《八雷天神/Yakusa, Lord of the Eight Thunders》 †
効果モンスター
星8/光属性/幻竜族/攻2000/守2000
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは自分の墓地のレベルまたはランクが8のモンスター1体を除外し、手札から特殊召喚できる。
(2):自分の墓地のレベルまたはランクが8の儀式・融合・S・Xモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをデッキに戻す。
その後、戻したモンスターの種類によって以下の効果を適用する。
●儀式・融合:自分はデッキから1枚ドローする。
●S・X:このカードの攻撃力は1000アップする。
Vジャンプ(2022年2月号) 付属カードで登場した光属性・幻竜族の最上級モンスター。
自分の墓地のレベルまたはランク8のモンスターを除外する事で手札から特殊召喚できる分類されない効果、レベルまたはランク8の儀式・融合・シンクロ・エクシーズを墓地からデッキに戻してドローか自己強化を適用する起動効果を持つ。
その効果から【ランク8】を始めとするレベル8を中心としたデッキでの採用となる。
メインデッキにレベル8を採用せず、融合・シンクロだけで用立てする事もできなくはないが、安定性を求めるのならばメインデッキにも採用しておきたい。
属性面では【ギャラクシー】や【青眼の白龍】等とシナジーする。
レベル8にしては低いステータスなので、(2)などで強化しない限りは各種素材やリリースに用いる事になるか。
どの様な使い方をするにせよ、墓地に必要なカードが無ければ機能しないため、初手に来ると腐るリスクがある点は意識して採用枚数を決めたい。
(1)は手札からの特殊召喚効果。
カード名を指定した1ターンに1度の制限が無いため、墓地さえ潤沢ならば同名カードを一気に展開した上でランク8のエクシーズ召喚が可能。
儀式・融合・シンクロ・エクシーズは(2)の為にも残しておきたいため、できる限りその他のモンスターをコストにしたい。
(2)はデッキに戻したモンスターの種類によって適用する効果が変化する。
儀式・融合の場合はドローであり、カード・アドバンテージを得られる。
シンクロ・エクシーズの場合は自己強化であり、永続強化なので1度でも適用できれば十分なアタッカーとなる。
構築にもよるが、融合・シンクロを中心とする場合はデッキをレベル8で統一するメリットが薄いため、儀式・エクシーズをメインにすることが多いか。
儀式は他の3種と異なり唯一メインデッキに投入するカードなので、手札に来て腐るリスクがある代わりに墓地へ送る手段も他に比べて豊富ではある。
- Vジャンプ(2022年1月号)では「墓地にレベル8が存在している場合に真価を発揮する2つの効果で展開をサポートできる。」と紹介されている。
実際にはランク8がいても同じように機能する。
- カード名・効果など「8」を意匠としたと思われ、モチーフは「八雷神」であろうか。
八雷神とは黄泉の国にて腐敗したイザナミの体に生じた八体の雷神の総称であり、火雷神とも言う。
約束を違えたイザナギへの追っ手として差し向けられることになる。
- イラストにおいて、周りに浮く巴紋(ともえもん)が8つ確認でき、元々のレベルと同じ数になっている。
- 中国の雷神信仰の影響などから、雷神は竜や蛇と関連づけられることもある。
名前に反して雷族ではなく幻竜族という種族設定はこれを意識したものか。
収録パック等 †
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