《無抵抗の真相/Wolf in Sheep's Clothing》 †
通常罠
相手モンスターの直接攻撃によって自分が戦闘ダメージを受けた時、
手札のレベル1モンスター1体を相手に見せて発動する。
相手に見せたモンスター1体と、自分のデッキに存在する同名モンスター1体を
自分フィールド上に特殊召喚する。
STARDUST OVERDRIVEで登場した通常罠。
直接攻撃による戦闘ダメージをトリガーにレベル1モンスターを複数展開する効果を持つ。
被直接攻撃時とタイミングは指定されているがボード・アドバンテージ的には損をしない効果である。
ダメージステップ時に特殊召喚するため、《激流葬》等による妨害を受けないというメリットも存在する。
自分フィールドにモンスターがいても発動できるので、《アストラルバリア》を使用したり、《ダックドロッパー》を再度召喚して能動的な発動を狙うのもよいだろう。
ただし、レベル1モンスターの特殊召喚手段としては、手札コストがいるものの即効性がある《ワン・フォー・ワン》が存在する。
そのため、このカードを使う場合は一度に2体特殊召喚できるという点を生かしたい。
《チューニング・サポーター》や《サイバー・ヴァリー》等のフィールドに複数存在した方が都合のいいモンスターを特殊召喚するのが良いだろう。
その他にも、罠カードである点を利用して、《大木炭18》・《レプティレス・ナージャ》等の壁モンスターや《ガスタ・イグル》・《ヘル・セキュリティ》等のリクルーターを特殊召喚し、後続の攻撃を防ぎつつ次のターンに繋げることでも《ワン・フォー・ワン》との差別化は可能。
また、《エレキリギリス》や《ブロック・スパイダー》を2体並べてロックをかけてもいい。
特殊召喚できるのはレベル1限定であり、同名モンスターを必要とするために投入するデッキを選ぶが、レベル1モンスターを積むデッキであれば採用価値はある。
【電池メン】においては《電池メン−単一型》や《電池メン−ボタン型》を特殊召喚し、返しのターンでもう1体電池メンを召喚すれば《漏電》の発動条件を満たす事ができる。
また、【ワイト】では《ワイト》のサーチをすれば墓地へ送りやすくなり、墓地を肥やした上で《ワイトキング》を特殊召喚できれば高攻撃力のモンスター2体でラッシュをかけられる。
その他のデッキにおいても、レベル1モンスター2体を特殊召喚することで、シンクロ召喚やランク1エクシーズモンスターのエクシーズ召喚への布石となる。
ただし、低ステータスのレベル1モンスターでは後続のモンスターに戦闘破壊されて自分のターンには残っていない可能性も高いので、最後の1体の直接攻撃に対して発動するなどし、戦闘破壊されないようにしておきたい。
- 英語名は聖書「マタイ伝」に由来する「偽善者」を意味し、具体的には「温順を装った危険人物」を指す。
日本語でもよく使用される「羊の皮を被った狼」という言い回しの元である。
関連カード †
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
FAQ †
Q:何らかの事情により「手札から」「デッキから」のどちらかが特殊召喚できなくなった場合、もう一方も特殊召喚できなくなりますか?
A:できません。(09/09/02)
Q:デッキに同名カードが存在しない場合、または見せるカードが制限カードの場合発動する事自体ができませんか?
A:発動自体ができません。(09/09/02)
Q:《伝説の都 アトランティス》の効果適用下で、手札でレベル1となっているレベル2モンスターを公開し、自分のデッキから同名のレベル2モンスターを特殊召喚できますか?
A:できます。(09/09/02)
Q:《無抵抗の真相》を発動して、同一チェーン上で最初に《無抵抗の真相》を発動する際に見せたモンスターを再び見せて2枚目の《無抵抗の真相》を発動できますか?
A:いいえ、既に見せているモンスターを見せて2枚目の《無抵抗の真相》を発動する事はできません。(15/07/02)
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