《光の創造神 ホルアクティ》 †
効果モンスター
星12/神属性/創造神族/攻 ?/守 ?
このカードは通常召喚できない。
自分フィールド上の、元々のカード名が
「オシリスの天空竜」「オベリスクの巨神兵」「ラーの翼神竜」となるモンスターを
それぞれ1体ずつリリースした場合のみ特殊召喚できる。
このカードの特殊召喚は無効化されない。
このカードを特殊召喚したプレイヤーはデュエルに勝利する。
「光の創造神 ホルアクティ」プレゼントキャンペーンで登場した神属性・創造神族の特殊召喚モンスター。
三幻神をリリースするという召喚条件、自身の特殊召喚を無効にされない分類の無い効果、特殊召喚した時に特殊勝利する効果外テキストを持つ。
特殊召喚できれば無条件で特殊勝利できるが、そこまでの手順が非常に難しい。
三幻神をデッキに入れるだけでも非常に重くなる上、このカードも入れると余計事故要因になる。
更にリリースする三幻神は「元々のカード名」を指定しているため、《ファントム・オブ・カオス》でカード名をコピーして代用する事ができない。
《オシリスの天空竜》と《オベリスクの巨神兵》は特殊召喚可能だが、《ラーの翼神竜》は《千年の啓示》で《死者蘇生》に対応する様にしておくか、《ラーの翼神竜−球体形》を用いなければ特殊召喚できない。
墓地に《ラーの翼神竜−球体形》を用意しておき、《ファントム・オブ・カオス》でその効果をコピーすれば、少ないカード消費で出せる。
特殊なステータスも相まってのサーチ手段の少なさも難点であり、直接のサポートカードは《真なる太陽神》くらいである。
属性・種族を利用したサーチ手段は《神縛りの塚》か《真実の名》程度であり、汎用サーチの《封印の黄金櫃》にしてもタイムラグが生じる。
《スモール・ワールド》に関しても、レベル12か攻撃力か守備力のみが?のモンスター、《オベリスクの巨神兵》、《ラーの翼神竜−不死鳥》のいずれかを経由する必要があり、該当のモンスターはある程度限られる。
よって、大量のドローカードを投入しデッキを全て引き切るような構築か、一度墓地へ送ってからサルベージする構築に寄せるといい。
前者は通常のターボギミックを利用すれば良いので、以下では後者について詳述する。
サルベージについては、汎用の《創世の預言者》・《死者転生》等の他にも、《覇王門無限》によるペンデュラム召喚ギミックを搭載した場合は《ペンデュラム・バック》が利用できる。
墓地へ送る手段としては、普通に墓地を肥やすギミックを利用してもいいが、《未来融合−フューチャー・フュージョン》で《幻魔帝トリロジーグ》を宣言すればピンポイントで三幻神を墓地に落とせる。
《真実の名》の特殊召喚またはサーチ効果を活かすのならば【天変地異コントロール】の構築にするのも良いだろう。
リリースする三幻神は裏側表示でも構わないので、《浅すぎた墓穴》で三幻神を蘇生させることも検討できる。
- 現在全世界に10000枚しか流通していないカードであり、公式のデュエルで使用できるカードとしては非常に希少価値が高い。
流通開始直後は1枚4〜5万円以上で取引されていたが、その後は徐々に価格が低下し一時期は1万5000円程度でも入手できた。
しかし2016年頃から相場が上がり、2017年始めには平均6万円程になっており、その後も市場価値は上昇している。
- アニメ5D'sで主人公・不動遊星の声を担当した宮下雄也氏は、原作者の高橋和希氏から贈られたこのカードをお守りとして財布に入れているエピソードを明かしている。
- 「ホルアクティ(Harakhti)」は昇る太陽が神格化されたエジプトの神で、天空と太陽の神ホルスの姿の一つとされる。
下記の技名「ジェセル」とは、初めてピラミッドを建立させたファラオである。
- 2016年のエイプリルフールに、サポートカードである《帝王海馬》がVジャンプの公式サイトで公開された。
- 原作・アニメにおいて―
原作『ファラオの記憶編』 の最終決戦で登場。
ファラオの名の下に三幻神を束ねることで誕生し、大邪神ゾーク・ネクロファデスを撃破して宿命の戦いに終止符を打った。
三幻神とは異なり会話が可能であり、アテムに仲間の存在こそがゾークを撃破できる力だったのだと語りかけた。
技名は「ジェセル」。
- 原作やアニメではカードとして登場したわけではなく、ラスボスを壊滅するために登場したフィニッシャーのような、文字通りの神そのものというべき存在である。
原作者の高橋和希氏は文庫本あとがきとして登場経緯を記しておりそれによると、「母性」を象徴したキャラクターだという。
- 『記憶編』でアテムが呼び出した時の口上は「そして今、王の名の下に神を束ねる!!《光の創造神 ホルアクティ》!!!」
- 闇の大神官の回想によると、《光の創造神 ホルアクティ》は本来の歴史では登場せず、アテムは《オベリスクの巨神兵》を率いて戦ったようである。
結局、大邪神ゾーク・ネクロファデスを打倒する手段がなかったため、ファラオの名と記憶を犠牲にすることで闇の大神官とともに自らを千年パズルに封印している。
関連カード †
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
FAQ †
召喚条件について †
Q:《ラーの翼神竜》を召喚した後に、このカードを特殊召喚します。
この間に、相手に行動権利は存在しますか?
A:いいえ、相手には行動権利は与えられません。
三幻神には「このカードの召喚成功時には、魔法・罠・モンスターの効果は発動できない。」というテキストが存在するためです。
召喚に成功した後は、再びターンプレイヤーに行動権利が与えられます。
したがって、このカードの召喚条件を満たしているのであれば、そのまま特殊召喚を行い、特殊勝利できます。(12/03/23)
Q:《光の創造神 ホルアクティ》を宣言して《天声の服従》を発動し、相手のデッキに《光の創造神 ホルアクティ》があった場合、効果処理はどうなりますか?
A:質問の状況の場合でも、《天声の服従》の効果処理は通常通り適用され、相手プレイヤーは自身のデッキを確認し、《光の創造神 ホルアクティ》があった場合、『宣言されたモンスターがあった場合、その内の1体をお互いに確認し以下の効果から1つを選択して適用する』処理を行います。
この時、相手が『●確認したカードを、このカードを発動したプレイヤーのフィールドに召喚条件を無視して攻撃表示で特殊召喚する』処理を選んだ場合には、《天声の服従》を発動したプレイヤーのモンスターゾーンに《光の創造神 ホルアクティ》が特殊召喚される事になり、『このカードを特殊召喚したプレイヤーはデュエルに勝利する』の勝利条件を満たす事になります。(つまり、《天声の服従》を発動したプレイヤーがデュエルに勝利する事になります。)
また、『●確認したカードを、このカードを発動したプレイヤーの手札に加える』処理を選んだ場合は、《天声の服従》を発動したプレイヤーの手札に《光の創造神 ホルアクティ》が加わります。(17/03/24)
Q:《真実の名》を発動し、自分のデッキの一番上のカードをめくった結果、『宣言したカードだった場合、そのカードを手札に加える』処理が行われました。
『さらに、デッキから神属性モンスター1体を手札に加えるか特殊召喚できる』処理を行う際に、《光の創造神 ホルアクティ》を特殊召喚する事はできますか?
A:《光の創造神 ホルアクティ》は『自分フィールド上の、元々のカード名が「オシリスの天空竜」「オベリスクの巨神兵」「ラーの翼神竜」となるモンスターをそれぞれ1体ずつリリースした場合のみ特殊召喚できる』モンスターとなりますので、《真実の名》の効果によって《光の創造神 ホルアクティ》を特殊召喚する事はできません。
『さらに、デッキから神属性モンスター1体を手札に加えるか特殊召喚できる』処理を行う際に、《光の創造神 ホルアクティ》をデッキから選ぶ場合には手札に加える処理を行う事になります。(17/03/24)
Q:《オベリスクの巨神兵》・《オシリスの天空竜》・《ラーの翼神竜》等のカード名を得た《ファントム・オブ・カオス》をフィールド上からリリースして、《光の創造神 ホルアクティ》を特殊召喚する事はできますか?
A:《光の創造神 ホルアクティ》を特殊召喚する際に、フィールド上にて《オベリスクの巨神兵》・《オシリスの天空竜》・《ラーの翼神竜》のカード名を得ている《ファントム・オブ・カオス》をリリースする事はできません。
したがって、カードに記載されている元々のカード名が《オシリスの天空竜》・《オベリスクの巨神兵》・《ラーの翼神竜》となるモンスターをそれぞれ1体ずつリリースしなければなりません。(17/03/24)
Q:フィールド上に表側表示で《生贄封じの仮面》が存在する時に、フィールド上から《オシリスの天空竜》・《オベリスクの巨神兵》・《ラーの翼神竜》をそれぞれリリースして、手札から《光の創造神 ホルアクティ》を特殊召喚する事はできますか?
A:《生贄封じの仮面》の効果が適用されている場合、カードをリリースする事ができない状況となります。
したがって、フィールド上から《オシリスの天空竜》・《オベリスクの巨神兵》・《ラーの翼神竜》をそれぞれリリースする事ができない為、手札から《光の創造神 ホルアクティ》を特殊召喚する事もできません。(17/03/24)
Q:《光の創造神 ホルアクティ》を『自分フィールド上の、元々のカード名が「オシリスの天空竜」「オベリスクの巨神兵」「ラーの翼神竜」となるモンスターをそれぞれ1体ずつリリースした場合のみ特殊召喚できる』方法によって特殊召喚する際に、自分のモンスターゾーンに裏側守備表示で存在する《オシリスの天空竜》・《オベリスクの巨神兵》・《ラーの翼神竜》をリリースできますか?
A:そのモンスターの元々のカード名が《オシリスの天空竜》・《オベリスクの巨神兵》・《ラーの翼神竜》なのであれば、リリースできます。(22/08/29)
特殊召喚したプレイヤーがデュエルに勝利する効果について †
Q:効果分類は何ですか?
A:効果として扱わず勝利条件となり、チェーンブロックも作られません。(12/02/26)
Q:《スキルドレイン》適用中に特殊召喚した場合、勝利できますか?
A:はい、無効にならず勝利できます。(12/02/26)
Q:《ファントム・オブ・カオス》がフィールド上に表側表示で特殊召喚に成功したターンにて、墓地に存在する《光の創造神 ホルアクティ》をゲームから除外して、《光の創造神 ホルアクティ》のカード名と効果を得た場合、デュエルに勝利する事はできますか?
A:《光の創造神 ホルアクティ》の『デュエルに勝利する』勝利条件を、《ファントム・オブ・カオス》の効果によって得る事はできません。
したがって、デュエルに勝利する事はできません。(20/08/21)
Tag: 《光の創造神 ホルアクティ》 モンスター 特殊召喚モンスター 効果モンスター 星12 神属性 創造神族 攻? 守? 正規の方法以外での特殊召喚不可