玲瓏竜(ドラゴリシア)クンツァイド》

効果モンスター
星8/地属性/ドラゴン族/攻   0/守   0
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードが手札に存在する場合に発動できる。
手札・デッキからレベル7以上の通常モンスター1体を墓地へ送り、このカードを特殊召喚する。
(2):墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の通常モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。

 Vジャンプ(2024年11月号) 付属カードで登場した地属性ドラゴン族最上級モンスター
 手札デッキからレベル7以上の通常モンスター1体を墓地へ送り、このカード手札から特殊召喚する起動効果墓地のこのカード除外し、墓地通常モンスター守備表示蘇生する起動効果を持つ。

 (1)は手札からの自己特殊召喚
 レベル7以上に限られてはいるが、デッキ圧縮墓地アドバンテージの獲得を行いつつ展開できるため有用性は高い。
 自身の攻守は共に0なので、展開後は各種素材に用いて墓地へ送り次のターンに(2)へと繋げたい。
 主な採用先候補は【ブラック・マジシャン】【青眼の白龍】【真紅眼の黒竜】などとなるか。
 特に【青眼の白龍】レベル種族が共に合致するので、シンクロ素材エクシーズ素材としてもかなり使いやすい。
 ただし、中盤以降はデッキ内に該当する通常モンスターが存在しないケースもあり、その場合このカードが事故要員になるのが欠点。

 (2)は自身を墓地コストとして通常モンスター蘇生
 蘇生先は(1)で用意したもの以外でも良いので幅広く、こちらの効果だけならばレベル6以下の通常モンスターを採用するデッキでも使用可能。
 守備表示指定なので基本的には素材やコストに用いる形となる。
 デュアル蘇生した場合はそれを再度召喚することで効果モンスター扱いとなり、効果の使用も狙える。
 《竜の霊廟》ならこのカード蘇生先となる任意のドラゴン族通常モンスターデュアル《白き霊龍》と共に墓地へ送る事ができ、実質それらのリクルートが可能。

 単体でも2つの効果シナジーがあるが、同一ターンではいずれか片方しか使用できない点には注意したい。

  • 全体的なピンクの色味と中央の宝玉のイラストから、元ネタは鉱物の一種であるクンツァイトだろう。
    20世紀初期と比較的新しい時代に発見されており、2021年には9月の誕生石の1つとして新たに認定された。
    • 鉱物が元ネタというのは上記の原石を意識したのだろう。
  • 漢字表記で使われている「玲瓏(れいろう)」は、「玉などが透き通るように美しい有様、玉のように輝く有様」という意味である。

収録パック等


Tag: 《玲瓏竜クンツァイド》 モンスター 効果モンスター 星8 地属性 ドラゴン族 攻0 守0

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