《星の金貨/Gold Moon Coin》 †
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分の手札を2枚選んで相手の手札に加える。
その後、自分はデッキから2枚ドローする。
COLLECTION PACK−革命の決闘者編−で登場した通常魔法。
相手に自分の手札を渡すことでドローする効果を持つ。
分け与えるカード2枚+このカードの3枚を消費し2枚ドローするため、カードのやり取りとしては、自分が−1枚、相手が+2枚と、3枚分損をする処理となる。
相手にとって使い所のないカードを渡しても、手札コストにされてしまう可能性がある。
相手のアドバンテージに目を瞑って手札交換として見た場合でも、デッキに戻す《打ち出の小槌》とさして変わらず、枚数が選べない分選択肢が狭い。
なお、相手にも恩恵がある2枚の手札交換には《手札断殺》も存在する。
あちらは墓地アドバンテージを稼げるが、相手にも2枚の手札交換をさせ墓地アドバンテージも与えてしまい、墓地を利用するデッキだとメリットを与えやすい。
手札コストを使うカードが多いデッキ相手だとこちらの方が相手にメリットを与えがちであり、一長一短と言える。
使用するなら、相手の手札に2枚のカードを送り込める点に着目すべきか。
例えば、光属性の攻撃力4000以上のモンスターを2枚送り込んでから《A・O・J ディサイシブ・アームズ》の効果を使えば1ターンキルになる。
その場合は《ドラゴン・目覚めの旋律》で2枚サーチ可能な《究極宝玉神 レインボー・ドラゴン》や、儀式モンスターサポートでサーチしやすいドライトロン儀式モンスターが使いやすいだろう。
相手の手札枚数を参照するカードも使いやすくなる。
特に《大暴落》であれば相手の手札を大きく減らせる。
- モチーフはグリム童話『星の銀貨』。
貧しい少女が困った人に自身の物を分け与え全て失うが、最後には神様から銀貨を貰い幸福になるという話である。
効果も相手にカードを分け与え、自分にも利益が来る点でモチーフを再現している。
- 金貨に描かれている横顔の女性は《ホーリー・エルフ》だと思われる。
アニメイラストでは無地のコインだったのでモンスターの柄はついてなかった。
また、英語名は理由は不明だが「星/Star」ではなく「月/Moon」になっている。
硬貨のイラストが月にでも見えたからであろうか。
- 原作・アニメにおいて―
アニメオリジナルKCグランプリ編の「レベッカvsレオン」戦においてレオンが使用。
レベッカに通常魔法《糸つむぎの針》を渡し、通常魔法《百年の目覚め》をドローして逆転勝利へ繋げた。
- レオンは《糸つむぎの針》を使えばレベッカの《ダイヤモンド・ヘッド・ドラゴン》を除去できた。
しかし、他に手札がなかった事からそれ以上は何もできず、次のターンのレベッカのドロー次第で敗北する可能性もあるため、一か八かの賭けと言える状況であった。
関連カード †
―イラスト関連
収録パック等 †
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