遊戯王カードWiki - 《輝望道》

《輝望道(シャイニング・ホープ・ロード)/Shining Hope Road》 †

通常魔法
このカードを発動するターン、自分はこのカードの効果以外ではモンスターを特殊召喚できない。
(1)：自分の墓地のモンスター３体を対象として発動できる。
そのモンスター３体を効果を無効にして特殊召喚し、
その３体のみを素材として「ホープ」Ｘモンスター１体をＸ召喚する。

　PREMIUM PACK 18で登場した通常魔法。
　自分の墓地からモンスター３体を蘇生し、それらのみを素材としてホープをエクシーズ召喚する効果を持つ。

　《高等紋章術》等と同じく、「墓地のモンスターを蘇生させ、それらを正規素材とするエクシーズ召喚を行う」効果である。
　従って、素材が３体必要なホープしかエクシーズ召喚できない。
　また、エクシーズ素材の縛りも満たす必要があるので、例えば《ＣＮｏ.３９希望皇ホープレイ》を出すにはレベル４・光属性を３体蘇生しなければエクシーズ召喚できない。

　エクシーズ召喚可能なモンスターは以下の通り。
　（なお、《獣装合体ライオ・ホープレイ》及び《竜装合体ドラゴニック・ホープレイ》はルール上《ＣＮｏ.３９希望皇ホープレイ》として扱い、《ＳＮｏ.０ホープ・ゼアル》は現在禁止カードである）

ランク	カード名	素材指定
０（実質１）	《ＳＮｏ.０ホープ・ゼアル》	同ランクのＮｏ.×３（蘇生制限を満たす必要あり）
０（実質１）	《ＦＮｏ.０未来龍皇ホープ》	Ｎｏ.以外の同ランクのＸモンスター×３（蘇生制限を満たす必要あり）
４	《ＣＮｏ.３９希望皇ホープレイ》	光属性・レベル４×３
	《ＳＮｏ.３９希望皇ホープＯＮＥ》	光属性・レベル４×３
	《ＦＡ－ホープ・レイ・ランサー》	レベル４×３
５	《ＣＮｏ.３９希望皇ホープレイ・ヴィクトリー》	レベル５×３
	《ＣＮｏ.３９希望皇ホープレイＶ》	レベル５×３
	《ＳＮｏ.３９希望皇ホープ・ザ・ライトニング》	光属性・レベル５×３
	《獣装合体ライオ・ホープレイ》	レベル５×３
	《竜装合体ドラゴニック・ホープレイ》	レベル５×３
10	《Ｎｏ.９９希望皇龍ホープドラグーン》	レベル10×３
10	《Ｎｏ.ＸＸインフィニティ・ダークホープ》	レベル10×２以上
12	《Ｎｏ.９９希望皇ホープドラグナー》	レベル12×３

　この内、《獣装合体ライオ・ホープレイ》及び《竜装合体ドラゴニック・ホープレイ》以外のランク５の３体はこのカードでエクシーズ召喚しても効果が発動できないため旨みが少ない。
　そもそも、本来ランク４主体の【希望皇ホープ】に採用されるカードなのでエクシーズ素材も揃えにくく現実性は薄い。
　ランク４の２体は属性指定がネックとなるが、そこをクリアできればエクシーズ素材は無理なく揃えられ、効果の発動もできる。
　とはいえ共に状況を選ぶ効果でありバニラ化しやすいが、【光天使】なら《光天使スケール》・《光天使セプター》をエクシーズ素材に用いることでアドバンテージを獲得できるため利用価値が高い。

　ランク10の《Ｎｏ.９９希望皇龍ホープドラグーン》は１ターン待たないと効果が発動できないが、高い攻撃力と耐性を備えているためさほど気にならない。
　ただし、墓地にレベル10モンスター３体を揃えるのがネックであり、現実的に可能なのは【列車】くらいだろう。
　《ＦＮｏ.０未来龍皇ホープ》は要求するエクシーズモンスターの数こそ多いものの、同ランクでＮｏ.以外のエクシーズモンスターを複数持つＲＲやテラナイトならば条件を満たすのは難しくない。
　ランクさえ同じなら汎用的なエクシーズモンスターでもよいので、エクシーズモンスターを出しやすいデッキにこのカードと共にピン挿ししてみるのも面白い。
　エクストラデッキの枠は食うが、似た条件から出せる《ＦＮｏ.０未来皇ホープ》からも展開できる。

　なお、発動ターンはこのカード以外による特殊召喚ができないため、この効果で呼び出したモンスターが除去されると悲惨なことになる。
　また、素材を墓地に用意するのにも一工夫いることが多い為、このカード自体が手札事故を引き起こすこともあり得る。
　上述のデッキに１枚程度入れておき、いざという時に発動するくらいの感覚で良いだろう。

《高等紋章術》等と同様にフィールドを経由するため、素材となるモンスター３体は《デビリアン・ソング》・《ＤＮＡ移植手術》等の影響を受ける。
この場合、影響を受けた後のレベル・属性に合わせたエクシーズ召喚を行うことになり、対応するエクシーズモンスターが存在しない場合はそのままフィールドに残る。

カード名の「輝望」は「輝く（シャイニング）」と「希望」の掛詞になっている。

原作・アニメにおいて―
漫画ZEXALの「遊馬＆凌牙＆カイトvs ｅ・ラー」戦でZEXALとなった遊馬が使用。
速攻魔法《シャイニング・ホライゾン》によるドローの際にシャイニングドローで創造された。
墓地に存在する《Ｎｏ.３７希望織竜スパイダー・シャーク》・《Ｎｏ.３８希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》・《ＳＮｏ.３９希望皇ホープ・ザ・ライトニング》の３体を蘇生し、さらに前者２体をランクを１つずつ上げてＳＮｏ.扱いとした上で、これらをエクシーズ素材に《ＳＮｏ.０ホープ・ゼアル》をエクシーズ召喚した。

カード名には書かれていないが、遊馬はこのカードの発動時に「ランクアップマジック」と述べている。
確かにＳＮｏ.以外のＮｏ.はランクを１つ上げているため、あながち間違いではない。

上記の３体のランクは揃っていないため、OCGではこの組み合わせで《ＳＮｏ.０ホープ・ゼアル》はエクシーズ召喚できない。
明言はされていないがＳＮｏ.扱いにしている点を見ると、漫画版の《ＳＮｏ.０ホープ・ゼアル》はランクを問わずＳＮｏ.複数体をエクシーズ素材に指定していた可能性がある。
なお、ランクを上げる処理は《ＳＮｏ.０ホープ・ゼアル》の攻撃力に関係しているので、全く意味がないわけではない。