《強欲なウツボ/Moray of Greed》 †
通常魔法
(1):手札から水属性モンスター2体をデッキに戻してシャッフルする。
その後、自分はデッキから3枚ドローする。
STARDUST OVERDRIVEで登場した通常魔法。
手札の水属性モンスター2体をデッキに戻し、その後3枚ドローする効果を持つ。
水属性なら何でも良いが、2枚必要なため発動条件が厳しく、事故になる可能性もある。
加えて、類似するドローソースと異なりデッキに戻すため、墓地アドバンテージを稼ぐことはできずデッキ圧縮にも繋がらない。
このため、【水属性】の中でも投入するデッキを良く考える必要がある。
《悪魂邪苦止》や《魔知ガエル》によってモンスターを確保しやすい【ガエル】が筆頭だろう。
他にも《深海のディーヴァ》のために海竜族をデッキに戻す、《超古深海王シーラカンス》のために魚族をデッキに戻すといった使い道がある。
【素早い】では《素早いマンボウ》、《素早いマンタ》をデッキに戻すカードとして利用が可能。
また、《サルベージ》と併用すれば手札が増やせる。
《貪欲な壺》と比べると、戻すカードよりドロー枚数の方が多いため、デッキが膨れにくい。
【アビス・コントロール】等の《サルベージ》をメインから積むデッキなら採用も考えられるだろう。
- イラストは、壊れて海底に沈む《強欲な壺》の中に、そのデザインそっくりのウツボが棲んでいるというものになっている。
カード名自体も《強欲な壺》を元とする洒落になっており、遊び心溢れるカードの1つと言えるだろう。
なお、このウツボをモチーフにして《強欲な壺》を作ったのか、それとも《強欲な壺》からこのウツボが生まれたのか、あるいはただ似ているだけなのかは不明である。
- 英語名の「Moray」はウツボ、「Greed」は欲深いことを意味する。
ただし、英語で「強欲なウツボ」と言いたいのならば、普通は「Greedy Moray」となる。
それを敢えて「Moray of Greed」と訳したのは、《強欲な壺/Pot of Greed》を意識してのことだろう。
- コナミのゲーム作品において―
『デュエルリンクス』では凌牙専用スキル「鮫の領域」を活用したデッキのパワー抑制を目的として、23/03/10にLIMIT1に指定された。
その後、このカードのパワーが「許容できる強さ」と判断されたため、23/06/28にはLIMIT2へ制限緩和され、続く23/08/24にはリミット解除された。
関連カード †
―イラスト関連
収録パック等 †
FAQ †
Q:水属性モンスターをデッキに戻すのは効果処理時ですか?
A:はい、効果処理時に戻します。(09/07/19)
Q:《D−HERO ダイヤモンドガイ》の効果で発動した場合、どのように処理をしますか?
A:手札から水属性モンスター2体をデッキに戻し、カードを3枚ドローします。(09/07/28)
Q:自分のデッキの枚数が1枚の時にこのカードを発動し水属性モンスター2体デッキに戻して3枚ドローできますか?
A:いいえ、自分のデッキの枚数が3枚未満の時に発動すること自体できません。(10/09/26)
Q:効果処理時に手札の水属性モンスターが1体のみになった場合、そのモンスターをデッキに戻しますか?
A:いいえ、デッキに戻さずドローする効果も適用されません。(12/06/18)
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