《賢者の聖杯/Wiseman's Chalice》 †
通常魔法
自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、
相手の墓地に存在するモンスター1体を選択して発動する事ができる。
選択したモンスターを自分フィールド上に特殊召喚する。
このターンのエンドフェイズ時、
この効果で特殊召喚したモンスターのコントロールを相手に移す。
また、この効果で特殊召喚したモンスターはリリースできず、
シンクロ素材とする事もできない。
DUELIST REVOLUTIONで登場した通常魔法。
相手の墓地のモンスターを制約付きで蘇生し、エンドフェイズに相手にコントロールを戻す効果を持つ。
類似する《自律行動ユニット》と比較すると、コストが不要で完全蘇生であるがリリース・シンクロ素材には使用できない。
《マジックカード「死者蘇生」》と比較すると、発動条件が存在し、相手の墓地からしか蘇生できないが、効果は無効にならず攻撃もできる。
エンドフェイズで相手にコントロールを戻すと大きなディスアドバンテージになるため、エンドフェイズ前に処理してしまいたい。
リリース以外のコスト・融合素材・エクシーズ素材・リンク素材に使用する事は自由なので、難しくはないだろう。
特にリンク素材は素材指定が緩い場合が多いので処理しやすく、リンクモンスターを奪えればさらに大型のリンクモンスターのリンク召喚も視野に入る。
ミラーマッチならば相手のモンスターは自分のデッキとも相性が良く、そのまま運用できる事も多い。
主流デッキならばミラーマッチになる可能性も高く、マッチ2戦目を想定してサイドデッキに投入しておくという手も考えられる。
【E・HERO】では神属性以外のモンスターを全て融合素材に利用可能で、《ミラクル・フュージョン》ならば更に除外もできるため、後腐れがない。
《アルカナフォースEX−THE LIGHT RULER》や《アルカナフォースEX−THE DARK RULER》等の召喚コストにしてもいい。
《The アトモスフィア》や《サイバー・ヴァリー》と併用すれば相手の墓地掃除にも一役買ってくれる。
コントロールを移す事を逆手に取り、《反目の従者》でダメージを与えるという利用法もあるだろう。
関連カード †
―イラスト関連
収録パック等 †
FAQ †
Q:コントロールを相手に移した後も、リリースやシンクロ素材にできない制約は適用されますか?
A:適用されます。(10/04/17)
Q:コントロールを移す効果はチェーンブロックを作りますか?
A:いいえ、作られません。(10/04/18)
Q:相手フィールドのメインモンスターゾーンが埋まっている場合、このカードを発動できますか?
A:はい、発動できます。(10/04/18)
Q:相手フィールドのメインモンスターゾーンが埋まっている場合、蘇生したモンスターをエンドフェイズにどのように処理しますか?
A:そのモンスターは破壊されます。(10/04/18)
Q:《不意打ち又佐》等の「コントロールを変更する事はできない。」効果を持つカードを特殊召喚した場合、どのように処理しますか?
A:自分の場に残り続けます。(10/04/17)
Q:蘇生したモンスターに《月の書》を発動した場合、リリースやシンクロ素材にできない制約はなくなりますか?
またコントロールは相手に移しますか?
A:はい、その制約はなくなり、コントロールも移りません。(10/04/18)
Q:蘇生したモンスターに《亜空間物質転送装置》を使用した場合、リリースやシンクロ素材にできない制約はなくなりますか?
またコントロールは相手に移しますか?
A:はい、その制約はなくなり、コントロールも移りません。(10/04/18)
Q:《D−HERO ダイヤモンドガイ》でこのカードをめくり、次のターンで発動した場合、リリースやシンクロ素材にできない制約はなくなりますか?
またコントロールは相手に移しますか?
A:いいえ、その場合でもリリースやシンクロ素材にできず、コントロールは移ります。(10/04/18)
Q:蘇生したモンスターを《強制転移》で相手の場に移した場合、エンドフェイズにコントロールはどうなりますか?
A:相手がコントロールを得たままです。(10/07/30)
Q:蘇生したモンスターに《禁じられた聖槍》を使用した場合、リリースやシンクロ素材にできない制約はなくなりますか?
またコントロールは相手に移しますか?
A:いいえ、リリースやシンクロ素材にはできず、コントロールは相手に移します。(10/12/29)
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