (2)の「このカードを墓地へ送り」と「自分はデッキから1枚ドローする」の処理は同時に行う扱い。
かつては慣例に反して同時ではないという裁定だったが(20/11/20)に修正された。
- 原作・アニメにおいて―
カード名の元ネタはエスパー絽場が自身のピーピング能力を説明する際のセリフだろう。
これにより対戦相手の城之内は本物の超能力だと信じそうになったが、《悪魔のサイコロ》を《天使のサイコロ》と見間違えたことでタネを見破られた。
なお、実際はただのハッタリであり、ピーピングも対戦相手の後方のビルから絽場の弟達が双眼鏡で相手の手札を覗き見し、その情報を絽場が受け取るという古典的なイカサマであった。
- イラストの人物はシルエットになっているが、髪型とポーズから「交信」を行っている時の絽場がモデルだろう。
原作での絽場は右手のリストバンドにスピーカーを仕込んでおり、ここから相手の手札情報を聞くためにこのようなポーズをとっていた。
なお、アニメDMでは長髪で隠れた耳のインカムから情報を聞いていた。
- (2)は城之内が通常のドローで《天使のサイコロ》をドローしたのを言い当てた事を意識したものと思われる。
前述したようにこれが原因でイカサマを見破られてからはピーピングを止めたため、成功時に自身と引き換えになるのもその点を再現していると言える。
関連カード †
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
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