《反目の従者/Vengeful Servant》 †
装備魔法
装備モンスターのコントロールが移った時、
装備モンスターのコントローラーに装備モンスターの
元々の攻撃力分のダメージを与える。
CRIMSON CRISISで登場した装備魔法。
モンスターのコントロールが移動した際に、装備モンスターの攻撃力分のダメージを与える効果を持つ。
基本的には自分モンスターに装備して送りつける事になる。
しかし、一般的に送りつけコンボに使用されるリクルーターでは1500前後のダメージであり、コンボ前提のバーンとしては物足りない。
できる限り攻撃力の高いモンスターの送りつけを狙いたい。
高攻撃力モンスターを送りつける場合、その送りつけたモンスターを相手に逆に利用されないようにしたい。
低守備力のモンスターを守備表示で送りつけて貫通モンスターで戦闘破壊したり、妥協召喚した《神獣王バルバロス》や《邪神機−獄炎》等を送りつける等が考えられる。
デメリットを押し付けるのもよく、エクシーズ素材がない《No.30 破滅のアシッド・ゴーレム》を送りつければ5000のダメージと特殊召喚封じを行える。
バーンで勝敗が決まる場合はモンスターの処理を考えず高攻撃力モンスターを送りつけてもいいだろう。
元々の攻撃力が変化する《メガロック・ドラゴン》や《キメラテック・オーバー・ドラゴン》なら8000のバーンも狙える。
《青眼の究極竜》なら《融合強兵》で特殊召喚でき、2枚装備すれば9000ダメージになるため1ターンキルも狙える。
肝心のモンスターを送りつける手段としては、1枚で直接攻撃と送りつけを行える《No.26 次元孔路オクトバイパス》が相性が良い。
攻撃力4000のモンスターで直接攻撃後送りつければ、合計8000ダメージで1ターンキルとなる。
《賢者の聖杯》や《精神操作》等で一時的にコントロールを得た相手モンスターに装備させるのもいいだろう。
その場合《アームズ・ホール》を共用できる《薔薇の刻印》も扱いやすい。
自分フィールドに戻ってきた場合は自分がダメージを受けてしまう点には注意が必要。
《シエンの間者》や《薔薇の刻印》を使用した場合に起こり得る。
なお、自分のライフに余裕があるのなら、一度送りつけた後《精神操作》等で奪い返し、エンドフェイズに再び送りつけるという荒業も可能。
- 「反目」は「仲が悪い者同士が睨み合うこと」を意味し、「従者」は《異形の従者》を参照。
- 『デュエルリンクス』では初期ライフが4000という環境もあり、このカードを複数枚採用していれば先攻1ターンキルでの勝利も容易に狙える点が問題視された為、24/03/08からLIMIT1に指定される事となった。
関連カード †
―イラスト関連
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
FAQ †
Q:ダメージ効果はチェーンブロックを組みますか?
A:チェーンブロックを組みます。(08/11/18)
Q:自分のコントロールするこのカードの装備モンスターのコントロールが相手の《洗脳−ブレインコントロール》の効果で相手に移った時に《トロイボム》を発動する場合、《トロイボム》を《反目の従者》の効果にチェーンする形になりますか?
A:このカードの効果にチェーンをして《トロイボム》を発動する事ができます。(08/11/18)
Q:《洗脳解除》が存在する時に自分がコントロールするこのカードの装備モンスターが奪われて、その後にコントロールがすぐに戻った場合、このカードの効果でダメージを受けるのはどちらになりますか?
A:その場合、装備モンスターのコントロールが戻った時に1度だけこのカードの効果が発動し、自分がこのカードの効果でダメージを受けます。(09/01/08)
Q:ダメージ効果に《痛魂の呪術》をチェーンできますか?
A:可能です。
なお、効果の発動であるため《地獄の扉越し銃》はチェーンできません。(09/04/20)
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