《紋章獣ツインヘッド・イーグル/Heraldic Beast Twin-Headed Eagle》 †
効果モンスター
星4/風属性/鳥獣族/攻1200/守1400
墓地のこのカードをゲームから除外し、
自分フィールド上のエクシーズ素材の無いエクシーズモンスター1体と、
自分の墓地の「紋章獣」と名のついたモンスター2体を選択して発動できる。
選択した墓地のモンスターを、
選択したエクシーズモンスターの下に重ねてエクシーズ素材とする。
「紋章獣ツインヘッド・イーグル」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
COSMO BLAZERで登場した風属性・鳥獣族の下級モンスター。
自身を墓地コストにする事で墓地の紋章獣2体をエクシーズ素材としてエクシーズモンスターに補充する起動効果を持つ。
エクシーズモンスターはエクシーズ素材を使い切る前に除去される場合も多く、蘇生・帰還させた場合以外ではあまり発動する機会がない。
そのため、このカードの効果を使うのは、効果に1ターンに1度の制約がないもの、もしくは即座にエクシーズ素材を全て使い切れるエクシーズモンスターとなる。
この条件を満たす例としては、《ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》・《クロノダイバー・リダン》・《天霆號アーゼウス》等が挙げられる。
この他、エクシーズ素材の消費数が多く、それによって生き長らえる可能性のある《No.106 巨岩掌ジャイアント・ハンド》・《No.101 S・H・Ark Knight》とも相性が良い。
後者はエクシーズ素材を自力で補充できるものの、耐性で返しを生存した場合や《エフェクト・ヴェーラー》を受けた場合から動かせる。
《連鎖召喚》で特殊召喚したエクシーズモンスターに素材を付与するのも有効で、《No.100 ヌメロン・ドラゴン》を出し、効果を使えば高攻撃力を得られることも有る。
他には《星守の騎士 プトレマイオス》で特殊召喚したエクシーズモンスターも、大抵の場合エクシーズ素材が1つなので即座に条件を満たせる。
《巌征竜−レドックス》で《紋章獣レオ》などをコストに蘇生する場合に、エクシーズモンスターを選択肢に加えられる。
《嵐征竜−テンペスト》でこのカードを墓地に送りつつ《巌征竜−レドックス》をサーチできればベストであろう。
エクシーズモンスターは征竜の特殊召喚で除外する場合もあるが、その場合は《D・D・R》を経由しての利用機会を得られる。
《紋章獣アバコーンウェイ》・《紋章獣ベルナーズ・ファルコン》を優先的にサーチしたいので頻繁に狙えるわけではないが、ピン挿しでも動かせるので一考の余地はある。
この効果でエクシーズ素材にするのは墓地へ送られた場合の効果を持つ《紋章獣レオ》が筆頭候補で、そちらの効果に繋げてさらなるアドバンテージを得られる。
それ以外では特別相性が良いものは無く、強いて言えば墓地で発動する効果を持つ《紋章獣ユニコーン》や《紋章獣アバコーンウェイ》は可能なら避けておきたいくらい。
しかし、自身を含めて墓地に紋章獣が3体という発動条件が厳しく、一時的とはいえ墓地リソースを大幅に失うので、《高等紋章術》や《紋章獣アバコーンウェイ》などを阻害しかねない。
《顕現する紋章》や《No.18 紋章祖プレイン・コート》でのサポートは必須であるが、無理に発動は狙わず流動的に機会を窺うほうが良いだろう。
また鳥獣族紋章獣の総数が増えるので《零鳥獣シルフィーネ》をエクシーズ召喚しやすくもなる。
特化するならば《風の精霊 ガルーダ》を追加してみるのも面白い。
- モチーフは「双頭の鷲」だろう。
紋章に描かれる動物の代表格であり、紀元前から使用されている事が確認できる由緒あるシンボルである。
現在でもドイツやロシアなどの国章をはじめ幅広く用いられている。
- 確認できる最古の「双頭の鷲」は、シュメール神話における戦いの神ニンギルスに関するものである。
関連カード †
―《紋章獣ツインヘッド・イーグル》の姿が見られるカード
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
FAQ †
Q:効果処理時に対象に選択したエクシーズモンスターが裏側表示になった場合、重ねる効果は適用されますか?
A:いいえ、適用されません。(12/11/17)
Q:効果処理時に対象に選択した紋章獣が1体でも墓地を離れた場合、重ねる効果は適用されますか?
A:はい、適用され残りの1体はエクシーズ素材になります。(12/11/18)
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