《再生(さいせい)の海(うみ)》 †

永続魔法
このカード名の(1)の効果は１ターンに１度しか使用できない。
(1)：自分の墓地の攻撃力１０００以下の水属性モンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに破壊される。

　ANIMATION CHRONICLE 2024で登場した永続魔法。
　自分の墓地の攻撃力1000以下の水属性を蘇生する効果を持つ。

　蘇生対象は種類が多く、リンクモンスターなども対応している。
　エンドフェイズの自壊以外のデメリットや制約もなく、効果も利用可能で活用法は多い。
　自壊に関しても、蘇生したモンスターをそのターン中に素材やリリースで処理すれば気にならないだろう。

　なお、蘇生対象には、《浮上》や《白の水鏡》で蘇生できるものも少なくなく、採用の際にはそれらとの差別化も意識したい。
　こちらは永続魔法故に維持できれば毎ターン使用可能であり、継続的に素材・リリース要員を用意できるのが利点。
　また、破壊された場合の効果を持つモンスターを蘇生させ、自壊から効果に繋げるコンボも可能。
　一方で永続カード故に、カードの発動及び効果の発動に除去をチェーンされると蘇生が不発に終わるのが弱点となる。

　相性のいいカード・デッキは以下のものが考えられる。

  1. 【雲魔物】：大半のモンスターが該当する。
    蘇生を行う永続魔法である《召喚雲》を既に備えているが、こちらは既にモンスターが存在する場合でも蘇生可能な上に自壊もせず、蘇生に限ればこちらが優位。
  2. 【リチュア】：デッキの中心となる《グリム・リチュア》・《リチュア・アビス》・《ヴィジョン・リチュア》が蘇生できる。
    前者２体は効果に繋げて更なるアドバンテージを得られ、《ヴィジョン・リチュア》は自身の効果で墓地へ送りやすい。
    《浮上》とはほぼ同じ役割であり、魔法・罠除去に弱い代わりに毎ターン使える、と一長一短。
  3. 【グレイドル】：メインデッキでは《グレイドル・イーグル》以外の全てのモンスターが範囲。
    《浮上》は《グレイドル・イーグル》が蘇生でき、こちらは《グレイドル・スライム》が蘇生できる点で異なる。
    また、エンドフェイズと遅いが自壊を《グレイドル・アリゲーター》のトリガーにもできる。
  4. 【クリストロン】：チューナー３種と《水晶機巧−スモーガー》・《水晶機巧−プラシレータ》が該当。
    特に《水晶機巧−スモーガー》・《水晶機巧−プラシレータ》はこのカードを破壊してチューナーをリクルートできる。
    逆に他のクリストロンで蘇生したモンスターを破壊し、自壊デメリットを踏み倒しながらシンクロ召喚に繋げてもいい。
  5. 【氷結界】：《氷結界の鏡魔師》・《氷結界の伝道師》を使いまわせる。
    基本的にはより広い《氷結界の晶壁》で十分だが、こちらは毎ターン使える点や発動回数制限を回避するために同時採用することも考えられる。
  6. 【ベアルクティ】：レベル７の獣族ベアルクティが対応。
    《浮上》では対応できないレベルであり、特殊召喚時の効果も持っているため相性が良い。
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収録パック等 †

Tag: 《再生の海》 魔法 永続魔法

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