《限界竜シュヴァルツシルト/Schwarzschild Limit Dragon》 †
効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻2000/守 0
(1):相手フィールドに攻撃力2000以上のモンスターが存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
JUDGMENT OF THE LIGHTで登場した闇属性・ドラゴン族の最上級モンスター。
相手フィールドに攻撃力2000以上のモンスターが存在する場合に、手札から特殊召喚できる分類されない効果を持つ。
攻撃力2000を超えるモンスターが相手のフィールドにいることは珍しくなく、特殊召喚条件を満たすのは難しくない。
特殊召喚回数の制限も無いため、条件を満たしていればボード・アドバンテージを失うことなく《巨竜の羽ばたき》を使用する事も可能。
コストや各種素材として墓地へ送り、《悪夢再び》でサルベージして再展開するのもよい。
条件上そのままのステータスでは戦闘での活躍は難しいが、特殊召喚できるレベル8のモンスターとしては召喚条件が緩い。
特殊召喚後は主にランク8のエクシーズ素材やリンク素材にすることになる。
手札に複数枚存在しているなら、《No.22 不乱健》や《No.46 神影龍ドラッグルーオン》もエクシーズ召喚可能。
特殊召喚の条件となるモンスターに対処する手段が既に整っているなら、追撃用のアタッカーとして運用できる場面もあるだろう。
【壊獣】や【ゴーレム】との相性も良く、相手フィールドに攻撃力2000以上のモンスターがいる状況を能動的に作り出せる。
さらにレベル8壊獣を特殊召喚したり、《洗脳解除》や《所有者の刻印》でコントロール奪取すれば、一気に攻められる。
これらにはレベル8がいるため、ランク8のエクシーズモンスターへ繋げたり、《トレード・イン》を共有もできる。
ただし、いくら緩いとは言え相手依存の召喚条件であるため、事故要員になる可能性も高い。
特に先攻1ターン目ではほぼ確実に腐ってしまい、複数枚手札に来た場合は動きが大きく縛られてしまう。
同レベル・属性・種族の《無限竜シュヴァルツシルト》の方が条件が緩く腐りにくいため、エクシーズ召喚型の【ドラゴン族】ではあちらに役割を任せた方がいい。
一応、こちらはチェーンブロックを作らない条件による特殊召喚なのでカウンターは受けにくく、同名カードの展開にも制限はないため、一応の固有の強みはある。
- カード名の「シュヴァルツシルト(Schwarzschild)」とはドイツ語で「黒い盾」を意味する主にドイツ人系の姓として使われる言葉だが、このカードの場合は「シュヴァルツシルト半径」ならびにその概念を提唱した天体物理学者「カール・シュヴァルツシルト」に由来すると思われる。
シュヴァルツシルト半径とは重力半径とも呼ばれ、非常に小さく重い星の引力から光が脱出できる限界の範囲を示す。
また、シュヴァルツシルト半径よりも小さいサイズに収縮した天体はブラックホールと呼ばれる。
- イラストでは、無限大の記号を模した姿で描かれている。
また、自身の尾を銜えようとしている姿は、記号のモチーフとなったウロボロスに因んでいるようである。
関連カード †
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
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