《魔導原典 クロウリー/Crowley, the First Propheseer》 †
リンク・効果モンスター
リンク2/闇属性/魔法使い族/攻1000
【リンクマーカー:左下/右下】
魔法使い族モンスター2体
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「魔導書」カード3種類を相手に見せ、相手はその中からランダムに1枚選ぶ。
そのカード1枚を自分の手札に加え、残りのカードはデッキに戻す。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分はレベル5以上の魔法使い族モンスターを召喚する場合に必要なリリースをなくす事ができる。
この効果は1ターンに1度しか適用できない。
LINK VRAINS PACKで登場した闇属性・魔法使い族のリンクモンスター。
リンク召喚に成功した場合に魔導書3種類から1枚をサーチする誘発効果、魔法使い族のリリースを軽減する永続効果を持つ。
リンク素材の指定は魔法使い族2体。
魔法使い族には《ジェスター・コンフィ》や《Emトリック・クラウン》などの特殊召喚しやすいモンスターが多いので、リンク召喚は容易。
(1)の効果を使うなら、複数の魔導書を採用する【魔導書】での使用となる。
(1)は魔導書3種の中からランダムに1枚をサーチする効果。
《魔導書庫クレッセン》と同様、《グリモの魔導書》を3枚の中に含めれば狙ったカードをサーチできる確率は上がる。
あちらと異なり《魔導書士 バテル》も直接サーチできる上、デメリットもない。
リンク召喚の過程で召喚権を使っていなければ、《グリモの魔導書》、《魔導書士 バテル》、サーチしたい魔導書の3種を選ぶことで確実に目的の魔導書をサーチできる。
(2)はレベル5以上の魔法使い族のリリースをなくす効果。
このカードをリンク召喚した時点で既に召喚権を使っている場合が多く、活用するのは難しい。
魔法使い族には特殊召喚サポートカードが多いが、汎用的な手札からの特殊召喚手段は《ディメンション・マジック》くらいであり、リリースも必要なのでこの効果で出すことを考えてもいい。
ちなみに、通常召喚できるレベル5以上の魔法使い族で召喚制限を持つのは現在、蘇生だけができない《氷の女王》とミュートリアカードでしか特殊召喚できない《ミュートリアル・ミスト》のみ。
《魔導書の神判》が禁止カードから制限カードに緩和されたことで、このカードもそのサーチ手段として利用できるようになった。
【魔術師】や【ヴァリアンツ】など、召喚権を消費せずにリンク召喚を狙えるデッキなら魔導書を取り入れてみるのも面白いかもしれない。
- 「原典」とは、引用や翻訳・複写の際に元となる書物の事を指す。
- 「魔導」の名と魔導書に関する効果を持ち、イラストのガラス管にもタロットカードをモチーフとする魔導共通の装飾が見られる。
上記のアレイスター・クロウリーは「トート・タロット」というタロットをデザインしているという点でも繋がりがある。
このトート・タロットには従来のタロットには存在しない、「獣の印」と呼ばれる「アレイスター・クロウリーの六芒星」が描かれたカードが存在しており、このカードはそれをモチーフとしている可能性がある。
このイラストにも、召喚獣の関連カードに頻出する「アレイスター・クロウリーの六芒星」をモチーフとしたと思しき魔法陣がガラス管の天面にも描かれている。
関連カード †
―(1)の類似効果
―イラスト関連
収録パック等 †
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