《天変地異/Convulsion of Nature》 †
永続魔法
このカードがフィールド上に存在する限り、
お互いのプレイヤーはデッキを裏返しにしてデュエルを進行する。
Mythological Age −蘇りし魂−で登場した永続魔法。
お互いのデッキトップを常に確認できるようになる効果を持つ。
効果はそれだけだが、デッキトップを利用するカードが猛威を振るうようになり、名実共に天変地異と言える。
代表的なコンボカードは《デーモンの宣告》や《リチュア・ディバイナー》。
実質的に毎ターン2枚ドローしているのと同じことになり、複数枚あれば更にその分アドバンテージを稼げる。
相手の手札を把握しやすい事から《異次元の指名者》や《マインドクラッシュ》も相性が良い。
また、デッキを丸ごとひっくり返すため、このカードを発動すると、デッキの一番下に置かれたカードは必然的にデッキの一番上に来ることになる。
そのため、《ゴブリンのやりくり上手》やアダマシアの共通効果などでデッキボトムを操作したのちこのカードを発動すればデッキトップを操作していることになり、狙ったカードを引き込める。
これらのカードを最大限活かして戦うのが【天変地異コントロール】である。
- このカードの裁定については以下の通りである。
上述の通りに特殊な効果を持つカードなため、使用する際は理解を深めておきたい。
- 『デッキを裏返しにする』とは、デッキの上下を入れ替え、裏表も反転させるということである。(12/10/09)
つまり、このカードを発動した際に1枚ずつ抜き出して表にしていくのではなく、デッキの塊を丸ごと手で掴んでそのままひっくり返す処理を行なう。
- このカードが偶数枚適用されていても、「‘裏返しの裏返し’で元に戻る」ということはなく、裏返しのままになる。(12/10/09)
- 複数枚のカードをめくる場合、めくっている最中にトップに来たカードは見られる。
- 複数枚のカードをトップに戻す場合、一番上に来るカード以外はどの順番で戻したか見られない。
- 原作・アニメにおいて―
アニメVRAINS第25話にて、SOLテクノロジー社の北村セキュリティ部長を叩くネットユーザーのハンドルネームの1つに「次元マジエク天変地異ロック」なる名前が確認できる。
- 上記のようなバグが発生する可能性がある為か、バグが発生しないプログラムにできなかった為なのかは不明だが、マスターデュエルにはこのカードは実装されていない。
関連カード †
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
FAQ †
Q:このカードがフィールドに存在しているとき、デッキの一番上に戻すなどの効果はどうなりますか?
A:そのカードを表向きでデッキの一番上に置きます。
Q:このカードがフィールドに2枚発動されました。
一度裏返したデッキを再び裏返しますか?(デッキは元の状態に戻りますか?)
A:いいえ、このカードが偶数回発動しても、デッキは裏返したままになります。
Q:このカード適用中に複数枚をドローする場合、相手はそのドローカード全てを確認できますか?
(1枚ずつ手札に加えていくのなら全てのカードを把握でき、複数枚を同時に手札に加えるのなら一番上以外のカードを把握できない。)
A:1枚ずつ手札に加えていくので、相手は手札に加わるカードすべてを把握できます。(08/09/28)
Q:このカードがフィールドに存在している時、《D−HERO ダイヤモンドガイ》、《徴兵令》などのデッキの一番上のカードを確認する、またはめくるカードを発動できますか?
A:はい、できます。(08/12/29)
Q:このカードの適用中に、《リチュア・チェイン》の効果や《魔導書整理》を発動しデッキの上から3枚を確認する場合、デッキの上から4番目のカードをお互いに確認する事になりますか?
A:はい、お互いに見る事ができます。(10/09/17)
Q:このカードの適用中に、《強欲で謙虚な壺》を発動しデッキの上から3枚をめくる場合、デッキの上から4番目のカードをお互いに確認する事になりますか?
A:はい、お互いに見る事ができます。(10/09/17)
Q:このカードの適用中に、《リチュア・チェイン》の効果や《魔導書整理》を発動し確認したカードをデッキの上に戻す場合、どのような順番でカードをデッキの上に戻したかお互いに確認する事になりますか?
A:相手はデッキの一番上のカード以外を確認できません。(10/10/07)
Q:《次元の裂け目》・《天変地異》適用下で、 《ナチュル・ビースト》の誘発即時効果や《光の援軍》を発動する事はできますか?
A:いいえ、どちらのカードもデッキの上から2枚目以降のカードが不明の為発動できません。(10/12/29)
Q:このカードの適用中に、《リチュア・チェイン》の効果や《魔導書整理》を発動しデッキの上から3枚を確認する場合、デッキの上から2番目と3番目のカードをお互いに確認する事になりますか?
A:いいえ、2番目と3番目のカードについては相手プレイヤーがカード名やカードの内容を見る事はできません。(14/01/08)
Q:このカードの効果で裏返しになっているデッキの残り枚数を確認する事はできますか?
できる場合、どのように確認しますか?
A:その場合でも、通常通りカードの裏面が上になるようにしてからデッキの枚数を確認し、枚数の確認が終わればカードの表面が上になる様にします。
なお、あくまでデッキの残り枚数を数えるのみですので、お互いのプレイヤーとも、デッキの一番上のカード以外のカードの確認をしながら枚数を数える事はできません。(14/01/08)
Q:このカードを発動した状態で《風霊術−「雅」》によって相手のカードをデッキの一番下に戻しました。
その効果処理後《天変地異》が破壊された場合、戻したカードは相手のデッキの一番上にありますか?
(デッキの上下を反転させる効果ですか?)
A:はい、その場合《風霊術−「雅」》の効果で戻したカードがデッキの一番上にある状況となります。(13/05/29)
Q:《天変地異》の『このカードがフィールド上に存在する限り、お互いのプレイヤーはデッキを裏返しにしてデュエルを進行する』効果が適用され、デッキの一番上に表向きとなっているカードが魔法カードや罠カードである場合、《レッカーパンダ》の『(1):自分・相手のスタンバイフェイズに50LPを払って発動できる。自分のデッキの一番上のカードを墓地へ送り、そのカードがモンスターだった場合、このカードの攻撃力・守備力はそのモンスターのレベル×200アップする』モンスター効果を発動する事はできますか?
A:《レッカーパンダ》のモンスター効果はデッキの一番上のカードがモンスターカードでなければ発動できない、という効果ではありません。
《天変地異》の効果が適用され、デッキの一番上のカードの種類が確認できる場合でも、《レッカーパンダ》のモンスター効果を発動する事はできます。
(その場合、デッキの一番上のカードを墓地へ送る処理にて処理が完了する事になります。攻撃力がアップする事はありません。)(17/03/24)
Q:《天変地異》の効果適用中に、《Dr.フランゲ》の『(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、500LPを払って発動できる。自分はデッキの一番上のカードを確認する。その後、確認したカードをデッキの一番下に戻すか、相手に見せて手札に加える。手札に加えた場合、次の自分ドローフェイズをスキップする』効果を発動する事はできますか?
A:《天変地異》の効果が適用され、自分のデッキの一番上のカードが公開されている場合でも、《Dr.フランゲ》の効果を発動する事はできます。
(その場合でも、効果処理は通常通り適用されます。また、『相手に見せて手札に加える』処理を行う事もできます。)(17/03/24)
Q:《天変地異》の適用中に、《絶対王 バック・ジャック》の『(1):相手ターンに墓地のこのカードを除外して発動できる。自分のデッキの一番上のカードをめくり、そのカードが通常罠カードだった場合、自分フィールドにセットする。違った場合、そのカードを墓地へ送る。この効果でセットしたカードはセットしたターンでも発動できる』効果を発動する事はできますか?
A:《天変地異》の効果によって、デッキの一番上のカードが公開されている場合でも、《絶対王 バック・ジャック》の効果を発動する事はできます。
なお、その際にデッキの一番上のカードが通常罠カードだった場合には、通常通り自分フィールドにセットし、違った場合には通常通り墓地へ送る事になります。(17/03/24)
Q:上記の状況で、《強欲で貪欲な壺》を発動したプレイヤーに対し、コストとなるカードがしっかり見えるように1枚1枚ゆっくりと除外するよう要請することは可能ですか?
A:ご質問の状況がデュエル中に発生した際には、対戦相手の方と話し合って進めていただいたり、大会中であればジャッジの判断で進めてください。(19/06/20)
Q:相手の《墓守の使い魔》の『相手はデッキの一番上のカード1枚を墓地へ送らなければ、攻撃宣言をする事ができない』効果が適用されています。
加えて《マクロコスモス》・《次元の裂け目》の効果や《人攻智能ME−PSY−YA》のP効果が適用されている場合、自分は攻撃宣言できますか?
A:《マクロコスモス》・《次元の裂け目》・《人攻智能ME−PSY−YA》の、どのカードの効果が適用されている状況でも、自分は攻撃宣言できません。
ただし、《墓守の使い魔》・《次元の裂け目》に加えて《天変地異》の効果が適用されている状況で、自分のデッキの一番上のカードがモンスターではないのであれば、自分は攻撃宣言できます。
同様に、《墓守の使い魔》・《人攻智能ME−PSY−YA》に加えて《天変地異》の効果が適用されている状況で、自分のデッキの一番上のカードがモンスターカードなのであれば、自分は攻撃宣言できます。(22/05/30)
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