《天変地異/Convulsion of Nature》 †
永続魔法
このカードがフィールド上に存在する限り、
お互いのプレイヤーはデッキを裏返しにしてデュエルを進行する。
Mythological Age −蘇りし魂−で登場した永続魔法。
お互いのデッキトップを常に確認できるようになる効果を持つ。
効果はそれだけだが、デッキトップを利用するカードが猛威を振るうようになり、名実共に天変地異と言える。
代表的なコンボカードは《デーモンの宣告》や《リチュア・ディバイナー》。
実質的に毎ターン2枚ドローしているのと同じことになり、複数枚あれば更にその分アドバンテージを稼げる。
相手の手札を把握しやすい事から《異次元の指名者》や《マインドクラッシュ》も相性が良い。
また、デッキを丸ごとひっくり返すため、このカードを発動すると、デッキの一番下に置かれたカードは必然的にデッキの一番上に来ることになる。
そのため、《ゴブリンのやりくり上手》やアダマシアの共通効果などでデッキボトムを操作したのちこのカードを発動すればデッキトップを操作していることになり、狙ったカードを引き込める。
これらのカードを最大限活かして戦うのが【天変地異コントロール】である。
- デッキを裏返しにするとは、デッキの上下を入れ替え、裏表も反転させるということである。
つまりこのカードを発動した際には、1枚ずつ抜き出して表にしていくのではなく、デッキの塊を丸ごと手で掴んでそのままひっくり返す処理を行う。
- このカードが偶数枚適用されていても、裏返しの裏返しで元に戻るということはなく、裏返しのままになる。
- 原作・アニメにおいて―
アニメVRAINS第25話にて、SOLテクノロジー社の北村セキュリティ部長を叩くネットユーザーのハンドルネームの1つに「次元マジエク天変地異ロック」なる名前が確認できる。
- 上記のようなバグが発生する可能性がある為か、バグが発生しないプログラムにできなかった為なのかは不明だが、マスターデュエルにはこのカードは実装されていない。
関連カード †
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
FAQ †
Q:このカードがフィールドに存在しているとき、デッキの一番上に戻すなどの効果はどうなりますか?
A:そのカードを表向きでデッキの一番上に置きます。
Q:このカードがフィールドに2枚発動されました。
一度裏返したデッキを再び裏返しますか?(デッキは元の状態に戻りますか?)
A:いいえ、このカードが偶数回発動しても、デッキは裏返したままになります。
Q:このカード適用中に複数枚をドローする場合、相手はそのドローカード全てを確認できますか?
(1枚ずつ手札に加えていくのなら全てのカードを把握でき、複数枚を同時に手札に加えるのなら一番上以外のカードを把握できない。)
A:1枚ずつ手札に加えていくので、相手は手札に加わるカードすべてを把握できます。(08/09/28)
Q:このカードがフィールドに存在している時、《D−HERO ダイヤモンドガイ》、《徴兵令》などのデッキの一番上のカードを確認する、またはめくるカードを発動できますか?
A:はい、できます。(08/12/29)
Q:このカードと《次元の裂け目》と相手の《墓守の使い魔》が存在しており、自分のデッキの一番上のカードは魔法・罠カードです。
この場合は攻撃宣言を行う事が可能ですか?
A:はい、墓地へ送れる事が確定している場合は可能です。(08/06/17)
Q:《次元の裂け目》・《天変地異》適用下で、 《ナチュル・ビースト》の誘発即時効果や《光の援軍》を発動する事はできますか?
A:いいえ、どちらのカードもデッキの上から2枚目以降のカードが不明の為発動できません。(10/12/29)
Q:このカードの適用中に、《リチュア・チェイン》の効果や《魔導書整理》を発動しデッキの上から3枚を確認する場合、デッキの上から4番目のカードをお互いに確認する事になりますか?
A:はい、お互いに見る事ができます。(10/09/17)
Q:このカードの適用中に、《強欲で謙虚な壺》を発動しデッキの上から3枚をめくる場合、デッキの上から4番目のカードをお互いに確認する事になりますか?
A:はい、お互いに見る事ができます。(10/09/17)
Q:このカードの適用中に、《リチュア・チェイン》の効果や《魔導書整理》を発動しデッキの上から3枚を確認する場合、デッキの上から2番目と3番目のカードをお互いに確認する事になりますか?
A:いいえ、2番目と3番目のカードについては相手プレイヤーがカード名やカードの内容を見る事はできません。(14/01/08)
Q:このカードの適用中に、《リチュア・チェイン》の効果や《魔導書整理》を発動し確認したカードをデッキの上に戻す場合、どのような順番でカードをデッキの上に戻したかお互いに確認する事になりますか?
A:相手はデッキの一番上のカード以外を確認できません。(10/10/07)
Q:このカードの効果で裏返しになっているデッキの残り枚数を確認する事はできますか?
できる場合、どのように確認しますか?
A:その場合でも、通常通りカードの裏面が上になるようにしてからデッキの枚数を確認し、枚数の確認が終わればカードの表面が上になる様にします。
なお、あくまでデッキの残り枚数を数えるのみですので、お互いのプレイヤーとも、デッキの一番上のカード以外のカードの確認をしながら枚数を数える事はできません。(14/01/08)
Q:このカードを発動した状態で《風霊術−「雅」》によって相手のカードをデッキの一番下に戻しました。
その効果処理後《天変地異》が破壊された場合、戻したカードは相手のデッキの一番上にありますか?
(デッキの上下を反転させる効果ですか?)
A:はい、その場合《風霊術−「雅」》の効果で戻したカードがデッキの一番上にある状況となります。(13/05/29)
Q:このカードの効果が適用されている状態で《強欲で貪欲な壺》を発動しました。
相手はコストとして除外されるカードを確認できますか?
A:このカードが存在する状態でも、《強欲で貪欲な壺》のコストは1枚ずつ裏向きに除外していきます。
除外していくカードが”見えてしまう”状況ではありますが、”確認する”ために見るという事はできません。(17/03/22)
Q:上記の状況で、《強欲で貪欲な壺》を発動したプレイヤーに対し、コストとなるカードがしっかり見えるように1枚1枚ゆっくりと除外するよう要請することは可能ですか?
A:ご質問の状況がデュエル中に発生した際には、対戦相手の方と話し合って進めていただいたり、大会中であればジャッジの判断で進めてください。(19/06/20)
Tag: 《天変地異》 魔法 永続魔法