《初買い/Hatsugai》 †
通常罠
(1):相手のデッキの上からカードを5枚めくり、
自分はその中から1枚を選んで100の倍数の数を宣言する(最大3000まで)。
相手はその数値分のLPを回復できる。
回復した場合、自分はその数値分のLPを失い、
選んだカードを自分の手札に加え、残りのカードを元の順番でデッキの上に戻す。
回復しなかった場合、めくったカードを元の順番でデッキの上に戻す。
CYBERSTORM ACCESSで登場した通常罠。
相手のデッキトップ5枚のうち1枚を選び3000以下の100の倍数を宣言し、相手がその数値分ライフ回復した場合には自分がその数値分ライフポイントを失い、選んだカードを手札に加え、回復しなかった場合には選んだカードを戻す効果を持つ。
相手に最大6000のライフ・アドバンテージを与える代わりに、相手のデッキトップ5枚の中から好きなカードを手札に加え、デッキトップ4枚の確認もできる。
単体では不確定なカード獲得にしかならず、相手のデッキのカードを奪うなら《天声の服従》を使う方が良い。
このカードを使うならライフ差を利用して《活路への希望》などのライフ差がつくカードとのコンボに繋ぎたい。
だが、問題はこの効果を適用するかの選択権が相手にあること。
遊戯王OCGにおいてカード・アドバンテージはライフ・アドバンテージより重視されるため、相手は「回復しなければ負ける」か「ライフロスで勝てる」状況でもなければ効果の適用を拒否した方が良い。
宣言する数値を大きくしたり不要なカードを選んだりすることによる駆け引きも不可能ではないが、いずれにしても自分に不利である。
相手が回復を拒否した場合、このカード1枚を消費してデッキトップ5枚のピーピングを行うだけである。
相手が取引に応じる可能性は極めて低いので、ノーコスト且つ引いてすぐ使える魔法カードの《古代の遠眼鏡》や、枚数こそ少ないもののデッキトップ操作も兼ねる《盗み見ゴブリン》の方が良い。
- カード名の「初買い」とは、「正月2日に年初めの買い物をすること」。
イラストでは晴れ着を着たゴブリンの少年少女たちがモンスターをモチーフにしたおもちゃを購入している様子が描かれている。
- 「正月」そのものがアジア圏の風習であるため、このカードの英語名も特に意訳されていない。
- 2023年1月2日にカード情報が公開された。
上記の初買いに合わせたものと思われる。
関連カード †
―イラスト関連
収録パック等 †
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