《神秘の中華なべ/Mystik Wok》 †
速攻魔法
自分フィールド上のモンスター1体を生け贄に捧げる。
生け贄に捧げたモンスターの攻撃力か守備力を選択し、
その数値だけ自分のライフポイントを回復する。
※テキスト中の「生け贄」は「リリース」を指す。
天空の聖域で登場した速攻魔法。
リリースしたモンスターの攻撃力か守備力分のライフ回復を行う効果を持つ。
自分のモンスターを1体失うため、ライフ回復系カードの中では扱いにくい部類に入る。
また、ライフ回復の数値はリリースしたモンスターに左右されるので、回復量は安定しない。
逆に言えば、高ステータスのモンスターをリリースすることで、莫大なライフ・アドバンテージを得られる。
使い易い速攻魔法であることも、他のライフ回復系カードより勝っている利点の一つである。
相手の除去カードにチェーンすることでサクリファイス・エスケープができるため、無駄が少ない。
特に最上級モンスターは攻撃力が高いものが多く、そのまま除去されるとかなりのディスアドバンテージとなるため、狙い目である。
他にも、《地縛神 Aslla piscu》等の、フィールドを離れることで発動する効果を持つモンスターと組み合わせるのも悪くない。
【死皇帝の陵墓】・【サイキック族】・【デーモン】などライフ消費が激しい上に大型モンスターを扱うデッキならば複数枚入れておいてもいいだろう。
大幅な強化と引き換えに自壊デメリットが付与される《リミッター解除》や《狂植物の氾濫》等と併用するのも有効である。
- 「神秘の」を指す英単語は「mystic」だが、このカードの英語名では何故かドイツ語表記の「mystik」になっている。
- アニメZEXALではゴーシュが下位互換である通常罠《ヒロイック・ガード》を使用している。
ZEXALII第92話では、学園祭の模擬店「MonsterCafe」のメニューとして小鳥が客に見せている。
また、「IVvsナッシュ」戦においてIVが使用した速攻魔法《バニッシュ・リアクター》のイラストに描かれている。
- アニメARC-Vにおいて、梁山泊塾がこのカードのイラストのなべを武闘派デュエルの修行の道具として使用しているのが確認できる。
- コナミのゲーム作品において―
デュエルリンクスでは実装当時から、効果発動時に攻撃力または守備力を選択する旨が分かりやすくなるようにテキストが変更されている。
関連カード †
―イラスト関連
収録パック等 †
FAQ †
Q:リリースはコストですか?
A:はい、コストです。(10/09/08)
Q:装備カードなどで攻撃力の変化したモンスターをリリースした場合はどうなりますか?
A:フィールドの攻撃力を参照します。
例えば《ジェネティック・ワーウルフ》に《デーモンの斧》を装備しリリースした場合は3000、《流星の弓−シール》装備中ならば1000です。(09/02/06)
Q:自身の効果でリリースなしでセットした《神獣王バルバロス》をリリースした場合の回復量はいくつですか?
A:3000回復します。(09/02/20)
Q:攻撃力・守備力が両方とも0のモンスターをリリースして発動できますか?
A:いいえ、発動できません。(21/01/22)
Q:攻撃力のみが0のモンスターをリリースして攻撃力の方を選択してライフポイントを回復しない処理はできますか?
A:いいえ、0の数値を選択することはできません。(21/01/22)
Q:このカードの発動にチェーンをしてこのカードを発動する際にリリースして墓地へ送られたモンスターを《D.D.クロウ》等の効果で除外したり、《転生の予言》等の効果でデッキに戻した場合、ライフポイントを回復する効果は適用されますか?
A:除外された場合、デッキに戻された場合のどちらでも適用されます。(14/03/23)
Q:フィールドで罠モンスター状態の《アポピスの化神》をコストにこのカードを発動することができますか?
A:《アポピスの化神》をリリースして《神秘の中華なべ》を発動することはできます。
その際、フィールドでの《アポピスの化神》の攻撃力または守備力のいずれかの数値を選んで、その数値分ライフポイントを回復します。(19/09/12)
Tag: 《神秘の中華なべ》 魔法 速攻魔法