《苦痛の回廊/Corridor of Agony》 †
永続魔法
このカードがフィールド上に存在する限り、
デッキから特殊召喚されたモンスターは、
フィールド上に表側表示で存在する限り
効果を発動できず無効化され、攻撃宣言できない。
THE SHINING DARKNESSで登場した永続魔法。
デッキから特殊召喚されたモンスターの効果と攻撃を封じる効果を持つ。
リクルーターからの後続モンスターを重視するデッキ、例えば【植物族】・【剣闘獣】・【バスター・モード】・【ゼンマイ】等にとっては文字通り苦痛のカードである。
効果だけでなく戦闘をも封じられるので、戦闘が要となる剣闘獣にとっては非常に厄介なカードとなる。
魔法・罠カードの除去を《剣闘獣ベストロウリィ》に頼っている【剣闘獣】にとって強烈な1枚ではある。
難点は、「デッキ」からのみであるため他の場所から特殊召喚されたモンスターに対しては適用されない範囲の狭さである。
【剣闘獣】へのメタとしても、エクストラデッキからの特殊召喚である《剣闘獣ガイザレス》には対応できない。
さらに今の環境ではシンクロモンスターやエクシーズモンスターが隆盛を極めているため、相手の主力にはほぼ何も影響がないことが多い。
《超古深海王シーラカンス》・《レスキューラビット》・《魔界発現世行きデスガイド》の様に、リクルートしたモンスターをそのままシンクロ素材やエクシーズ素材にしてしまうカードにも無力である。
単純に効果モンスターを無力化するのが目的なら、《デモンズ・チェーン》や《スキルドレイン》などの方がよい。
一応永続魔法である点から、《トラップ・イーター》・《王宮のお触れ》等で対処されないという利点はある。
しかし、同じ永続魔法にもリクルートメタとなる《デッキロック》が存在し、自壊のデメリットを差し引いてもリクルートそのものを封殺可能なあちらの方が扱いやすいだろう。
関連カード †
収録パック等 †
FAQ †
Q:エクストラデッキから特殊召喚されたモンスターにも適用されますか?
A:されません。(10/02/20)
Q:デッキから特殊召喚されたモンスターが一度裏側表示になってから再度表側表示になった場合、このカードの影響を受けますか?
A:いいえ、受けません。(10/03/14)
Q:デッキから特殊召喚されたモンスターが《亜空間物質転送装置》等で一時的に除外されてフィールドに戻った場合、このカードの影響を受けますか?
A:はい、その場合もこのカードの影響を受けます。(10/09/17)
Q:このカードが存在している時に《キラー・トマト》を戦闘破壊し、デッキから《クリッター》を特殊召喚しました。
この《クリッター》が破壊された場合、効果は発動しますか?
(デッキから特殊召喚されたモンスターの墓地で発動する効果は無効にされますか?)
A:発動します。(10/03/09)
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