幻竜星(げんりゅうせい)−チョウホウ/Chaofeng, Phantom of the Yang Zing》

シンクロ・効果モンスター
星9/光属性/幻竜族/攻2800/守2200
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):S召喚したこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、
相手はこのカードのS素材とした「竜星」モンスターと
元々の属性が同じモンスターの効果を発動できない。
(2):S召喚したこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
デッキからチューナー1体を手札に加える。
(3):1ターンに1度、相手フィールドのモンスターが戦闘・効果で破壊された時に発動できる。
そのモンスター1体と元々の属性が同じ幻竜族モンスター1体を
自分のデッキから守備表示で特殊召喚する。

 クロスオーバー・ソウルズで登場した光属性幻竜族シンクロモンスター
 シンクロ素材とした竜星属性と同じ属性モンスター効果の発動を封じる永続効果破壊され墓地へ送られた時にチューナーサーチする誘発効果相手モンスター破壊された時に幻竜族モンスターリクルートする誘発効果を持つ。

 (1)の効果シンクロ素材とした竜星と同じ属性モンスター効果発動を封じる効果
 汎用性の高い効果が多い闇属性や、《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》等を利用されやすい光属性を中心にメタを張りたい。
 メインデッキに入る竜星の多くがシンクロ素材としたシンクロモンスター耐性等を与えるため、デュエルに与える影響力はかなり大きい。
 このカード自体のレベルが高く、複数の竜星シンクロ素材とするシンクロ召喚が狙いやすいのもポイント。
 竜星効果相手ターンに出し牽制を狙うこともできるが、発動した効果竜星効果チェーンしてシンクロ召喚しても止められない点には注意。

 (2)の効果シンクロ召喚した自身が破壊されて墓地へ送られた時にチューナーサーチする効果
 【竜星】では《闇竜星−ジョクト》《カメンレオン》サーチして巻き返しを図ったり、《竜星の九支》で能動的にこのカード破壊し、チューナー手札誘発モンスターサーチして更なる妨害を行ったりできる。
 (1)や(3)の効果が使えなくても、汎用性の高い手札誘発モンスターを含む任意のチューナーサーチできるので、竜星を使わないシンクロ召喚主体のデッキにも採用の余地はある。

 (3)の効果相手属性と同じ属性幻竜族リクルートする効果
 戦闘破壊だけでなく効果破壊にも対応しており、破壊後に墓地へ送られなくてもよい。
 時の任意効果であるためタイミングを逃すことには注意が必要だが、チェーン1で発動した《奈落の落とし穴》相手モンスター破壊したり、相手フィールドモンスター効果発動《神の通告》等によってチェーン2で無効にし破壊することでも発動できる。
 相手自爆特攻相手フィールドモンスター相手効果によって破壊された時にも発動できることも覚えておきたい。
 《アーティファクトの神智》《アーティファクト−モラルタ》のセットのようにフリーチェーン相手モンスター破壊できるカードは、相手モンスターによるこのカード戦闘破壊除去を防ぎつつリクルート効果発動に繋がるため相性が良い。
 守備表示特殊召喚されるのでそのターンアタッカーにはならないが、各種素材として利用できる。
 この効果で展開した竜星モンスターシンクロ素材として2体目のこのカードを出せば、相手の使用したモンスターと同じ属性なので(1)の効果によるメタとなる。
 属性が統一されたデッキの場合は刺さりやすい。

 非常に強力な制圧力を持ち、【竜星】にとってはまさに切り札といえるモンスターだが、同時に最大級のメタでもある。
 ミラーマッチで先に出された場合、竜星共通のリクルート効果も使うことができず、機能停止同然に追い込まれかねない。

 《秘竜星−セフィラシウゴ》《宝竜星−セフィラフウシ》の組み合わせでレベル9になる。
 どちらも地属性であり、2017年4月1日以降の環境では地属性【十二獣】【恐竜族】が台頭していたため、そのメタカードとして機能した。
 (1)の効果を活かす場合は、メタ対象を意識してシンクロ素材を調達したい。
 なお、【恐竜族】側でもこのカードは相性が良く、このカード《究極伝導恐獣》破壊し、サーチ効果を狙う事ができ、シンクロ召喚《スクラップ・ゴーレム》《スクラップ・ラプター》の2枚で出せ、幻竜族な為《ゼノ・メテオロス》誓約効果にも引っかからない。

  • モチーフは、『懐麓堂集』の説による竜生九子の一体である「嘲風(ちょうほう)」だろう。
    鳳凰に似た姿をしていると言われており、このカードイラストにも反映されている。
  • 原作・アニメにおいて―
    アニメARC-V第60話において、徳松が囚人たちから巻き上げたカードの中に確認できる。
    61話では徳松がプロ時代に金にモノを言わせて強いカードを手にしたトップスのデュエリストが使用しているのが確認できる。

関連カード

このカードを使用する代表的なデッキ

竜星モンスターシンクロ素材とする組合せ表

素材1(チューナー素材2素材3素材4素材5
   《光竜星−リフン》1)《邪竜星−ガイザー》7)《風竜星−ホロウ》1)
   《秘竜星−セフィラシウゴ》6)《水竜星−ビシキ》2)
   《魔竜星−トウテツ》5)《地竜星−ヘイカン》
《宝竜星−セフィラフウシ》3)
  《魔竜星−トウテツ》5)《水竜星−ビシキ》2)《風竜星−ホロウ》1)
  《炎竜星−シュンゲイ》4)《地竜星−ヘイカン》
《宝竜星−セフィラフウシ》3)
《風竜星−ホロウ》1)
     
    《炎竜星−シュンゲイ》4)
   《秘竜星−セフィラシウゴ》6)《風竜星−ホロウ》1)
   《炎竜星−シュンゲイ》4)《水竜星−ビシキ》2)
   《地竜星−ヘイカン》
《宝竜星−セフィラフウシ》3)
《水竜星−ビシキ》2)
  《炎竜星−シュンゲイ》4)《水竜星−ビシキ》2)《風竜星−ホロウ》1)
  《地竜星−ヘイカン》
《宝竜星−セフィラフウシ》3)
《水竜星−ビシキ》2)《風竜星−ホロウ》1)
   《魔竜星−トウテツ》5)《風竜星−ホロウ》1)
   《地竜星−ヘイカン》
《宝竜星−セフィラフウシ》3)
《風竜星−ホロウ》1)
    《水竜星−ビシキ》2)
   《闇竜星−ジョクト》2)《秘竜星−セフィラシウゴ》6)《風竜星−ホロウ》1)
   《炎竜星−シュンゲイ》4)《地竜星−ヘイカン》
《宝竜星−セフィラフウシ》3)
  《炎竜星−シュンゲイ》4)《水竜星−ビシキ》2)《風竜星−ホロウ》1)
     
    《水竜星−ビシキ》2)
   《地竜星−ヘイカン》
《宝竜星−セフィラフウシ》3)
《水竜星−ビシキ》2)
   《地竜星−ヘイカン》
《宝竜星−セフィラフウシ》3)
《風竜星−ホロウ》1)
  《地竜星−ヘイカン》
《宝竜星−セフィラフウシ》3)
《水竜星−ビシキ》2)《風竜星−ホロウ》1)
    《風竜星−ホロウ》1)
   《炎竜星−シュンゲイ》4)《風竜星−ホロウ》1)
   《水竜星−ビシキ》2)《風竜星−ホロウ》1)
    《源竜星−ボウテンコウ》5)《炎竜星−シュンゲイ》4)
   《地竜星−ヘイカン》
《宝竜星−セフィラフウシ》3)
《風竜星−ホロウ》1)
    《水竜星−ビシキ》2)
   《水竜星−ビシキ》2)《風竜星−ホロウ》1)
    《風竜星−ホロウ》1)

収録パック等

FAQ

(1)の効果について

Q:《光竜星−リフン》《地竜星−ヘイカン》《魔竜星−トウテツ》シンクロ素材とした《幻竜星−チョウホウ》に対して《魂写しの同化》炎属性宣言した《エルシャドール・ネフィリム》攻撃宣言を行った際、ダメージステップ開始時に(2)の効果発動できますか?
A:いいえ、発動できません。
  《幻竜星−チョウホウ》の(1)の効果シンクロ素材に使われた竜星モンスターの元々の属性相手モンスターの元々の属性を参照します。
  魔法・罠等の効果によって属性が変更された場合でも、《エルシャドール・ネフィリム》の元々の属性光属性なので、《光竜星−リフン》シンクロ素材とした《幻竜星−チョウホウ》に対して(2)の効果発動することはできません。(15/03/12)

Q:《スキルドレイン》適用中に《幻竜星−チョウホウ》をシンクロ召喚した場合、(1)の効果適用されますか?
A:《スキルドレイン》適用中は《幻竜星−チョウホウ》の効果無効化されますが、その後に《スキルドレイン》適用がなくなったのであれば、(1)の効果適用される事になります。(15/02/13)

Q:シンクロ召喚された《幻竜星−チョウホウ》がその後に発動した《月の書》効果によって裏側守備表示になった場合、(1)の効果適用はなくなりますか?
A:(1)の効果適用はなくなります。
  その後に表側表示に戻ったとしても、効果が再び適用される事はありません。(15/02/13)

Q:(1)の効果適用中に《強制転移》発動し、コントロール相手に移った場合、どちらのプレイヤーモンスター効果発動できなくなりますか?
A:《幻竜星−チョウホウ》のコントローラーから見て相手となるプレイヤーです。(15/02/13)

Q:《風竜星−ホロウ》カード名を得ている《ファントム・オブ・カオス》シンクロ素材として《幻竜星−チョウホウ》をシンクロ召喚した場合、(1)の効果適用されますか?
A:適用されます。
  竜星モンスターとしてシンクロ素材に使用された《ファントム・オブ・カオス》の元々の属性闇属性ですので、相手闇属性モンスター効果発動する事ができなくなります。(15/02/13)

Q:《闇竜星−ジョクト》シンクロ素材にしたこのカードが存在しています。
  エクシーズ素材を5つ持つ《No.86 H−C ロンゴミアント》効果発動できますか?
A:《幻竜星−チョウホウ》の効果受けないため、『●5つ以上:』の効果発動できます。(15/03/27)

(2)の効果について

Q:シンクロ召喚したこのカードダメージステップ効果破壊され墓地へ送られた時に(2)の効果発動できますか?
A:はい、発動できます。(15/02/14)

Q:シンクロ召喚された《幻竜星−チョウホウ》が《月の書》効果裏側守備表示になった後、戦闘カードの効果によって破壊された場合、(2)の効果発動する事ができますか?
A:できます。(15/02/13)

Q:シンクロ召喚したこのカード装備カードになった後、効果破壊されました。
  (2)の効果発動しますか?
A:発動しません。(15/07/11)

Q:(2)の効果は、チェーン2以降に発動した《サンダー・ブレイク》効果によって、自身が破壊された場合に効果発動する事はできますか?
A:チェーン2以降に発動したカードの効果によって自身が破壊された場合には、(2)の効果発動する事はできません。(15/02/13)

Q:このカードシンクロ召喚する際に《神の宣告》発動され破壊された場合、このカードの(2)の効果発動できますか?
A:いいえ、(2)の効果発動する事はできません。(16/01/04)

(3)の効果について

Q:相手モンスターダメージステップ効果破壊され墓地へ送られた時に(3)の効果発動できますか?
A:はい、発動できます。(15/02/14)

Q:相手モンスター2体が《ライトニング・ボルテックス》効果によって同時に破壊された際に、(3)の効果発動する事はできますか?
A:できます。
  その場合には、その破壊された2体の相手モンスターの中から1体を選び、そのモンスター1体と元々の属性が同じ幻竜族モンスター自分デッキから特殊召喚する事になります。(15/02/13)

Q:相手裏側守備表示モンスター戦闘カードの効果によって破壊された時、(3)の効果発動する事はできますか?
A:できます。
  その破壊されたモンスターの元々の属性と同じ幻竜族モンスター1体をデッキから特殊召喚します。(15/02/13)

Q:《強制転移》によってコントロール相手に移っている、元々の持ち主自分モンスター戦闘効果によって破壊された時、(3)の効果発動する事はできますか?
A:できます。
  その破壊されたモンスターの元々の属性と同じ幻竜族モンスター1体をデッキから特殊召喚します。(15/02/13)

Q:相手裏側守備表示モンスター《ミスティック・ソードマン LV6》効果によって破壊されデッキに戻った時、(3)の効果発動する事はできますか?
A:できません。(15/02/13)

Q:相手フィールドペンデュラムモンスター戦闘効果によって破壊された時、(3)の効果発動する事はできますか?
  また、相手モンスター戦闘効果によって破壊された際に、《マクロコスモス》効果によって墓地へ送られ除外された時、(3)の効果発動する事はできますか?
A:どちらの場合でも、効果発動する事はできます。
  その破壊されたモンスターの元々の属性と同じ幻竜族モンスター1体をデッキから特殊召喚します。(15/02/13)

Q:(3)の効果は、チェーン2以降に発動した《サンダー・ブレイク》効果によって、相手モンスター破壊された場合に効果発動する事はできますか?
A:チェーン2以降に発動したカードの効果によって相手モンスター破壊された場合には、効果発動する事はできません。 (15/02/13)


Tag: 《幻竜星−チョウホウ》 モンスター シンクロモンスター 効果モンスター 星9 光属性 幻竜族 攻2800 守2200 竜星

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