《永遠 の淑女 ベアトリーチェ/Beatrice, Lady of the Eternal》 †
エクシーズ・効果モンスター(禁止カード) ランク6/光属性/天使族/攻2500/守2800 レベル6モンスター×2 このカードは手札の「彼岸」モンスター1体を墓地へ送り、 自分フィールドの「ダンテ」モンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。 この方法で特殊召喚したターン、このカードの(1)の効果は発動できない。 (1):自分・相手ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。 デッキからカード1枚を選んで墓地へ送る。 (2):このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。 EXデッキから「彼岸」モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
Vジャンプ(2015年11月号) 付属カードで登場した光属性・天使族のエクシーズモンスター。
彼岸モンスターを手札コストにダンテの上に重ねてエクシーズ召喚できる効果外テキスト、デッキからカード1枚を墓地へ送る誘発即時効果、相手によって破壊され墓地へ送られた場合にエクストラデッキから彼岸モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する誘発効果を持つ。
エクシーズ素材2体で縛りもなく、レベル6軸のデッキであればエクシーズ召喚は容易。
手札の彼岸をコストにダンテに重ねてエクシーズ召喚することもでき、【彼岸】では専らこちらの方法で出す事になる。
ダンテは2種類存在するが、《彼岸の巡礼者 ダンテ》は重い融合モンスターであるため、《彼岸の旅人 ダンテ》に重ねるのが基本になる。
手札コストに彼岸モンスターを必要とするが、彼岸の墓地へ送られた場合の効果を発動できるため、ディスアドバンテージになりにくい。
(1)の効果はランク6版の《ラヴァルバル・チェイン》と言うべきものだが、フリーチェーンである点が大きく異なる。
《奈落の落とし穴》などを受けても墓地肥やしの仕事を遂行できる上、相手ターンでも効果が使えるため2度の墓地肥やしが行いやすい。
この効果の汎用性の高さから、墓地肥やし役として多くの【ランク6】で使用されているカードである。
2度の墓地肥やしで《トランザクション・ロールバック》と罠カードを墓地へ送るのも有効な戦術。
通常罠をコピーするため出来ることの幅が非常に広い。
(2)は、相手によって破壊された場合にエクストラデッキから彼岸を召喚条件を無視して特殊召喚する効果。
彼岸であれば種類を問わないため、正規の方法での特殊召喚が難しい《彼岸の巡礼者 ダンテ》を特殊召喚することになるだろう。
また、破壊の場所がフィールドに限定されていないため、エクシーズ召喚を無効にされても発動でき、「場合」の任意効果であるためタイミングを逃さない。
しかし、相手依存であり、破壊以外の除去では発動できない点には注意が必要である。
【彼岸】以外のデッキに搭載する場合は、無理にこちらの効果を狙う必要はない。
【彼岸】では(1)の効果で《彼岸の悪鬼 ファーファレル》を墓地に送り、フリーチェーンの除外要員として運用される。
相手としては早めにこのカードを除去する必要があるが、(2)の効果の存在もあり一筋縄ではいかないだろう。
このカードのエクシーズ召喚を最優先し、途切れることなく後続を召喚していくことが【彼岸】の基本戦術となっている。
なお、このカードは彼岸の名を持たないため彼岸の下級モンスターを自壊させてしまうが、《魔界発現世行きデスガイド》経由で《彼岸の旅人 ダンテ》などは問題なく立てられるため、あまり問題にならない。
【デモンスミス】で《刻まれし魔ラクリモーサ》を素材に《永遠の淑女 ベアトリーチェ》を出せば1200ダメージを与えつつ《仁王立ち》を墓地へ送ることができる。
エキストラターン、エキストラデュエルでは、《仁王立ち》の対象になったモンスターを何らかの方法でフィールドから離せば、攻撃を完全にシャットアウトできライフポイント差による勝利が狙える。
採用率の高い《I:Pマスカレーナ》や《S:Pリトルナイト》を対象にして効果を使うだけでフィールドから離せるため、通常の構築に《仁王立ち》を採用するだけで十分狙えるコンボとなる。
- このカードでモンスターを墓地へ送り、蘇生効果持ちのリンクモンスターを出すことで初動となるモンスターにアクセスできる。
特にデモンスミスギミックを用いた場合、リンク2の《刻まれし魔の大聖棺》がフィールドに残っているはずなので他のリンクモンスターに繋げやすい。
《賜炎の咎姫》・《魔界特派員デスキャスター》の存在から、デッキ内の炎属性や悪魔族のモンスターを特殊召喚でき、それらのカードを使用するデッキの安定性を引き上げている。
また、《神聖魔皇后セレーネ》で魔法使い族にもアクセス可能となるが、あちらをリンク召喚するには何か1体別に魔法使い族と魔法カード3枚の準備が必要となるため、一手間余計にかかる。
- 融合モンスターの《彼岸の巡礼者 ダンテ》の上に重ねてエクシーズ召喚する事もできる。
カード名を変える効果を使わずにエクシーズモンスター以外のモンスターの上に重ねてエクシーズ召喚できるのは、このカードが初めて。
- 相手ターンで《彼岸の悪鬼 ファーファレル》の効果を使用できることから、《RUM-レヴォリューション・フォース》との相性が良い。
能動的に相手エクシーズモンスターのエクシーズ素材を剥がしてコントロール奪取する条件を満たし、ディスアドバンテージを一切負わずしてエクシーズ召喚を行うことすら可能。
- 墓地肥やし能力は元々高く評価されていたものの、ランク6という条件は重く、OCGの環境では長らく目立った働きはなかった。
第12期にデモンスミスが登場するとあちらとの出張採用が頻繁に見られるようになり、一気に汎用カードの地位にまで至り、結果24/07/01に制限カードとなった。
だが、デモンスミスギミックでは1枚あれば事足りたのでユーザーから殆ど意味のない規制だと予想されており、事実その通りであったため、続く24/10/01に禁止カードに格上げされた。
- TCGでは登場と同時に【彼岸】を環境トップへと伸し上げたこともあり、登場から半年も経たない16/08/29の時点で制限カードに指定されていた。
その後、デモンスミスの登場に伴い日本よりも1か月早い24/09/02の段階で禁止カードとなった。
- 「ベアトリーチェ」とは、中世イタリアの叙事詩『
神曲 』の主人公のダンテの幼少期からの想い人である。
しかし、若くして別の貴族に嫁いだことで離れ離れとなり、その後は政変に巻き込まれて死亡する。
実在の女性ベアトリーチェ・ポルティナーリがモデルとされており、『神曲』では「永遠の淑女」として象徴化されている。
- コナミのゲーム作品において―
『デュエルリンクス』では墓地肥やしの汎用カードとして使われたため、23/06/28にLIMIT3に指定された。
その後も採用率が高まったため、24/10/08にはLIMIT1に制限強化された。
- 「マスターデュエル」においても、《餅カエル》のようにデモンスミスが来る前に事前規制されるのではないかと予想されていたが、特に規制されないままデモンスミスが登場した。
その結果、こちらでも非常に多くのデッキにデモンスミスと共に出張採用された上、デュエリストカップ2025MARでも非常に高い採用率を見せたためか、25/04/10に無制限カードから一気に禁止カードに指定された。
なお、OCGで同時期に規制を受けた《魔を刻むデモンスミス》は販売時期の関係上か、同改訂では規制されなかった。
関連カード †
―《永遠の淑女 ベアトリーチェ》の姿が見られるカード
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
- Vジャンプ(2015年11月号) 付属カード VJMP-JP108 Ultra
- LINK VRAINS PACK LVP1-JP082 Rare
- QUARTER CENTURY CHRONICLE side:UNITY QCCU-JP144 Ultra,Ultimate,Secret,Quarter Century Secret
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