《巨大要塞ゼロス/B.E.F. Zelos》 †
フィールド魔法
(1):このカードの発動時の効果処理として、
デッキから「ボスラッシュ」1枚を手札に加える事ができる。
(2):自分フィールドの「巨大戦艦」モンスターの攻撃力・守備力は500アップし、
相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されない。
(3):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
手札から「巨大戦艦」モンスター1体を特殊召喚する。
(4):自分フィールドに「巨大戦艦」モンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動する。
そのモンスターに、自身の効果で使用するカウンターを1つ置く。
マキシマム・クライシスで登場したフィールド魔法。
発動時に《ボスラッシュ》をサーチできる効果、巨大戦艦を全体強化して耐性を与える効果、手札から巨大戦艦を特殊召喚する効果、巨大戦艦の召喚・特殊召喚に成功した場合にそのモンスターにカウンターを置く効果を持つ。
発動時に(1)の効果で【巨大戦艦】の核となるカードである《ボスラッシュ》をサーチできる。
このカードはフィールド魔法なので、永続魔法故にサーチし辛い《ボスラッシュ》と比べ、《テラ・フォーミング》など汎用的なサーチ手段が多い。
《Z−ONE》で《ボスラッシュ》ともどもサルベージすることもできる。
なお、《ボスラッシュ》を発動すると通常召喚制限が発生するため、召喚権を温存すべき状況ならば敢えてすぐには発動しないという選択肢も考慮したい。
(2)は巨大戦艦の全体強化と耐性付与。
巨大戦艦自体の戦闘破壊耐性と合わせ、ステータスが高いとは言えない巨大戦艦の場持ちを良くしてくれる。
特に対象に取られなくなる点は大きく、《ボスラッシュ》の弱点である破壊以外の除去によりリクルートが途切れる危険性を大きく軽減できる。
なお自分のカードの効果による破壊は防げないので、カウンターを失った巨大戦艦の自壊は防げないものの、これは《ボスラッシュ》でカバーできる。
一方で対象を取らない除外やバウンスまではフォローできていないので過信しないようにしたい。
(3)の効果により毎ターン手札の巨大戦艦を特殊召喚でき、手札事故を回避しやすい。
このカードでサーチしてきた《ボスラッシュ》を発動すると通常召喚を行えなくなるが、この効果で巨大戦艦を展開できる。
特殊召喚なので巨大戦艦のカウンターを置けない点も(4)の効果で補える。
《巨大戦艦 ビッグ・コアMk−II》・《巨大戦艦 ビッグ・コアMk−III》とは最も相性が良く、カウンター4つの状態で特殊召喚可能。
召喚権を使わず上級・最上級モンスターを展開できることに着目し、《ボスラッシュ》は無視してシンクロ召喚やエクシーズ召喚などの各種素材を確保するために利用するのも有効だろう。
(4)は巨大戦艦にカウンターを置く効果。
召喚・特殊召喚の両方に対応しているので、巨大戦艦が即座に自壊することを防げる。
《巨大戦艦 テトラン》ならば除去効果を使うことも可能になる。
1ターンの回数制限がないので、《ボスラッシュ》や(3)の効果などで複数の巨大戦艦を並べても全機にカウンターを置ける。
総じて、これまでの【巨大戦艦】の弱点を穴埋めできる核となりうるカードである。
それだけに耐性が無いこのカード自体が除去の的になりやすいので、《スキル・プリズナー》を準備するなどして守りたい。
- 英語名の表記で「B.E.F.」の「F.」は、要塞を意味するFortressの略。
- コナミのゲーム作品において―
元ネタはシューティングゲーム『グラディウス』のラストステージ「要塞ゼロス」。
イラストは要塞内におけるビック・バイパーとバクテリアン軍との戦いをイメージしており、奥にラスボスである「マザーコンピューター」が映っている。
関連カード †
―イラスト関連
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
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