《削りゆく命》 †
永続罠
(1):「削りゆく命」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。
(2):相手エンドフェイズに発動する。
このカードにカウンターを1つ置く。
(3):このカードにカウンターが置かれている場合、
自分・相手のメインフェイズ及びバトルフェイズに発動できる。
このカードを墓地へ送る。
その後、このカードに置かれていたカウンターの数まで、相手は手札を可能な限り選んで捨てる。
遊戯王OCGデュエルモンスターズ 25th ANNIVERSARY ULTIMATE KAIBA SETで登場した永続罠。
自分フィールドに1枚しか存在できない効果、相手エンドフェイズにカウンターを置く効果、お互いのメインフェイズ及びバトルフェイズに自身を墓地へ送って乗っていたカウンターの数までハンデスを行う効果を持つ。
ハンデスを行えるが、効力を発揮するのに最低往復1ターンかかり、一見永続カードの定めとして除去にも弱いように見える。
しかし実際にはカウンターさえ乗ってしまえばほぼ任意のタイミングで墓地へ送ることができるため、起動効果や通常魔法による除去に対しては見かけ以上に強い。
放置してハンデス枚数を稼がせるわけにもいかず、かといって除去も実質無駄になるとなれば相手からすればなかなか面倒な存在となるだろう。
《宮廷のしきたり》を併用すれば破壊されない耐性も付くため、ハンデス枚数を稼ぎやすくなる。
反面ハンデスそのものの性能は逆利用されやすい効果による「相手が選んで捨てる」であり、効果的に決まるかどうかは完全に相手の手札次第となる。
また罠カードで1枚捨てさせるだけなら、《強烈なはたき落とし》でも近いことができてしまう。
表側表示状態で維持さえできればこちらは複数枚のハンデスを行えるため、このカードを使うなら複数ターンの維持を狙いたい。
ただし欲張りすぎると《サイクロン》等のドローフェイズやスタンバイフェイズ、エンドフェイズに除去されるカードを引かれる可能性もそれだけ高くなることには注意。
相手が手札を能動的に減らしてカウンターの数よりも手札枚数が下回った場合は、カウンターを貯めた意味がなくなってしまう。
- アニメでのイラストは背景が水色のアニメ調な簡素的な構図だったが、OCG化に際し、背景が紫色に変更され、カードが全て裏側になっていたりと大幅に描き直されている。
関連カード †
収録パック等 †
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