紋章獣(もんしょうじゅう)アバコーンウェイ/Heraldic Beast Aberconway》

効果モンスター
星4/風属性/ドラゴン族/攻1800/守 900
このカードが墓地に存在する場合、
このカード以外の自分の墓地の「紋章獣アバコーンウェイ」1体を
ゲームから除外して発動できる。
自分の墓地の「紋章獣」と名のついたモンスター1体を選択して手札に加える。
「紋章獣アバコーンウェイ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。

 ABYSS RISINGで登場した風属性ドラゴン族下級モンスター
 自身及び同名カード墓地に存在する場合、もう片方を除外することで紋章獣1体をサルベージする起動効果を持つ。

 テキストが少々わかりづらいが「墓地に《紋章獣アバコーンウェイ》が2体以上存在する場合、その内の1体(効果発動していないもの)を除外する事で紋章獣1体をサルベージする」効果である。
 回収する有力候補は、墓地肥やしと展開を兼ねられる《紋章獣グリフォン》メダリオン2枚をサーチできる《紋章獣スタット・ホエール》であろう。
 それ以外では、手札コストとして優秀な《紋章獣レオ》、自己特殊召喚が可能な《紋章獣アンフィスバエナ》《紋章獣エアレー》あたりか。
 因みに効果発動した自身もサルベージできるが、手札フィールドではバニラであるこのカードを回収する意義は薄い。

 ハンド・アドバンテージを得られるのは魅力的だが、発動には自身ともう1枚同名カード墓地に必要なので、発動条件を満たすのに多少の下準備は求められる。
 《紋章獣グリフォン》《No.18 紋章祖プレイン・コート》、汎用カードでは《おろかな埋葬》などを駆使して、デッキから直接墓地へ送りたい。
 《紋章獣アンフィスバエナ》コストとしては《紋章獣レオ》に次いで適しているモンスターであるとも言える。

  • カード名の由来は20世紀初頭に誕生した「アバコンウェイ卿」を当主とする一門だろうか。
    ただし、この一族の紋章にドラゴンの意匠は見られない。
    また、英語名のAberconwayはウェールズ語でAberは河、conwayはウェールズ地方の街の名前で直訳するとコンウェイの河となる。
    このことから、ウェールズの国旗に描かれている赤い竜がイラストのモチーフかもしれない。
  • アニメでは回数制限が無かったが、手札に加えられるのは自身のみだったため、相対的にOCG強化されている。

関連カード

―《紋章獣アバコーンウェイ》の姿が見られるカード

このカードを使用する代表的なデッキ

収録パック等


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