《心を凍らせるスノークリスタル》 †
効果モンスター
星6/光属性/水族/攻 300/守1900
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドのモンスターの数が相手フィールドのモンスターより2体以上少ない場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):フィールドのこのカードは効果では破壊されない。
(3):相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの効果を無効にする。
Vジャンプ(2025年4月号) 付属カードで登場する光属性・水族の上級モンスター。
自分モンスターが相手モンスターより2体以上少ない場合に手札からこのカードを特殊召喚する効果、効果で破壊されない効果、相手フィールドの効果モンスター1体の効果を無効にする効果を持つ。
(1)は手札からの自己特殊召喚。
2体以上少ないという条件を自然と満たせる場面となると、後攻1ターン目か劣勢状況に限られる。
その様な状況であっても、相手が【閃刀姫】などの場合は満たせないことも起こり得るため、自己特殊召喚効果としては決して扱いやすい方ではない。
(2)は効果破壊耐性。
相手からの除去を受けにくくなるだけでなく、自分の効果にも耐性を持つため、全体除去に巻き込んでもよいだろう。
しかし、上級モンスターながらステータスが低く容易に戦闘破壊されてしまうこのカードを維持するには心もとない。
(3)は相手モンスターの効果の無効。
起動効果で対象をとる無効であるため、決して性能は高くない。
とはいえ無効効果はエンドフェイズまでというわけではなく、一度効果を通してしまえば相手モンスターを永続的に無力化することが可能な点は評価できるだろう。
上述の通り(1)によって劣勢気味の状況で特殊召喚しやすいため、相手フィールド次第では厄介な永続効果や誘発即時効果を無効化できる点は噛み合っているといえる。
(2)によりフリーチェーンのモンスター破壊やモンスター効果の発動を無効にし破壊する効果に対して強い点も特長と言えるだろう。
ただし後者の場合に関しては、このカードの(1)の効果を発動した段階で発動される場合もあるので、本命を通すためのブラフと割り切るべきか。
1つ1つの性能はお世辞にも高いとは言えないが、制圧布陣に対して後攻からの捲りとしては一定の性能を持つ。
しかし、さらに緩い条件で特殊召喚でき、ステータスもこのカードより高く、フリーチェーンの除去効果を持つ《ダイナレスラー・パンクラトプス》など、類似用途ではもっと扱いやすいモンスターは多数存在する。
光属性・水族というステータスから《カオティック・エレメンツ》のサーチに対応しており、【ランク6】や【ティスティナ】辺りであれば採用できなくもない。
関連カード †
収録パック等 †
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