剣闘獣(グラディアルビースト)アレクサンデル/Gladiator Beast Alexander》

効果モンスター
星6/光属性/獣族/攻2400/守 600
「剣闘獣ディカエリィ」以外の効果によって、このカードを特殊召喚する事はできない。
特殊召喚されたこのカードは自分フィールド上に表側表示で存在する限り、魔法の効果を受けない。
このカードが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時にこのカードをデッキに戻す事で、
デッキから「剣闘獣アレクサンデル」以外の「剣闘獣」と名のついたモンスター1体を自分フィールド上に特殊召喚する。

 GLADIATOR'S ASSAULTで登場した光属性獣族上級モンスター
 《剣闘獣ディカエリィ》以外のカードの効果特殊召喚できない効果外テキスト特殊召喚された場合魔法カード効果を受けない永続効果剣闘獣リクルートする誘発効果を持つ。

 《剣闘獣ディカエリィ》効果でしか特殊召喚できないため、蘇生等は不可能である。
 特殊召喚に成功すれば、魔法カードに対する完全な耐性が得られる。
 しかし剣闘獣が苦手とする罠カードに関しては無防備であり、これを《禁じられた聖槍》で回避する事もできなくなる。
 さらに剣闘獣戦闘サポートの多くが魔法カードであり、それらのサポートも一切受けられなくなることから、カテゴリとの相性も良いとは言いがたい。
 攻撃力はそこそこの数値であるが、召喚制限を持たない《剣闘獣アウグストル》の方がより攻撃力が高い。

 手札からアドバンス召喚する事は可能だが、そもそも【剣闘獣】リリースを確保できるほど展開力に優れてはいない。
 そもそも、維持を前提とする自身の効果と、臨機応変なリクルートが利点である【剣闘獣】の性質があまり噛み合っていない。
 《剣闘獣ディカエリィ》戦闘を行い、生存するだけでよいと考えれば、それなりに出しやすいとは言えるが、魔法カード耐性自体が、局所的な場面でしか役に立たない。

 上記の通りフィールドに展開した場合に得られるメリットが少なく、使い勝手が良いモンスターとは言えない。
 現在の【剣闘獣】ではそもそも《剣闘獣ディカエリィ》の採用率自体が低いことも相まって、このカードの採用は難しいだろう。

  • カード名の由来は古代マケドニアの王である「アレクサンドロス大王」だろう(一般にはアレクサンドロス3世を指すことが多い)。
    広大な領土を征服したが、最後は高熱が原因でこの世を去ったとされる。
    矢の雨を受けても傷一つ負わなかったと言われているがそれが効果になったのだろうか。
  • 英語名はそのまま「アレクサンダー(Alexander)」 である。
  • 日本名の「アレクサンデル」はラテン語読みであり、ローマ時代には「アレクサンデル」の名を持つ皇帝が存在した。
    また、ロシアでは「アレキサンドル」と呼ばれ、こちらもその名前を持つ皇帝が存在した。
  • 姿のモチーフはライオンだろう。

関連カード

―《剣闘獣アレクサンデル》の姿が見られるカード

収録パック等

FAQ

Q:特殊召喚した《剣闘獣アレクサンデル》は魔法効果を受けないが、《剣闘獣の闘器マニカ》《剣闘獣の闘器デーモンズシールド》破壊を阻むことができますか?
A:特殊召喚された《剣闘獣アレクサンデル》が《剣闘獣の闘器マニカ》装備している時に、戦闘によって破壊される場合でも、ダメージ計算適用され破壊されます。
  また、《剣闘獣の闘器デーモンズシールド》装備モンスターの代わりに破壊する効果は、モンスターが受ける効果ではありません。
  よって、代わりに装備されている《剣闘獣の闘器デーモンズシールド》破壊する事ができます。(09/07/28)

Q:特殊召喚されたこのカード《月読命》効果裏側表示になりその後表側表示になった場合、魔法カード効果を受けない効果適用されますか?
A:いいえ、適用されなくなります。(17/11/06)

Q:特殊召喚されたこのカード《亜空間物質転送装置》効果除外されフィールド戻った場合、魔法カード効果を受けない効果適用されますか?
A:はい、その場合でも適用されたままになります。(11/01/27)

Q:このモンスターペンデュラム召喚できますか?
A:はい、ペンデュラム召喚できます。(15/07/08)


Tag: 《剣闘獣アレクサンデル》 効果モンスター モンスター 星6 光属性 獣族 攻2400 守600 剣闘獣 正規の方法以外での特殊召喚不可

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