《破壊輪/Ring of Destruction》 †
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):相手ターンに、相手LPの数値以下の攻撃力を持つ
相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
その表側表示モンスターを破壊し、
自分はそのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを受ける。
その後、自分が受けたダメージと同じ数値分のダメージを相手に与える。
遊戯王デュエルモンスターズ4 最強決闘者戦記 付属カードで登場した通常罠。
表側表示の相手モンスターを破壊し、その攻撃力分のダメージをお互いに与える効果を持つ。
発動は相手ターンのみではあるが、ノーコストかつフリーチェーンで除去を行う罠カードは極めて貴重。
更に破壊したモンスターの元々の攻撃力分のダメージをお互いに与える効果を有しており、火力としても《魔法の筒》並の威力が期待できる。
攻撃を止めるにも、シンクロ召喚やエクシーズ召喚の妨害をするにも十分な性能を有しており、除去罠カードの中でもかなり高い汎用性を持つ。
破壊→相手にバーンという処理の関係で、破壊された時の任意効果の発動タイミングを逃すことができる、という点も見逃せない。
相手のライフポイントを失う、あるいはダメージを受ける効果にチェーンして発動すると特に有効。
効果発動時にコストを支払うのではなく、効果処理時にライフを失うため、このカードの発動条件に影響しない。
また、対象とするモンスターの攻撃力は発動時に相手のライフ以下であればいいので、このカードの発動に何らかのバーンカードをチェーンするか、何かしらのバーンカードにこのカードをチェーンすればエンドカードになり得る。
そのためフリーチェーンのバーンカードを多用する【フルバーン】や【チェーンバーン】との相性が良く、特に《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》や《連鎖爆撃》とはシナジーが大きい。
サンアバロンともシナジーが強く、致死量でない限りライフ回復で受けたダメージを帳消しにしつつサンヴァインの特殊召喚へ繋げられる。
その他、下記にあるように元々の攻撃力の高いモンスターの攻撃力を下げるのも手で、《魔界の足枷》なら送りつけたモンスターの攻撃力を大きく下げて発動条件を満たしやすい。
自分の受けるダメージは据え置きだが、相手だけ2倍のダメージになる《朔夜しぐれ》とのコンボを狙うのもいいだろう。
欠点としては、裏側表示のモンスターを対象にできない点、そして自分または相手のライフが少ない時は発動できない点が挙げられる。
《神の宣告》・《ヒーローアライブ》等でライフポイントを自ら削るデッキでは採用を避けた方がいい。
また、少ないとは言え効果ダメージを跳ね返してくるカードは致命的で、破壊したモンスターの2倍の攻撃力分のダメージを負う。
- 海外版では、イラストの爆弾が炎に変更されている。
英語版のアニメにおいては爆弾の色がオレンジ色になっている。
関連カード †
―破壊+お互いにダメージ
―破壊+その攻撃力を参照して相手にダメージ
―破壊+その攻撃力を参照してコントローラーにダメージ
―特定のモンスターが破壊された時、その攻撃力を参照してダメージ
収録パック等 †
FAQ †
Q:相手の六武衆を対象に発動した所、身代わり効果で別の六武衆が破壊され、対象となった六武衆は破壊されませんでした。
この場合、ダメージは発生しますか?
A:対象モンスターが破壊されなかった場合、ダメージは発生しません。
Q:お互いのライフポイントが1000です。
相手のターンのメインフェイズに、相手フィールドにいる《E・HERO フェザーマン》を《破壊輪》で破壊しました。
この時、デュエルは自分の敗北ですか、引き分けですか?
A:2015年1月1日より、《破壊輪》の効果によるダメージは《破壊輪》を発動した自分が先に受けます。
したがって、自分のライフポイントが先に0になり、自分がデュエルに敗北します。(15/01/04)
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