《簡素融合/Ready Fusion》 †
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):1000LPを払って発動できる。
効果モンスターを除くレベル6以下の融合モンスター1体を融合召喚扱いとしてEXデッキから特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは攻撃できず、エンドフェイズに破壊される。
DAWN OF MAJESTYで登場した通常魔法。
1000ライフコストを払い、効果モンスター以外のレベル6以下の融合モンスターを融合召喚扱いで特殊召喚する効果を持つ。
《簡易融合》より1高いレベル6の融合モンスターも特殊召喚できるものの、効果を持つ融合モンスターは出せないため、下位互換に近い。
《簡易融合》と比べ応用の幅が狭く、特殊召喚した融合モンスターは各種素材やリリースとして扱うことになる。
とはいえ、《簡易融合》は制限カードであるため、2枚目以降としての採用の余地は十分に存在する。
当然カード名は異なるので、両方が手札に来たとしても1ターンに1度の同名制限に引っかからないのも利点。
無論、その場合はエクストラデッキに複数の融合モンスターが必要になる点は気を付けたい。
また、【ランク6】などのレベル6素材が必要となるデッキでは、《簡易融合》よりも積極的に採用できる。
このカードではなく手札から特殊召喚を行えるモンスターを採用する方が、ライフコストやエクストラデッキの枠を使わない点でメリットが大きい。
しかし、手札から特殊召喚を行えるモンスターは大抵、お互いのフィールドの状況を参照するか、手札コストがある、展開に制限が掛かるといった制約があるものが多いのもまた事実である。
故に、これらの制約が気になる場合はこのカードを採用するのが有用である。
また、これらの展開能力を持ったモンスターとこのカードを併用するのも有効であり、それらの制約による展開制限を回避しつつエクシーズ召喚などにも繋がる。
- イラストはレトルトパウチ(食品の袋)で、カード名の「レトルト」とは「レトルト食品」のことだろう。
本来は蒸留用の科学器具の名称だが、加熱殺菌の加圧釜、またそれによって作られた保存食と、幅広い意味の言葉として使われている。
《簡易融合》のカップラーメンとは、簡単に食べられる食品をモチーフにしている点も共通する。
- 英語名は「簡素」に当たる部分が「Ready」となっている。
レトルト食品は「ready-to-eat meal」と表現することもあり、その略であろう。
readyには「手早い」という意味もあるため、手早く融合召喚するという意味にもとれる。
関連カード †
―イラスト関連
―《簡素融合》が見られるカード
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
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